■『キャッチボール屋』(2005)
監督:大崎章
出演:大森南朋、キタキマユ、寺島進、松重豊、光石研、水橋研二、内田春菊、庵野秀明、三浦誠己、康すおん、峰岸徹、キム・ホジョン(特別出演) ほか
音楽:SAKEROCK 挿入歌:「夢先案内人」(唄:山口百恵)
大崎章さんの記念すべき第1回監督作品とのこと。サケが音楽を担当してるってことで気にはなってたけど、
こないだサケ友からサントラ貸してもらって、とっても良かったから、やっと観てみたv
最初からメロディが流れてきて、つい音楽に気をとられちゃったけど、ゆる~い展開にだんだんハマって、
最後はまんまと映画のストーリーの中に入り込んで、じぃ~んとした感動が残った。
▼story
リストラされたタカシは、学生時代の野球部員と飲んだ勢いで、昔告白できずにいた女性に連絡するつもりで東京に出てくるが、
泥酔して目を覚ましたのは公園のベンチ。何が目的でここに来たか理由をすっかり忘れてしまっていた。
「キャッチボール10分で100円」という商売をしてるおじさんから留守を頼まれて、おじさんはそのまま失踪。
「困ってるみたいだから、このアパート使ってください」という好意に甘えたのはいいが、借金がたまっている様子。
甲子園の夢が破れた男性、ランチに訪れるOL、借金取りなど、常連とも顔見知りとなって、それぞれの人生が交錯してゆく。。
野球って、人生にものすごいインパクトを与えるスポーツだね。
社会人になってもまだチームの上下関係がバリバリ残ってたり、甲子園なんて大イベントが絡むと余計に、
一生ひきずりかねないところって独特だなって思う。
主人公タカシのボゥーーーっとした、反応が遅れる感じが、ちょいイライラするんだけど、
冴えない男から、なにかふっきれていく過程で、タカシのよさがチラチラ見えてくるところがズルい。
都内の公園て子どもが遊んでたり、おじさんがベンチで寝てたりってゆう個々の使い方のイメージがあるけど、
こうゆう何気ないキッカケから生まれる人とのつながりってゆうのも面白い。意外と高度な関わり方だよね。
しょんべん小僧の相方さんが盗まれて、その犯人探しがあったり、訳ありな連中のバックグラウンドが気になったり、
日常のちょっとした出来事から、それぞれの人生のトラウマにつながる出来事へと発展したりして、
ゆるい流れの中にも、伏線が効いてて、味わい深さ、懐の広がりを感じる。
監督がサケの音楽を聴いて、作品と通じるものを感じて即OK出した気持ちが分かった気がするな
監督:大崎章
出演:大森南朋、キタキマユ、寺島進、松重豊、光石研、水橋研二、内田春菊、庵野秀明、三浦誠己、康すおん、峰岸徹、キム・ホジョン(特別出演) ほか
音楽:SAKEROCK 挿入歌:「夢先案内人」(唄:山口百恵)
大崎章さんの記念すべき第1回監督作品とのこと。サケが音楽を担当してるってことで気にはなってたけど、
こないだサケ友からサントラ貸してもらって、とっても良かったから、やっと観てみたv
最初からメロディが流れてきて、つい音楽に気をとられちゃったけど、ゆる~い展開にだんだんハマって、
最後はまんまと映画のストーリーの中に入り込んで、じぃ~んとした感動が残った。
▼story
リストラされたタカシは、学生時代の野球部員と飲んだ勢いで、昔告白できずにいた女性に連絡するつもりで東京に出てくるが、
泥酔して目を覚ましたのは公園のベンチ。何が目的でここに来たか理由をすっかり忘れてしまっていた。
「キャッチボール10分で100円」という商売をしてるおじさんから留守を頼まれて、おじさんはそのまま失踪。
「困ってるみたいだから、このアパート使ってください」という好意に甘えたのはいいが、借金がたまっている様子。
甲子園の夢が破れた男性、ランチに訪れるOL、借金取りなど、常連とも顔見知りとなって、それぞれの人生が交錯してゆく。。
野球って、人生にものすごいインパクトを与えるスポーツだね。
社会人になってもまだチームの上下関係がバリバリ残ってたり、甲子園なんて大イベントが絡むと余計に、
一生ひきずりかねないところって独特だなって思う。
主人公タカシのボゥーーーっとした、反応が遅れる感じが、ちょいイライラするんだけど、
冴えない男から、なにかふっきれていく過程で、タカシのよさがチラチラ見えてくるところがズルい。
都内の公園て子どもが遊んでたり、おじさんがベンチで寝てたりってゆう個々の使い方のイメージがあるけど、
こうゆう何気ないキッカケから生まれる人とのつながりってゆうのも面白い。意外と高度な関わり方だよね。
しょんべん小僧の相方さんが盗まれて、その犯人探しがあったり、訳ありな連中のバックグラウンドが気になったり、
日常のちょっとした出来事から、それぞれの人生のトラウマにつながる出来事へと発展したりして、
ゆるい流れの中にも、伏線が効いてて、味わい深さ、懐の広がりを感じる。
監督がサケの音楽を聴いて、作品と通じるものを感じて即OK出した気持ちが分かった気がするな