■『シャッターアイランド』(2009)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー、ミシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー、マックス・フォン・シドー、ジャッキー・アール・ヘイリー、イライアス・コティーズ、パトリシア・クラークソン、テッド・レヴィン、ジョン・キャロル・リンチ、クリストファー・デナム ほか
「モンスターとして生きるか善人として死ぬか」
▼story
連邦保安官テディは、1人の女性が失踪した事件を捜査するため、相棒チャックとともに孤島に上がる。
ここは、どこの病院でも匙を投げた、事件を起こし、暴力性のある精神患者のみを隔離収容している施設だった。
A棟には男性、B棟には女性、そしてC棟はさらに凶暴な患者がいる。
捜査を進めながら皆が何かを隠していることに気づくテディ。
実は、彼の妻は火事で亡くなっていて、その放火魔レディスがここに収容されていること、
灯台では、道徳を無視したロボトミー手術が行われていることを暴きたかったのだ。
軍隊時代、ダッハウ強制収容所でユダヤ人虐殺の死体を見て、敵を大量銃殺したフラッシュバックと、
金髪女性と女の子の幻影に苦しみながら捜査するテディ。
そして、3人の実子を殺したレイチェルの残した「67人目の患者」とは、一体何を意味するのか?
先日観た、『インセプション』と同様、結末が謎だということで、ルカ母さんが教えてくれた今作を早速観てみました~♪
観る前に「誰も信用するな」「細かい表情も見逃すな」みたいな、丁寧に心得まで出てたし、
これも、何の予備知識のない状態で観てほしい逸品。
金田一耕助シリーズの「悪霊島」か「軍艦島」みたいな島の映像といい、
映像のダークな質感と、どんどん謎が深まるサスペンスにワクワクした
今作もまたTVに身を乗り出して、ずっと引き込まれたまま、
2Hちょい現実世界のことなどすっかり忘れてしまっていた。
奥さんを愛してるが、亡くしていて、その幻影と現実の区別がつかない主人公の設定は、ほんと『インセプション』に似てた。
デカプは、心に傷を持つ、頭のキレる保安官から、心の病を抱えた妻子持ちの男までを、全身全霊賭けて演じきっている。
でも、所長がベン・キングスレーで、重鎮の医師がマックス・フォン・シドーじゃ絶対叶わないよね
Oh my GOOOD!!!音楽を担当したのは、ロビー・ロバートソンだって!
驚×5000
しかも、幻想シーンにはジョン・ケージの曲が使われているらしい(ウィキ参照
エンディングの女性ボーカルの曲も渋かった。
ロケ地がどこか分からないけど、車で森林の中を移動するシーンとか、
ところどころ合成っぽさが分かる場面もあったな
それに、どこか昭和のホラー映画風の映像もしばしばあったのがフシギ。
目にアイスピックを刺して、脳を切る「ロボトミー手術」が現実に行われていた事実だなんて


現在の治療が最善かどうかは別としても、昔の精神病治療は本当に狂気の沙汰だ。
本人の意向を無視して監禁し、薬漬けにしたり、挙句の果てにはショック療法や、外科手術って・・・
結末の謎については、わたしの感想としては、レディスは正気に戻った上で、自ら死を選んだという気がした。
それにしても、それなりに大きい3人の子供たちを同時に溺死させることなんて可能なのかなぁ・・・?
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー、ミシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー、マックス・フォン・シドー、ジャッキー・アール・ヘイリー、イライアス・コティーズ、パトリシア・クラークソン、テッド・レヴィン、ジョン・キャロル・リンチ、クリストファー・デナム ほか
「モンスターとして生きるか善人として死ぬか」
▼story
連邦保安官テディは、1人の女性が失踪した事件を捜査するため、相棒チャックとともに孤島に上がる。
ここは、どこの病院でも匙を投げた、事件を起こし、暴力性のある精神患者のみを隔離収容している施設だった。
A棟には男性、B棟には女性、そしてC棟はさらに凶暴な患者がいる。
捜査を進めながら皆が何かを隠していることに気づくテディ。
実は、彼の妻は火事で亡くなっていて、その放火魔レディスがここに収容されていること、
灯台では、道徳を無視したロボトミー手術が行われていることを暴きたかったのだ。
軍隊時代、ダッハウ強制収容所でユダヤ人虐殺の死体を見て、敵を大量銃殺したフラッシュバックと、
金髪女性と女の子の幻影に苦しみながら捜査するテディ。
そして、3人の実子を殺したレイチェルの残した「67人目の患者」とは、一体何を意味するのか?
先日観た、『インセプション』と同様、結末が謎だということで、ルカ母さんが教えてくれた今作を早速観てみました~♪
観る前に「誰も信用するな」「細かい表情も見逃すな」みたいな、丁寧に心得まで出てたし、
これも、何の予備知識のない状態で観てほしい逸品。
金田一耕助シリーズの「悪霊島」か「軍艦島」みたいな島の映像といい、
映像のダークな質感と、どんどん謎が深まるサスペンスにワクワクした

今作もまたTVに身を乗り出して、ずっと引き込まれたまま、
2Hちょい現実世界のことなどすっかり忘れてしまっていた。
奥さんを愛してるが、亡くしていて、その幻影と現実の区別がつかない主人公の設定は、ほんと『インセプション』に似てた。
デカプは、心に傷を持つ、頭のキレる保安官から、心の病を抱えた妻子持ちの男までを、全身全霊賭けて演じきっている。
でも、所長がベン・キングスレーで、重鎮の医師がマックス・フォン・シドーじゃ絶対叶わないよね

Oh my GOOOD!!!音楽を担当したのは、ロビー・ロバートソンだって!

しかも、幻想シーンにはジョン・ケージの曲が使われているらしい(ウィキ参照
エンディングの女性ボーカルの曲も渋かった。
ロケ地がどこか分からないけど、車で森林の中を移動するシーンとか、
ところどころ合成っぽさが分かる場面もあったな

それに、どこか昭和のホラー映画風の映像もしばしばあったのがフシギ。
目にアイスピックを刺して、脳を切る「ロボトミー手術」が現実に行われていた事実だなんて



現在の治療が最善かどうかは別としても、昔の精神病治療は本当に狂気の沙汰だ。
本人の意向を無視して監禁し、薬漬けにしたり、挙句の果てにはショック療法や、外科手術って・・・
結末の謎については、わたしの感想としては、レディスは正気に戻った上で、自ら死を選んだという気がした。
それにしても、それなりに大きい3人の子供たちを同時に溺死させることなんて可能なのかなぁ・・・?