メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

世界少女名作全集 8 ローズの季節 ルイザ・メイ・オルコット/著 岩崎書店

2023-12-16 18:29:42 | 
1973年初版 1986年 第13刷 村岡みどり/訳 山中冬児/装幀・口絵 小野沢亘/挿絵

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ルイザ・メイ・オルコット作品が大好きになって
「世界少女名作全集」にあるだけ読もうと借りてみた

周りを明るく照らす少女が主人公で、文章の品の良さは、ポリーと同じ
両親を亡くし、いとこはスコットランド出身て『キャンディキャンディ』みたいな設定


【内容抜粋メモ】

登場人物
ローズ・キャンベル 父母を亡くした少女
アレック叔父 後見人 船の医師
プレンティ大おばさま
ピース大おばさま
マイラおば 娘キャロラインを病死させたことで過保護にする
フェーブ 女中 孤児
デビーばあや

いとこ
アーチー、ジョーディ、ウィル、ジェミー ブラッツ家 ジェシー叔母
チャーリー クララ叔母の一人息子
マック(本の虫)、スティーブ ジェーン叔母の息子



●はじめての友だち




ローズはキャンベル家に1週間前に引き取られてきた
幼い頃に母を亡くし、13歳まで父に大切に育てられたが
その父も亡くなり、プレンティ、ピース大おばさまの家に来た

女中のフェーブがいろんな鳥の鳴きまねをしているのに感動して
同じ孤児という見の上も重なり、仲良くなる









●7人のいとこたち
アーチー、ジョーディ、ウィル、ジェミー ブラッツ家
チャーリー クララ叔母の一人息子
マック(本の虫)、スティーブ ジェーン叔母の息子








●後見人のアレックおじさま




ローズの父から娘をたのむと言われた
眠れないというローズに濃いコーヒーを止めて、搾りたての牛乳をすすめる

マイラおばさまはローズが母に似て病弱だからと
たくさんのクスリを飲ませていたのもやめさせる
代わりに黒パンで丸薬をつくって、必要な時に飲ませる作戦を立てる







アレック:
子どもらしく活発に生活すれば顔色も戻るだろう
1年間任せてほしい と叔母らを説得

息切れをしているローズの服のきついバンドをゆるめさせて
成長期の子どもにこんな服を着せるのはナンセンスだと言う

アレック:本当の美しさは健康から生まれるんだよ

父のための喪服を脱がせて、明るい洋服に着替えさせると
ローズの美しさが際立ち、明るい笑顔も戻る

日当たりの良い叔母の部屋をローズの部屋に改装








●フェーブの秘密
7月4日の独立祭で花火をあげる計画でウキウキするフェーブ
アレックはローズをボートに乗せて燈台に連れて行く







7人のいとこと一緒に水着を着て泳いだり、キャンプをして楽しむ
アレックはいとこたちの見本となるよう、好きなタバコをやめたと話す

アレック:犠牲の心は一番尊いものの1つだ

それを聞いたローズは、一番盛り上がる花火をフェーブに見てもらおうと
家事を引き受ける

いとこたちは、ローズがいないのをつまらなく思い
“変わり者”だと決めつける


●かわいそうなマック
マックは重い日射病になり、本を読みすぎて目に包帯を巻かれる
ローズは毎日、何時間でも本を読んであげてなぐさめ
あと1年は眼帯をして絶対安静にしていないと、失明してしまうと打ち明ける







