メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

町歩き@飛鳥山公園(渋沢史料館)

2010-06-11 20:49:25 | 町歩き
飛鳥山公園にある3つの博物館が見れる三館共通券は720円で、切り離さなければ3ヶ月有効。


渋沢史料館


渋沢栄一さんてあらゆる偉業を成し遂げたすげえ人だったのね!スイマセン、初めて知りました/滝汗
幕末を経て、パリ万博で吸収したことを日本で実現し、平和のために青い目のお人形さんと日本人形を交換したり、
政界引退後は、高齢者のための施設、女子の教育、銀行や商工業にも深く関わり、
たくさんのお子さんやお孫さんも成功して、91歳の大往生。
みっちり!とにかく、これ以上ないくらいの大活躍ぷり。

・・・にしても。

おばちゃんの団体さまが一緒で、腹から出るドデカイ声によるおしゃべりで集中できません
お父さんたちが一人公園ベンチで寝ている間、おばちゃんたちはこうして博物館で美味しいランチを食べながら、お友達と喋って人生を楽しんでるんだな。
博物館には小学生高学年くらいの子どもたちも社会科見学に来てたけど、彼らより俄然賑やかだ。
なにせ、いちいち展示物なんかじっくり見ちゃいない。話のネタになればいいてな感じ。
だけどなぜだか奥さんがどんな人か、子どもを何人産んだかには異常な関心をもってるのがフシギ。。
純粋な欲求に従って生きているってゆう点で、いつもこんなおばちゃんには「尊敬の念」を抱いてしまう。「畏怖心」といっても過言ではない。
そして、おばちゃんたちの話題はここでも、普遍的な「病気」「介護」「噂話」。
でも、こうゆうおばちゃんが握るおにぎりや、煮物は絶対美味しいんだよね。間違いない。

史料館のチケで入れる「青淵文庫」(写真参照)と「晩香廬」は毎週土曜日に公開か。残念。
でも、以前渋沢さんが住んでいた頃のなごりはあちこちに残ってた。茶室跡や、そこまでの踏み石、休憩場所とか。
休憩場所では女性が1人でオカリナの練習をしていた。ずっと館内音楽だと思ってたんだけど/驚
鳥居や祠もあった。

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町歩き@飛鳥山公園(北区飛鳥山博物館)

2010-06-11 20:49:24 | 町歩き
北区飛鳥山博物館

こうゆう地域ごとの歴史資料を集めた博物館って好き。大体は縄文&弥生土器から始まるんだよねv
東京湾の地形の変化のコーナーは面白かったな。ブラタモリ見てるみたいな気がしてきたw
昔は「古東京川」や「古東京湾」があって、何度も海に沈んだり、陸が今よりもっと広がってたりしてたんだ
そのうち富士山が大噴火して関東平野に灰がかぶって「関東ローム層」が形成されたり。
そうゆう悠久の時間の流れが、しっかりと地層に現れてる。
テフラ=地学で、火山砕屑物(さいせつぶつ)。

貝塚にはニンゲンも土葬されてて、ゴミ捨て場じゃなくて、もっと神聖な場所だったんだ/驚
竪穴住居や、度重なる洪水対策で建てられた民家も再現されてて、けっこうお金かかってます。
定期的にスタッフが館内装置を点検してたし、来館者に説明してたり、サービスが行き届いているのが素晴らしい

水辺のジオラマもあり(ジオラマ大好き♪
カルガモ親子は可愛かったが、やけに羽がリアルなのがとっても気になります/滝汗

企画展示は、「北区の文化財特別公開 冨士に込めた願い!」で、富士講について。
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)は富士山の神さまらしくて、社に祀ってあった。
何度かいろんな機会に見かけるこの富士講の展示で、都内にもあるという富士塚が気になってきた。
昔から思ってたけど、「富士」て名前がつくとなんだかご利益がある感じがする。
富士銀行、富士フィルム、なんでも名前についた大企業もたくさんあるし。
スカパラのロゴにもそいえば富士のイラストが入るねv

ランチは館内併設のカフェ。いかにも博物館内って感じの雰囲気&メニューだけど、
ボンゴレスパゲッティ+サラダ+コーヒーのセットで800円ほどで美味しかった。
窓から館内と、外の緑が見えるのがイイ♪

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町歩き@飛鳥山公園(紙の博物館)

2010-06-11 20:49:23 | 町歩き
紙の博物館
ここはずっと昔一度か二度来たことがある。
一度目はたしか、図書館司書補の資格を取るためのサマースクールに通ってた際に実習かなにかで来た。
二度目は何年も前に町歩きで来た気がする。あの時は都内の無料もしくは安く観れる小さな博物館、美術館巡りだったかな(ま、今とあんまし変わらんか
常設展のパピルスコーナーを楽しみにしてたけど、あれ、こんなに小さなコーナーだったっけ?

1Fは「紙パルプの原料のいろいろ」「さまざまな加工紙」など、2Fは森のリサイクルをクイズ形式で学べるコーナー、
3Fは和紙や洋紙の手すきの歴史などと企画展コーナー。

「紙の博物館創立60周年記念企画展 金唐革紙の魅力 ~過去から未来へ~」
旧岩崎邸庭園で初めて見た金唐革紙をまたここでさらに詳しく知ることが出来た。
段ボールの素材で作られたイス(驚)に座って見た25分の映像コーナーでは、
いまではもう創られなくなった伝統的な金唐革紙を、歴史資料等をもとに甦らせる活動をしている方が、
和紙を丁寧に糊で重ね合わせて~銀箔を貼って~レリーフが彫られた木の型に貼って~
様々に工夫を凝らした数種類のハケで打って模様を浮き上がらせ~彩色するってゆう長い工程を実際に見れて興味深い!


飛鳥山公園
「八代将軍吉宗が江戸庶民の行楽のために桜を植樹し開放した、日本初の公園」とのこと。
いきなり佐久間象山先生の「桜賦(おうふ)の碑」を発見!驚×5000
「こどもらんど」には、象の滑り台、蒸気機関車D51、旧都電まであって、たくさんの親子連れで賑わってる。
そのうちなにかの撮影隊がやってきて収録してたし。

その下には「大噴水」や小川のせせらぎもあって、中学生女子らがチームジャンプ(長縄跳び)の練習をしてた。
駅から公園までは階段で登ってきたけど、急勾配を一気に上がる「あすかパークレール」てゆうモノレールもありv
大小さまざまな碑もあれば、「平和の女神像」(長崎の平和祈念像を造った北村西望さん作)もあるし、観世音菩薩像もある。
木々が風に揺れて葉のすれる音を聞きながら歩くのは本当に気持ちが安らぐ

帰りは都電に乗ってみた♪夕方ともなると、けっこう混むね
今日も歩いた、歩いた!充実した1日でした~!


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