メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

フィギュア世界選手権2011 女子ショート

2011-04-29 23:30:03 | フィギュアスケート
フィギュア世界選手権2011 女子ショート

<ペア>
デススパイラルってネーミングがすごい。男性の脚の角度が90度、手を替えると加点らしい。

▼高橋 成美/マーヴィン・トラン(日本)
高橋の小柄ながら強気、繊細で優雅な滑りが好感度大。
ペアの過剰でねちっこい演出が苦手なわたしとしては見ていて清々しかった。

▼川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)
ドビュッシー♪月の光 キャリーリフトなど、雑技団みたいだな。川口は肩の手術を乗り越えての出場。

▼アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコウィー(ドイツ)
ピンクパンサーのテーマに合わせてショッキングピンクの全身タイツって思い切った衣装。金メダル。
ずっと気になってたけど、こうゆう4分半の曲を構成してる人ってどんな人たちなんだろう???

▼クィン・パン/ジャン・トン(中国)
毎回絡みつくような演技で見せるペア演技。ベテランの安定した技を見せたが思うように得点が伸びず銅メダル。

▼ポロソジャル/トランコフ(ロシア)
♪ロミジュリ グレーの衣装が可愛い。情熱の演技で銀メダル。


<女子ショート>

▼ファスト(ベルギー)
16歳にしては堂々としてる。1つ1つの技を丁寧に確実にキメた。ノーミス。

▼サラ・ヘッケン(ドイツ)
17歳。こうして次世代を担う若手の演技を見れるのも嬉しい。背中に薔薇の入った華やかな衣装。
各国で選りすぐりの選手だけあって、みんな全体のバランスが良く、レベルが高い。

▼ヴィクトリア・ヘルゲション(スウェーデン)
輝くようなブロンド美人。2×2から、ループもなんとか堪えた。その後は落ち着いてたが表情は暗かった。

▼ヨシ・ヘルゲション(スウェーデン)
姉妹で世界選手権に出てるんだ!驚 

村上佳菜子
ノーメイクだとほんとまだ幼くて可愛い!衣装変えた?白に黒いライン。第4グループ一番手。
3×3キメちゃうところがこの子のスゴイところだよなあ!真っ赤なチークがまた初々しい
早い曲に飲まれて本番で調子を崩しちゃうパターンもよくある中、ノリは保ったまま冷静に「ノーミス」の目標にチャレンジ。
バランス崩してちょっと氷を削った場面もあって、キス&クライでは納得いかない表情だった。

▼シンシア・ファヌーフ(カナダ)
なんだかヌーディなセクシー衣装。コンビネーションは2×2に。大柄な身体を効果的に使って見せる演技。

▼アレーナ・レオノワ(ロシア)
ずっと調子が悪い印象が強かったけど、♪サーカス、♪道 クリクリパーマかけたのね!
3×3キメた!ホームでのびのびと滑れてる感じ。彼女らしい豊かな表情も見れてよかった

▼カロリーナ・コストナー(イタリア)
♪ガルシア・フラメンコ 3×3入った。フリップで転倒。彼女も長い手足を効果的に使って滑る。
8年連続出場って記録もハンパないよね。

▼クセーニャ・マカロワ(ロシア)
レオノワとまったく違った個性。雰囲気がお騒がせセレブ、パリス・ヒルトンぽいw 3×3も自信たっぷり!
せわしないほどスピーディな振り付け。クラブアレンジなインド民謡みたいなフシギな曲。

▼エレーネ・ゲデバニシビリ(ブルジア)
♪シカゴ またまたブロンド美人。片足でのステップが長かった。やたらと張りのある曲だな。


最終グループはいずれも存在だけでも圧倒的な大スターばかりが集結
これってホントに抽選か?ってくらい演出された滑走順序

安藤美姫
前回のガッツポーズシーン流しすぎ 今シーズンは本当に充実してた。その自信はメンタル面も強化した。
3×2からスタート。穏やかな曲調に合った動きが柔らか。スピンも速く、軸がしっかりしてる。
純白の衣装の左脇の下がほつれてるね インタビューはなんだか疲れて暗かった。

▼アリッサ・シズニー(アメリカ)
女子もみんな日本に温かいメッセージを送ってくれて感動した 3×2から入った。ルッツでつまった。
上品で清楚な空気感は彼女の大きな魅力。何度見ても見飽きないスピンの美しさはカンペキ。
佐藤有香コーチって、佐藤信夫コーチの娘さんなんだ!驚

