メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

母の日プレ

2011-04-06 20:53:43 | 日記
昨日、博物館の帰りにひさびさルミネ(元プラザ)に寄って、早々「母の日」のプレゼントを買ってしまった
ターシャ・テューダーに続いて、母が絶賛してたBSの番組でやってるベニシアさんて、この人なのか。

猫のしっぽ カエルの手 ベニシアの手づくり暮らし

書籍も出てる。ターシャ本もほとんど贈ったから、今年の母の日はこれに決まりv

『大原で出逢った宝物たち ベニシアの京都 里山日記』

それから、こちらも。

『山羊座』 石井ゆかり/著
とにかく大人気のゆかりさん本。どこの本屋さん行っても大々的にコーナー展開しててさすが!


高橋まゆみ
湯田中行った時に高橋さんのポストカードが入っていて、話したら母も大好きだとゆってた/驚
「高橋まゆみ人形館」が長野の飯山にあるんだ!いつか行ってみたい♪


ルミネに変わってから、テナントのショップも随分と様変わりしていてビックリ!
HMVもなくなっていて、書店になってたし(4Fにあった書店はなくなってた!
わたしのお気に入りだったB.L.U.E.もなくなってた!涙×5000


今日は、ハロワに行くついでに、またまたMODE OFF 行って、先日整理して出た服を10着以上出してみた。
3円→21円ときたから、今度は30円台超えか?と期待してたら、なんと!667円いただきました~♪♪♪
春ものもいろいろ出したからね。てか、一度も着てない4000円相当のも混ざってたんだけど
服自体そう買わないのに、センスのなさから、たまに自分らしからぬものを買ってしまって、結局着ないって失敗やらかすんだよな(反省


その他の情報メモ。

いぬ 岩合光昭写真展@日本橋三越本店
前回はにゃんこで、今度はわんこ!!!

ほぼ日刊イトイ新聞 - 気まぐれカメら
糸井さんの愛犬の名前がブイヨンて!食べ物の名前のわんこ&にゃんこに弱い・・・

純喫茶コレクション
コレはスゴイ。ここで紹介してるお店全部行ってみたいなあ!

東京電力の電力使用状況
yahooを開けるとこれが出てくる。けっこう見やすくて目安になる。



もう近所も桜が満開だった!いつのまに?!て感じでビックリ/驚

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『ボクの穴、彼の穴。』 松尾スズキ/訳

2011-04-06 20:11:30 | 
『ボクの穴、彼の穴。』
デヴィット・カリ/著 セルジュ・ブロック/イラスト 松尾スズキ/訳 千倉書房

和光市図書館で、松尾部長が翻訳した本を発見驚×5000
えぇっと、原題が「L'ennemi」で、作者のセルジュ・ブロックがフランス人てことは、
部長はフランス語を訳されたってこと?!なんとっ!
で、表紙に描かれてる兵士?の男性も、なんだか部長に似てる気がするのは偶然?!

▼あらすじ
砂漠のど真ん中。向こうとこっちに穴があって、そこに1人ずつ兵士が入っている。
何日も何日も撃ち合っては日が暮れ、援護も期待できず、食料も尽きてきた。
「もしかしてもう戦争は終わっているんじゃないのか?」
「どちらかが死んだら、砂漠にたった一人になってしまうのでは?」

孤独、空腹、不安でいっぱいのボクは、敵も同じ気持ちなのでは?と想像するが、
最初に渡された「戦争のしおり」には、敵は女、子どもも容赦なく殺す鬼畜であると書かれていた。

月のない晩、ボクは小枝で変装して相手の穴をのぞきにいく。途中でライオンに遭遇!
相手の穴には誰もいなくて、家族の写真があった。
「こんな家族を持っている人間が、女や子どもも殺す?」
そこには、ボクがもらったのとまったく同じ「戦争のしおり」があった・・・


シンプルな絵と文。
それだけに、兵士の絶対的な孤独、素朴な疑問、温かいココロが伝わってくる素晴らしい話だった。


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『黒葡萄』宮沢賢治

2011-04-06 19:54:39 | 
黒葡萄(くろぶだう)
宮沢賢治/著 たなかよしかず/木版画 未知谷

こないだまでハマってたチェーホフシリーズといい、未知谷は本当にイイ仕事してるなあ!
このくらいのサイズで、ステキな挿画の入った児童書は大好物。しかも大好きな賢治の短編

赤キツネに誘われて、牧場から子牛が逃げ出すところから始まる。
騙されて食べられてしまう話では?と、ちょっとドキドキしたが、そうじゃなかった(ほっ
公爵の館に忍び込んで、2階のテーブルにあった黒葡萄を食べていたら、住人らがやって来て、
キツネは一目散に逃げてしまったが、子牛は逃げ遅れてしまった。
それでも、住人は驚いた風でもなく、子どもが子牛に黄色いリボンを結んであげた。
ただ、それだけのお話。これ以上ないくらいにシンプルで、なんの説教でもないのがステキ。

田中喜一さんのほかの作品も素晴らしい。



『いつも忙しいあなたの人生を変える do-nothing』
カレン・ソルマンソン/著 鈴木淑美/訳 アスペクト

無為=自然にまかせて、人為を加えないこと。また、そのさま。

無爲自然=老荘思想における中心的概念。作為を持たず、自然に任せることをいう。

いろいろ迷っていると、こういったたぐいの本を手にとりがち
以前は、精神世界の棚ばかり見ていた時期もあったけど、最近はもっぱら児童書ばかり読んでいたからかえって新鮮。
目次にある通り、朝1杯のコーヒーで頭をからっぽにするだとか、
イライラした時はとにかく黄色いものを探せとか、
好きな音楽に集中するとか、とりあえず過去や未来のことをあーだこーだ考えるのを止めて、
「今この瞬間」に身を置き、5分間からっぽになるだけで、エネルギーのムダな消耗が減って、
やりたいことに集中できる、みたいな話だった。

作者はそうとうなテキパキ人間なんだろうな。キャリア組か?忙しくして、キィー!てなるタイプかもw
けっこう本に書かれていることをなにげにやってて、毎日すでに無為徒食な昨今にこれを読んだのはキケンだったか?


▼本文抜粋メモ

p.60
「世界に向かう感覚の窓をとぎすませば、人はあらゆるものをあるがままに、無限のものとしてみることができるだろう」(ウィリアム・ブレイク/英国の詩人)

p.61
「潜在意識は、意識の3万倍のスピードではたらいている」(ウスペンスキー/ロシアの思想家)

p.63
「意識されないことは、運命という形であらわれる」(ユング)

p.68~p.69
あなたの潜在意識は、ひそかにこう願っているのです。「ついてないこと」が何度か繰り返されれば、あなたもそのうち何か変えようという気になるだろう、と。あなた自身がヤになって、飽き飽きして、現状を変えたくなるようにしむけているわけです。道教では、これを「クリヤ」と呼ぶそうです。

p.79
「本当の意味でおそれない、ということは、おそれを減らすことではない。おそれを乗り越えることだ」(チョギャム・トゥルンパ/チベット仏教の師)

p.90
「そのまんまで、耳に入ってくる背景音にただじっと耳をすませるのです。そうしていると、頭も気持ちもますます冴えて元気になってきます」

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