メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

町歩き@両国 その1 慰霊堂(震災記念堂)

2010-06-17 19:47:34 | 町歩き
慰霊堂(震災記念堂)
地下鉄大江戸線「両国駅」出て、歩いて5分ほどの横綱町公園内にあり。
公園に入るとすぐに「鐘楼」があり、立派な建物の慰霊堂が無料で開放されている。
中に入ると、様々な水害からはじまって、「関東大震災」と「東京大空襲」を描いた大きな絵画と、写真が天井に並んでいる。
無数の犠牲者の方々が安置されているということもあり、お線香とロウソクがあげられていた。

慰霊堂を出ると横にはさまざまな種類の花を植えた花壇がある。平和への祈りを込めて市民の方が造られたとか。
日本庭園には多種多様な樹木が植えられ、池もある。追悼碑もいくつか建てられていた。

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町歩き@両国 その2 東京復興記念館

2010-06-17 19:47:33 | 町歩き
東京復興記念館
こちらも入館無料。趣のある煉瓦造りの建物内は意外と広くて、
思ったより展示物が多様にわたっている上、ボリュームもあり。
美術館と違って、窓からの日差しが強くて館内が異常に暑かったのと、展示品に光が当たって見づらいのが難点。
迷路のように入り組んだ順路は行きつ戻りつしないと見れないので、もう少し見せる工夫が必要かと思われた。

地震当日の大きく針が触れた観測データ、当時のまま止まっている時計、高熱で溶けてしまった自転車や貨幣などなど。
焼失してすべてを根本的に改造しようとした「東京市改造計画」の資料も多数。

都内に意外と大小さまざまな公園があるのが今までフシギだったけど、
大震災の後、緑の公園が大火災になった場合の避難所にも有効であるという教訓を学んだ人々が、
大都市計画の重要課題のひとつとして盛り込み、たくさん公園をつくったということが分かった。
ほかにも道路整備、水路なども大改造したが、不幸にも後の大空襲でふたたび東京は破壊されることとなった。
実際、被災から復興までを見てきた人々による絵画、写真、持ち寄った品々を見ると、
歴史本の中のことじゃなく「本当にこんなことがあったんだ」という実感が沸いてくる。


外に出ると、地震と火災で倒壊したビルの一部や、ボディは焼け落ちてシャシーだけが残ったクルマなども展示されていた。
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町歩き@両国 その3 旧安田庭園×野見宿禰神社

2010-06-17 19:47:32 | 町歩き
旧安田庭園
横綱町公園のはす向かいに入り口があり、こちらも入場無料なのが嬉しいv
園内には大きな丸い屋根が特徴的な「両国公会堂」もある(入れないよね?
藩主のお屋敷だっただけあって、心字池、灯篭、太鼓橋、伏見神社などなど、
日本庭園特有のすべての要素が凝縮されてて、どこから眺めてもカンペキな構図が素晴らしい!
土地柄、外国人客もちらほらいた。


野見宿禰神社
反対方向にまで足を延ばして、ビルの間のこじんまりとしたスペースにひっそりあるこちらの神社へ。
「歴代横綱の石碑」が2つあって、初代から最近の力士まで名前が刻まれていた(見ても全然分からないけど

反対側の「緑図書館」にも寄るはずが暑さのせいか通り過ぎてて、戻る気力もなかったから、
そのまま地図に載ってる「元禄二八そば処 玉屋」さんに行ったら・・・お休みでした。ガーン・・・凹凹凹
あれ?サイトには「定休:水曜」て書いてあるのに、なぜ/涙

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町歩き@両国 その4 カフェテリア ニューストン

2010-06-17 19:47:31 | 町歩き
カフェテリア ニューストン
てことで、またまた昭和カフェに入ってしまいましたw
ほかにもお蕎麦屋さんはあったけど、ランチ時の麺屋っておじさまたちの坩堝でちょい入りづらいことに気づいたため
エビピラフとかもあったけど、敢えて「焼肉ピラフ」+アイスコーヒーのセットを注文。
注文をとってる女性の方がキッチンにオーダーを告げる声がやけに長~~~~~くあとを引くのが面白かったw
ピラフもお肉入りだけど、上にも牛肉スライスがのっかってて斬新。美味しくて完食v
アイスコーヒーは若干薄めかも

隣りの席に30代前半くらいの男性と、40代くらいの男性客が座って、なにやら真剣なご相談があるとのこと。
聞こえてくるから聞いてたら、「実はお金貸して欲しいんです」「え?いくら?」「・・・430万円ほどw」/驚
おじさんビックリだよね!関係ないのにわたしもビックリしたもの。
「一体何に使うの?」「・・・・・」しばらくの沈黙がさらに怪しい。
よくは分からなかったけど、なにやらどこかの国の病気を治すのにクスリが必要だから、その拠点の費用みたいな感じ。
志は高くて結構だが、住宅ローンも月12万円かかってるんだって!「まず、そっちが先だろう」激しくなっとく。
「理想はいいけど、銀行か会社から借りたらどう?」と乗り気じゃないおじさん側。
その後の展開も気になったけど、もう行かねばなりません。グッドラック!
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町歩き@両国 その5 江戸東京博物館

2010-06-17 19:47:30 | 町歩き
江戸東京博物館


今は特別展はなくて、常設展のみ。次回の特別展は昆虫がテーマ。絶対見ませんよー!

お目当ては、企画展「発掘された日本列島2010」
こないだ見た「北区飛鳥山博物館」の展示室からこちらに移されてるモノもあって、見たかった。
「今なぜ邪馬台国なのか」ってゆうテーマも映画で観た「卑弥呼」にリンクするし!

それにしても広いっ 以前一度来た時もムダにバブリーな造りだなって呆れたのを覚えてるくらい
展示室へ渡るために実物大で復元された「日本橋」とか、ほぼ1軒家建てちゃってる勢いの「中村座」などなど金のかかり方がハンパじゃない
中学生や高校生の社会科見学のコたちは走り回ってたが、お年寄りや身障者の団体様は出口に着く頃にはグッタリになってしまっている。
3階の屋外なんて、別に何も利用してないようなだだっぴろいスペースがあり余ってたし。なんだかなあ・・・

常設展は5、6階で、大きく分けると、「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」。詳細はサイトで大体分かるのでご参照ください。
13時頃から見始めて、もうさんざん歩いてきたから脚もすでにパンパンだし、集中力がありません
なので、ロクに説明書きも読まずに展示物を眺めて楽しんだ。以前見た記憶もちょこっと残ってるし。
実際体験できたり、実物大の復元で分かりやすいから、インパクトがあって子どもたちも感動してた。

わたしは、午前中に見た慰霊堂とかのつながりで、やっぱり震災と空襲のコーナーで心を動かされたな。
誰が撮影したのか、B29から巨大な焼夷弾をものすごい勢いでバラまいて、東京が火の海になる模様の映像が流れていて胸が痛くなった。

7階の図書館は蔵書整理のためお休み。残念。
途中の3階と1階(だっけか?)にはミュージアムショップも充実してて、可愛い手ぬぐいもいろいろあった
閉館まであと1時間くらいあったけど、団体客もほとんどいなくなって、わたしも帰宅。


しかし暑かった!!!
予想気温が30度ってなってたから、それなり真夏の装いで出て正解。
梅雨のはじまりの貴重な晴れの日を有効に使って、今日も1日歩いた!濃い1日でした~!



最後の写真は、博物館の外にあった徳川家康公。なぜかカメさんに乗ってますw
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