メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

グランパピエ到着!

2010-06-25 23:11:31 | 
『こだわり人物伝』第3回、第4回
第3回は、どこかの飲み屋の丸テーブルで飲みながら、第4回は赤塚先生の事務所かな?
『レッツラゴン』てこのシリーズで初めて知ったけど、相当シュールっぽい/驚

2001年に撮影した公園でブランコに乗りながらのインタビューでの本人の言葉。

「自分が最低だと思っていればいいの、みんなより。
 一番劣ると思っていればいいんだよ。
 そしたらね、みんなの言ってることがちゃんと頭に入ってくる。
 自分は偉いと思ってるとね、人は何もゆってくれないの。だからダメなんだよ。
 てめえが一番馬鹿になればいいの。(そうすると)なんでもゆってくれるの。
 だから不二夫ちゃんで通っているの。この65になってもね」


バンバンバザール、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO 出演決定!!!
8月13日(金)・14日(土) 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
同じボヘミアンにムードメも出るんだ!野外でゆったり、絶対イイに違いない。いいなあ!


「Cherie Dolce とろけるエクレア ホイップ&カスタード」
マイミクの方が大好きだと書かれてた「エクレア」。名前は見かけるけど、食べたことないかも?
で、気になって上野散歩の帰り道、サンクスに寄って早速買い食い(1袋120円也
なるほど。今まで買わなかった理由が判明。わたしはカスタードが苦手でした
子どもの頃から苦手な生クリームは最近好きな部類に入ったけど、バタークリームで気持ちが悪くなったトラウマで、
それに似てるカスタードクリームは今でもちょっと苦手なため、シュークリーム系も自分では買わないのだけど、
生とカスタードが半々だから若干食べやすく、たっぷり溢れんばかり(実際溢れた)入ってて、甘い~!
これは疲れたカラダに染みわたること間違いなしv ちなみに1個319kcalです
こうゆう食べ物を「コッソリ」食べるのが醍醐味なんでしょうね。納得ですv

それから、「Dr Pepper のcherry味」は、やっぱりチェリーコークと同じだったw でも、色はより赤いっ!
これで両方飲むことができて満足、満足v



そして本日ついに、『グラン パピエ』創刊号がウチに届いた♪ ありがとうございますっ!!!
ドキドキしながら、自分が参加したページを開いたら、ああでもないこうでもないと考えた短文が載ってる~!!!
感激です。。礼×∞
付録のCDもチラ聴きしたら、女性ボーカルのラブソングから始まって、いろいろ入ってる模様。
これからじっくり読ませていただきます!
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『ココ・シャネル』(1981)

2010-06-25 17:37:50 | 映画
『ココ・シャネル』Chanel Solitaire(1981)イギリス・フランス
監督:ジョージ・カツェンダー
出演:マリー・フランス・ピジェ、ティモシー・ダルトン、ルトガー・ハウアー、ブリジット・フォセー、カレン・ブラック、カトリーヌ・アレグレ、アレクサンドラ・スチュアルト、フィリップ・ニコー、ランベール・ウィルソン ほか

trailer

どこかでシャネルを描いた映画の予告編を観て、自らの才能ひとつで成功した女性の生き様に興味を持った。
ブランドものはまったく分からないけど、世界的ファッションデザイナーの人生がこうも波乱万丈だとは知らずに驚いた。
ルトガー・ハウアー懐かしいなあ!ティモシー・ダルトン共々どちらも色男っぷりを遺憾なく発揮している
本作のほかにも、シャーリー・マクレーン主演作(この予告編を観たのかも)、『アメリ』のオドレイ・トトゥ主演作、
『シャネル&ストラヴィンスキー』てゆうフランス映画もあるので、機会があれば見比べてみたい。


story
ハイソな客を相手にファッションショーを催し、自分がデザインした服を身につけたモデルが次々と階段を下りてゆく。
それを見守りながら、ココは自らの人生を振り返っていた。
母が急死し、自堕落な父はココと妹を修道院に預けて消え、叔母が引き取りに来たのは妹が亡くなった後。
歌手になる夢を諦め、叔母とケンカ別れをして、BFのエチエンヌの屋敷に身を寄せ悶々とした日々。
遊びで始めた帽子のデザインが好評となり、エチエンヌの友人で石炭業で成功していたアーサー・カペルの出資で店を持つと大評判に。
カベルのすすめでドーヴィルに2号店を開店。第一次世界大戦から無事復員したカベルと結婚する約束が、
政界進出を狙っていた足がかりとして「貴族の娘と結婚する」と突然告げるカベル・・・


