メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

山手西洋館巡り@元町・中華街 その1

2011-04-15 23:55:55 | 町歩き
山手西洋館@元町・中華街

国立新美術館のアートライブラリーで見つけた『洋館さんぽ EAST』(インク・インコーポレーション)という本の中にあった横浜の西洋館を、イギリス大好きなF氏(有給をとったv)と一緒に訪ねてみた。
渋谷から東横線特急に乗らなければいけなかったのに、なぜか各停に乗ってしまい、待ち合わせに大幅に遅れて申し訳なす
「元町・中華街」5番出口から出てすぐに港の見える丘公園があるけれども、
まずは腹ごしらえってことで「谷戸坂」を登る。
どこもかしこも高低差が激しくて、坂道の傾斜もけっこうキツイ!


ローズガーデンえの木てい
2人とも可愛い「ローズガーデンセット」とキャラメルティーを注文。
2段のスタンドの上にホットサンド、スコーン、クレームブリュレ、イチゴがのっかってる!
気分はすでにイギリスのお屋敷でのブランチ♪
サクラはもう散ってしまっていたけど、庭の眺めもステキ。花壇にはチューリップが咲いていた。
ついつい、また長話になってしまうのを途中で切り上げて、西洋館巡りへGO!

と思ったら、キジトラのにゃんこが寄ってきて人懐こくご挨拶をしてくれた
ゴハン皿があったから、ここの看板にゃんこかな。ちゃんとお客様に丁寧な接待ありがとう~!!!

横浜市イギリス館
もう今となっては、どこがどうだったって詳しくは区別できないけど、どこもステキすぎっ!
なにが1番よかったかってゆうと、ちゃんとした木材で手づくりした重厚な家具類。
椅子、テーブル、鏡台、書棚、ちょっとしたナイトテーブルにいたっても、落ち着いた、豊かな暮らしが感じられる。
高台の窓からは、緑と花がキレイに植えられた庭が見えて、椅子に腰掛けて日がな一日、読書でもしていたくなる


大佛次郎(おさらぎじろう)記念館


日本文学の作家は全然分からないけど、映画で観た『鞍馬天狗』を書いた人らしい。
アラカンとの2ショット写真も飾ってある。
とにかく猫好きだったらしく、寝室(にしては、やたら書棚やテーブルが置いてあったけど)にも、
壁にも、天井、ランプシェードにも、いたるところすべてに猫のモチーフが溢れてて思わず微笑んでしまう。
児童書「スイッチョねこ」は改めてゆっくり読んでみたい1冊。

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山手西洋館巡り@元町・中華街 その2

2011-04-15 23:55:54 | 町歩き
山手111番館
地階がえの木ていで、上の洋館を公開している。
吹き抜けの2階もとても気になったけど、階段上は立ち入り禁止になってた。残念。
庭にさり気なく置かれている郵便受けも可愛いすぎ


岩崎ミュージアム(山手ゲーテ座)





古代エジプト~現代迄の衣裳シルエット (1/2) や、ガレ、ドームのガラス工芸品、
ミュシャのグラフィック等の作品のコレクションが展示中。
F氏の好きなアールヌーヴォー、デコがいろいろ観れた。1階の「ドレス撮影コーナー」では、中世のドレスを着て記念写真が撮れる
2000円クラスはメイド風だけど、4000円クラスともなると、エリザベス女王ちっく!
窓際は喫茶店になってた。


山手資料館
震災の影響か今日は休館。残念。ちょっと庭を回るように作られた小道の先に建つ爽やかな薄緑色の壁が可愛かった。

また坂を上がると、「横浜インターナショナルスクール」がある。どうりで途中、いろんな国籍風の学童がグループで歩いていたな。
「山手聖公会」は教会か?とくに観光マップに書いてなくても、ふつーの民家が全部洋館風でステキv

山手234番館
どこの洋館にも立派な造りの暖炉がしつらえてあって、一応薪も置いてあったけど、使ってるのかなあ???
中に入るにはスリッパに履き替えなきゃならないところも多かったのでちょい面倒
キッチンもよかったなあ!IHになってて、普段使いのところもあったけど、
食器棚に並べられたワイン瓶やティーカップも美しい
浴室も広々としていて、水道の蛇口がなにやら複雑でかっちょイイ!


エリスマン邸
ピアノが置いてあったりしてコンサートを催しているところも多かった。
1階の喫茶室がとっても雰囲気よかったのだけど時間がなくて次回持ち越し!


ベーリック・ホール
スパニッシュスタイルってことで、土を塗ったような外観は南国の雰囲気が出ていて、これまたステキ。
大きくとられたガラス窓と、子ども部屋が可愛かった! 壁がネイビーブルーってけっこう斬新。
ウォークインクローゼットとかも広い!そして、庭に張り出したテラスにはライオンのミニ噴水もあり/驚

西洋館はほとんど17時で閉まってしまうので、このへんにして、最後はこちらへ。


ヨコハマ猫の美術館
民家の軒先に猫のオブジェと花壇があって、看板がないと通り過ぎてしまいそうな素朴な美術館。
入館料300円と書いてあるけど、人影がなく、勝手に見ていたら、おじいさんが2階から降りてきました
入り口付近は猫グッズの販売(趣味で創られたものが多い)、その他は展示品とのこと。
有名画家の描いた絵画、置物、人形、民芸品風のものにいたるまで、とにかく全部が猫、猫、猫!
「すごいコレクションですね!」といったら、「ええ、集まっちゃったんです」てw

その後もぽつりぽつりといろんなお話をしてくれて、「西洋館に実際に住んでいる知人は、広くて、吹きぬけだから、エアコンも効かず、冬は寒いし、夏は暑いし、とても住めたものじゃないってゆってましたよ」とのこと。そっか、なるほど~

でも、「暖炉の火は温かく、造りが良いと煙たくもならないし、周りは緑が多いから毎日が森林浴みたいなものだ」とも。うらやま~!
以前飼っていたにゃんこの写真をコラージュした作品もあって、全員20歳ほども生きていたんだそう/驚
今は子猫がいたが、どこかに行っちゃったとか

そのうち、2階から奥様と思われる「なにしてるの~?」て声がして、「お客さんが来てるんだ」て可笑しかったw
にゃんこ、動物好きにはたまらない美術館でした~。

坂をちょっと戻って、何軒か気になるステキカフェがある中で、こちらで早めの夕食。


山手ROCHE
道なりにテーブルが置いてあって、落ち着いた店内。
メニューはどれも美味しそうな正統派洋食屋さんといったところ。
F氏はオムライス&エビフライセット、わたしはシナモン味で煮たリンゴの乗ったクレープ&紅茶を注文。どちらも美味しかったあ!
ちょうどわんこのお散歩の時間帯になって、まるでドッグショーのように、いろんなわんこが見れたし♪
黒ラブさんと白いグレート・ピレニーズっぽいわんこの遭遇は面白かったな(ぽっ


石川町駅のほうにも「ブラフ18番館」、「外交官の家」があるんだけど、1日じゃ周りきれないのでまた今度~!
風が強くて、雨になるんじゃないかと気にしてたけど、結局降らずによかった。
帰りはちゃんと特急に乗って、それほど混まなかったしv

また、出掛けようね~♪♪♪
その他の写真は、フォト一覧でどうぞ。

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