メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ブラタモリ第2シリーズ最終回

2011-04-01 18:07:54 | 日記
とうとう第2シリーズが早くも最終回/寂 ラストは渋谷。49分の拡大版だった。
改めて何を紹介するのかと思っていたけど、いつも通ってたあの場所、この場所にこんな歴史があったなんて!とまたビックリさせられた/驚

渋谷をブラタモリ

渋谷の深い谷を作ったのは渋谷川。「川の跡には商店が栄える」byタモさん名句
新宿区と渋谷区の区境に源流がまだ残っていたのには感動。

その昔は、天龍寺の池が源流で、今では池はないが水琴窟として感じることができる。
宮益坂も紹介されてた!富士見坂と呼ばれ、昔は富士山が見えていた/驚

古地図ハンカチ笑った!

金王八幡宮には平安時代の武士の城があった。

銀座線渋谷駅が開通したのは昭和13年。タモさんが地形に興味を持ったきっかけなんだ~!
事務所のそばがもう車庫!東横線と副都心線がつながるのか。。
閉所&暗所恐怖症にはますます住みにくい街になるなぁ。てか、地下ってそんなに安全?!
これ以上コンパクト、深い地下にトンネルいりません

ラストは「のんべい横丁」ってw
また第3シリーズやるよね?ぜひお願いします/願×5000


先週のバンバンラジオも福島さんの自宅からver.だったようだが、実家にいて聴けなかったのが残念。
サム・クックなど、またステキな音楽が流れたんだね

今週からメンバと西川さんが戻ってにぎやかに戻りつつ、ミュージックエディションとして音楽中心の1時間v
大好きなオーティスも歌ってた♪FA FA FA(Sad Song) ほか、思わず口ずさんでしまう曲もたくさんで嬉しかった。
ウチにあるサム・クックのライブ盤も聴き直して、またココロがあたたまった。


It's All Right/Sam Cooke


「われわれがいちばん欲しいと思っているのは、
 ただしっかりと抱きとめてもらい、
 そして言ってもらうことなんだ・・・
 "みんなそのうち、きっとよくなりますからね"って。」
(『 Other Voices, Other Rooms 』)



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ベルナール・ビュフェ展@ニューオータニ美術館

2011-04-01 16:49:39 | アート&イベント
ベルナール・ビュフェのまなざし フランスと日本 3/19(土)~5/29(日)

ビュッフェをまた観れるのを長いこと待っていた!
以前、展覧会で観て、「ピエロ」の赤に惹かれてから、また観たいとずっと思ってた。
ニューオータニ美術館は永田町駅7番出口を出て、弁慶橋を渡ってすぐのホテルの6F。
先月、地震に遭った場所と近いからイヤな感じはあったけど、観たいんだからしかたない
地下鉄構内は節電のために暗くて、ひんやり、ひっそり。早く地上へ出たくてつい小走りになる。
黒スーツでキメたフレッシュメンらの団体が遠足のように歩いてたな。

入り口を入ると、もうすでに高級ホテルの雰囲気バリバリで
スニーカー&リュックじゃ泊り客じゃないのがバレバレw
ビジネスマン風の人たち、スーツケースを引っ張った旅行者風の人たちで賑わっている。
美術館は6Fのひと区画のみ。豊富なコレクションは常設展をするスペースもないから企画展と交互に公開しているとのこと。

今回、公開されたのは26点。どれも素晴らしくて、来てよかった!てか、ここ最近で一番良かったかも?
わたしは初期の抑えた色調の絵が好き。後半は意外とカラフルなのもあって驚いた。
ビュッフェの力強い直線には、華やかな色なんて必要ないんだ。
わたしがもし喫茶店をやるなら、店に飾るのは迷わずビュッフェだな。


普通なら退屈するだけの静物画や風景画も素晴らしく、絵の前に立ってしばしウットリする。
展示作品の中でもっとも気に入ったのは、「風車小屋」。手前の道が奥の家に到達するまでが描かれていて、
ちょうどそこに立って見えている風景そのままなサイズだけに、
このまま歩いて行けば、あの家に入れるんじゃないかって思えた。

人物画は、皆とりすましたような無表情が特徴。「アナベル夫人」はパリっとした美人画。

親日家だったようで、後半は日本を訪れた際に観たものを描いたシリーズだった。
力士が巨大!鶴も怪鳥みたいに大きい!白と黒の組み合わせは好きだったんだろうなあ。
「東京の高速道路」も複雑な高架橋とビル群が絶妙に1枚の中に納まっている。

81年には、アナベルの文章とビュッフェの文字による『日本旅行』の挿絵のために24点のリトグラフを制作している。
それも観てみたい。
ほかにも、「目玉焼きのある風景」、「百合の花」、「手品師」が印象的だった。





奥の部屋では、1枚の作品が生まれ出るまでの短編映画が無声で流れていた。
テロップには音楽スタッフ名も書かれていたから、元は音が入っていたのでは?

煙草を吸い吸い、ぞんざいとも言えるような勢いで黒い線を引いてゆく。
いったん描いた下書きを消して、その上にどんどん線を置いてゆくと、次第に中央に巨大な牛頭が現れる/驚

白絵の具に油を足して、これまたぞんざいにナイフを使って塗りこんでゆく。
ごってごての机自体がパレットと化してて、
古い映画フィルムのせいで実際の色は分からないが、
例の独特な、微妙な色を作っては、黒い線の間を埋めてゆく。

おもむろに背景を一気に黒く塗りつぶし、細部の色を入れてから、
ソファーに座って一服しながら静かに絵を眺めること数分。
デザイン化されたサインを丁寧に書いて完成。
お見事。口笛を吹きたくなる。



ベルナール・ビュフェ美術館
静岡かぁ・・・いつかきっと行こう。


てっきり短命な画家のひとりと思いこんでいたけれども、同時代を生きていたんだ!驚
やりたいことだけをして、愛する妻と子を持ち、自らのタイミングでこの世にさよならを告げるなんて、
なんて幸せな人だったんだろうと思う。


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ホテルニューオータニ

2011-04-01 16:49:38 | 町歩き
ホテルニューオータニ

前回の六本木の時と同じく、せっかくだから窓から見えた見事な日本庭園も見ていこうと思い、
コートを預けたクロークのスタッフに聞くと、階下まで下りなくても、
6Fの奥のレストランの脇から庭園に入れるという/驚
入り口が狭くて、結局分からず通り過ぎて駐車場まで行ってしまって、
車を案内していたスタッフにもう一度聞いて、別の入り口から入った

真っ赤な太鼓橋が2つ、せせらぎには「このビオトープは生物体系を崩す恐れがあるので立ち入らないでください」?などという看板があちこちにあった。
ビル6階分の傾斜が庭にもつけられ、水が流れ落ちる様は圧巻。
途中、滝になっていて、ホテルからも見える。

巨木から小さな花にいたるまで、ちゃんと季節の移り変わりが計算し尽くされた配置と種類が植えられていて、
途中あちこちに自然と一体化したような建物の食事処がある。
池には立派な鯉がうようよ泳いでいて、作業員のおじさんたちが藻を清掃したり、生垣等を直していた。

まだ時間があったから、もうちょっと歩いてみてもよかったけど、下調べなしでは皆目分からないため帰ることにする。
今日も晴れ。冬のコートはちょっと暑いけど、まだまだ寒暖の差は激しいから気は抜けない。

その他の写真は、またフォト一覧でどうぞ。


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