帽子から始めて、服、香水、宝石などへ手を広げ、女性が動きやすい機能性と美の両方を追求しつづけた成功の影に
女性としての最高の幸せと、地獄のような苦しみを味わった、そのギャップが凄まじい。
そうした「愛されたい」孤独感などの負のエネルギーもまた、素晴らしいアートを生み出し得るということ。
世間では「獅子座の宿命を背負った女」と評したが、何かとてつもない偉業を成し遂げるには、
それに見合うだけの犠牲も必要とゆうことか。


今は手の届かない高級な服というイメージだけど、女性をきつく締め付けるコルセットや、
華美で煩わしいだけの服から女性を解放してくれた点で感謝しなきゃいけないのかも。

マリー・ローランサンが「マドモワゼル・シャネルの肖像」て絵を描いてることも興味深い。
ローランサンもビアンだったのか/驚 ゲイの方ってアートや美に敏感てイメージがある。
同時代に、似たような境遇で生まれ育ち、自身の才能で大成功を収めた2人の女性。とても面白い。



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『西の魔女が死んだ』梨木香歩

2010-06-25 11:36:11 | 
『西の魔女が死んだ』梨木香歩/著 新潮文庫

絵本を読んで気に入った梨木香歩の代表作と言ってもいいかも。タイトルはどこかで聞いた覚えがあった。
外国人のおばあちゃんは郊外の自然あふれる中で暮らしていて、ジャムを手づくりしたり、電化製品から遠のいた生活を楽しんでいる。
学校になじめないで悩んでいたまいは、登校拒否児童となり、大好きなおばあちゃんのもとに預けられることになる。
代々、感受性の強い家系で、魔女もいたなんて話から修行が始まる。方法はまずココロを鍛えること。
それは、こないだ読んだ『夢をかなえるゾウ』と同様、日常生活でできるささいな事の繰り返しから。

楽しい日々の中でも、隣りに住む粗野な隣人・ゲンジさんを嫌悪していることで、祖母と距離ができたまま、
単身赴任をしていた父のもとに家族で引っ越すことになり、祖母のことをほとんど忘れかけて2年経ち、
祖母が倒れたというしらせを受けて車で向かう道すがら、2年前のことを回想するというストーリー。

「死んだらそれでなにもかもおしまい」てゆった父親の言葉に傷ついたことが大事な伏線となっている。
まいが話す学校での女子の行動って、どこでも同じなんだねえ!
何人かのグループにさっくり分かれて、トイレ行くのもなんでも一緒。
お互いに仲良くなるにはカンタン、嫌いな人を1人作ればいいって分かるなあ!
わたしも学生の時は、そうゆうのがバカバカしくもあり、面倒くさくもあり、でも逃れられない狭い世界に縛られざるを得ないのがイヤだった。

p.223「解説」抜粋
「その人の持つ素質を伸ばす・自分で考え、自分で決めるという魔女修行は、本来の人らしい人になるということなのかもしれません。」

ラストを読んだら電車の中で思わず泣きそうになってヤバかった。
映画化もされているからそちらも要チェックだ。


「渡りの一日」
上記のまいのその後の物語が併録されていた。
山に登って渡り鳥を見に行く予定が、気分屋で行き当たりばったりな友だちショウコのおかげでどんどん予定が狂い、
展覧会に行くことになり、足をくじいた同級生のためにサッカーの試合に行くことになり。。
でも、最後にはすべてが信じられないくらいにうまくまとまって、「予定通りにいかなくなったらどうなるか?」て実験は先送りとなる。

大型トラックに乗って運送の仕事をしてる女性、昔ながらの主婦をやってる女性、いろんな生き方があって、
これからもどんどん女性の働き方、生き方は選択肢が広がってゆく、自分たちが変えてゆくんだって自覚するまい。

p.217抜粋
「ことは、とても単純(シンプル)よ。好きなこと、やりたいことを仕事にする」


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