▼キーラ・コルピ(フィンランド)
彼女のクラシックな美しさにも癒されるなあ!最初に転倒。飛躍的な活躍をした今シーズンの締め。
この♪虹のかなたに のステキなプログラムも見納めなのが残念。

▼レイチェル・フラット(アメリカ)
♪エデンの東 3×2。ルッツがダブルに。序章から徐々にドラマティックに盛り上げて、
2分という短い時間の中で壮大な物語を見せてくれる。それだけにジャンプのミスが残念。

浅田真央
背中が編み模様になったセクスィ衣装。アクセルは両足着氷っぽい?!3×2のコンビネーション。
タラソワさんに鍛え上げられたステップは健在。あっという間に終わっちゃった!うーん・・・6位。
毎回、ショートには苦しむなあ!回転不足だったのか。

キム・ヨナ(韓国)
今シーズンの出場はこれだけ。理由は分からないが、今大会に向けて、きっちり照準を合わせて来るのが彼女の底力。
♪ジゼル 「ジゼルの叶わぬ恋はそれでも叶ってしまいそうだ」てアナ
最初のルッツで崩れた。3×2。バレエ的演出。スピンの速さ、表現力は追随を許さない。

真央ちゃんの前に常に立ちはだかる大きな壁。ブランクなどまったく感じさせないこの精神力はすげえな!
ミッシェル・クワンの義兄である新しいコーチ。ショートで1位。こりゃまた優勝をかっさらうのか?

素人目から見ると、技術力としては真央ちゃんも、キムも同じくらいな気がしてるんだけど、
毎回、ジャッジの評価はキムなんだよね、ちょっとフシギ。


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『ブイヨンの気持ち。』糸井重里/著

2011-04-29 15:31:09 | 
『ブイヨンの気持ち。』糸井重里/著

気まぐれカメら

この「ほぼ日」で知った、糸井さん宅の可愛いジャックラッセルテリア、ブイヨンの日記が本に。
糸井さんて、コピーライティングだけじゃなく、作詞したり、絵本の翻訳したり、本も書くし、ほんと多才な人だなあ!
そっか、糸井さんの奥さんて樋口可南子さんなんだ!(遅っ!
2人とも忙しいだろうに、3人で散歩させる写真もたくさんある

家の中もとってもステキ
ペットブログ書いてる人って、みんなオシャレだよね~!めんまさんちも可愛くてほんと憧れてしまう。

ほんと、ブイちゃんいい筋肉してる
トレーナーさんに「運動がちゃんと足りてますね」て褒められたのも納得。
犬目線で歌っている日記と、人間目線の日記とある。
糸井さんならではの自由な言葉遊びが楽しい

短い脚と、大きな顔と耳、頭のてっぺんとお尻の丸い斑点、棒みたいな尻尾、どこも完璧カワイすぎ!!!
お父さん(糸井さん)は、いつもものすごいうつ伏せで寝てて苦しくないのかな?
富士丸くんにも会ったんだ!
首と胴を結ぶリード?って面白いね。

犬が認識している街の地図と、身の回りのモノを紹介している長野ともこさんのイラストもかわいい

サイトを見たら、続編も出てるっ!『ブイヨンの日々。』だって。読まなきゃ♪
2011年4月28日ごろからネットで発売って、ほんとに出来たてホヤホヤなんだ!
海洋堂が創った本物そっくりなフィギュアまである!!!


<本文抜粋メモ>
p.134
犬がぼくらを咬まないということ、
そして、犬がものを言わないということ。

犬とボールなどで遊んでいるときに、興奮した犬の歯と、自分の指がぶつかってしまうことがたまにありました。
ほんのちょっとしか触れなくても、ぼくの指は、その衝突を感じとりますし、犬の歯も、同じようにそれを察知します。
その瞬間から、犬は、いままでのはしゃぎぶりを忘れ、ぼくから目をそらし、少し離れたところに立って、じっと許されるのを待っています。

ぼくは、それほど厳しく躾けたおぼえはないのです。
しかし、犬の歯が人間を傷つけることがあったら、犬と人との関係は、とても難しいものになることは、よくわかります。
ぼくだけでなく、犬のほうもわかっているらしい。
人を咬もうとして咬んだわけでなくても、犬は、それがいけないことだと知っているようです。
あの、叱られるのを覚悟したときの静けさは、逆に、ぼくの父親な部分を強く刺激します。
「さぁ、いまあったことは忘れて、もう一度ふざけようぜ」と言って、元気を戻してやることになります。

これは、ぼくと、うちの犬との間の話なのですが、ぼくらの祖先たちと、犬の祖先たちとが、
長い長い時間をかけて築いてきた友好の関係が、こんなときに見えるような気がするんです。

犬と暮らしていて、ぐっと愛情が深まったような気がするのは、犬が「ものを言わなかった」ときです。
なにか誤解されても、強く訴えない。手助けが欲しいときでも、じっと黙って待っている。
・・・なんてことがあると、犬が言わなかった分まで、人間がわかってやらなければと、強く思うようになります。

たぶん、人間と人間のコミュニケーションにも、そんなふうなところがあって、
「ものを言わないこと」の価値は、「じょうずにものを言う」よりも、深いところで相手に伝わるように思います。


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フィギュア世界選手権2011 男子フリー

2011-04-29 15:10:39 | フィギュアスケート
フィギュア世界選手権2011 男子フリー
4回転が回転不足でも得点になるというルールに変更されたということで、これは挑戦したほうがいいよね。
コンビネーションも増やさなきゃならなくなった?ジャンプ数がさらに多くなった感じ。
コリオステップは加点がつかないから、自由に表現できるようになった?
なんだか、どんどん複雑になってきて、ついてゆけてません。。

▼F.フェルナンデス(スペイン)
4回転を2回急に酔っぱらい?みたいになるステップ。3×3で転倒。剣で戦っている設定か。
動きが激しい分、体力の消耗も大きいのでは?最後のスピンがちょい乱れて時間もオーバーした。

▼ブライアン・ジュベール
4回転キレイにキマった。2回目も狙ったが3回転に。海のような青い衣装。第九も含んだクラシック・メドレー。
なんだろ、最後は早く終わりすぎて時間が余ってた感じw 手を切って流血しても笑顔

▼トマシュ・ベルネル(チェコ)
4回転は転倒。マイケルの曲はノリがよくて、選手も気持ちを乗せやすいし、お客さんも盛り上がる
アクセルも失敗。その後は盛り返してステップも粘った。

▼リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)
教授みたいな表情から入って、曲は「シャーロックホームズ」。ドーナツスピンも男子にしては早かった。
虫眼鏡で見る仕草とか面白いw 最後は戦っていた設定だったのかな?


モーレツな眠気に抵抗できず、途中寝てしまった・・・


▼パトリック・チャン(カナダ)
4回転、4×3のコンビ。スピードが落ちないで、正確。アクセルでステップアウト。その他はほぼノーミス。フリーだけでも187.96点、合計280.98点で文句なしの優勝!祝×5000
人の良さがにじみでてる。

織田信成
4回転回避か?片足でのステップは動きがダイナミック。緩急をつけて、スピードも落ちない。
最後の力を振り絞ってのスピンまで、出せる限りの力を出したが、同じジャンプを跳びすぎた減点あり
キス&クライ、インタビューでもガッカリ顔が残念/涙

▼アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)
4回転は余裕。アクセルでバランスを崩したけど3回連続。ドーナツスピンも早い!
サーカスのピエロみたいな不思議でユーモラスな振り付けの多いプログラムw
年々、ルールも複雑に高度になって、日本人選手もうかうかしてられないなあ・・・結果は3位入賞。
タラソワコーチも見守っていた。

高橋大輔
4回転を跳ぼうとしてブレードのビスが外れた 2分間で直せるのか?!焦
ここでCMってバラエティじゃないんだから
演技再開するも、4回転の後から・・・3×3跳ぶあたりがスゴイ
3回連続も。アクセルは着氷が乱れた。そして転倒1回。情熱のステップ
まさかの波乱のフリーだったが、これは日本に勇気を与えるよ。

小塚祟彦
4回転跳んだ!なめらかで丁寧な滑り。3連続も3×3も完璧!高橋のリベンジ、ノーミス完璧な演技。
チャンが飛びぬけた点数だったから、逆にプレッシャーが減ったのかな?
コーチのもとに戻って「やったあ!」て可愛かった♪フリーの得点180.70点で、2位。

▼フローラン・アモディオ(フランス)
NYで学んだヒップホップ。ボーカル入りの曲で減点?
彼は4回転を入れないで、表現で勝負してるのか。
あまり止まってダンスの部分が多くて評価が下がったのか7位で終わった。

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