いとこたちはマックを楽しませるために、いろいろするが
逆に疲れさせてしまっていることに気づかない
ローズは早く出て行くように注意して、やっと気づいて謝る


●たのしい誕生日
みんなはアトキンソン家を訪ねる

10月12日はローズの誕生日
目を覚ますとフランクから子猫のコメットをもらう

マックの子馬パーキンスに乗り、アレックを驚かそうとして転げ落ちる
夜、寝室に行くと父母の肖像画がアレックからプレゼントされる


●耳かざり事件
足をくじいたローズは3週間、長椅子で横になる

気取り屋のアナベル・ブリスが見舞いに来たが
女中のフェーブと仲良しと聞いて、友だちがいなくて気の毒だと言う







父が買ってくれたピアスを自慢すると、ローズは羨ましくなり
アナベルが耳に針で穴を開ける

アナベル:ここに何度も絹糸を通して、毎晩クリームをすりこめばいいわ
(こわすぎる・・・/汗

ジェミーがそれを見ていて、家族に話し
アレックも今回は許してあげようと折れる


●パンとボタン穴
ローズはなにか仕事をしたいと話し、プレンティ大おばから家政の勉強に励み
すぐにカンペキなパンを焼く

ピース大おばからは手芸を習い、アレックの部屋着をつくる


●約束
アーチーとチャーリーがタバコを吸っているのを見て心配し
アレックがみんなの手本になるために止めていることを話すと反省する

その代わり、ローズのピアスも止めたまえと条件を出され
いとこたちに約束し、時計の鎖にピアスをつけて誓う


●おしゃれ教室
大おばに買ってもらった最新流行の服は、重く、窮屈







アレック:
歩けない散歩服など、デザインとして大失敗だと思います
飾りがゴテゴテついているのも美しいとは言えない
さっぱりした健康な人を見れば、みんな振り返りますよ


●がいこつさん
ローズはアレックから骨について勉強する

アレック:
自分の神経や体のことが分かれば大事にするでしょうし
つまらない取り越し苦労をせずにすむ

マイラ:どうせ一度は死ぬんだから、どこが痛かろうが大したことではない

ローズ:いつか死ぬと分かっていても、生きている間は楽しく過ごしたい

ローズは退屈したマックも誘い、2人ともとても楽しく過ごす







マック:
どうして僕たちがしくじらないように注意してくれないのかしら
病気になってかからやかましく注意されても手遅れなのに
(未病の話だな

アレック:
僕はやかましく言ってきたが、みんな聞き入れない
先生やお母さんたちもよく子どもに話してやらなきゃいけないね

マック:でも、母は家のこと、父は仕事で忙しいからヒマがない

アレック:今後は、分からないことをすっかり僕に話しなさい

いとこたちが骸骨で遊んでいると、アレックは貧しい男性が珍しい病気で来て
同じ病気の人を助けるために提供したと話すと、いとこらは丁寧にケースにおさめる
(昔の標本て、ほんものの人骨だったのか・・・/汗








●クリスマス




ローズはフェーブに靴下を持って部屋に呼び、2人で何が入っていたか見せ合う
ローズはスケート靴とそりももらい、早速、凍った小さな池で試しに滑る

ジェシー夫人の夫のジェム船長がサプライズゲストとして帰宅して感動する








●あまのじゃく
1月のとくに寒い日、マイラ叔母はローズを外に出すことに反対する
アレックは年中、叔母から注意されることに飽き飽きして
ローズが外出する許可を出す

マックはローズとの約束をすっかり忘れて
長時間待たされたため、凍傷にかかってフラフラで帰ってくる

肺炎になって、アレックはつききりで看病する
マックは反省して、夜中に見舞いに来て、ローズは許す








●小さなクラス
アレックは旧友が重病で往診に出かけ
ヒマになったローズは泣いているフェーブに声をかける
フェーブは勉強したくても道具も本もなくて困っている

そうと知らず、たくさん持っているのに分けてあげなかったことを反省し
今日から先生になって教えてあげると約束

フェーブはむさぼるように吸収し、アレックはフェーブも学校にあげてあげようと約束


●仲直り





親友同士だったアーチーとチャーリーはささいなことでケンカして口をきかない
大人のマネをしてシャンペンを飲んで頭痛を訴えるチャーリーに注意して
アーチーに謝ったほうがいいと忠告すると
チャーリーは怒って、ピアスの約束を破ったから返すと言う

ローズ:約束を破ったのはあなた 紳士じゃないからもう信用できない

大人しいローズが珍しく怒ったため、驚いたチャーリーは家まで送り
その後、2人はまた仲良しに戻る


●おじさまとともに
ローズを預かって1年が経ち、来たばかりの病弱な姿と
今の健康な姿の写真を叔母たちに見せると一目瞭然で
今後もアレックが面倒をみてもいいかと問う

アレック:
ローズは病気はないが、母の体質を受け継いで、芯はそれほど強くない
感じやすい心が体をすりきってしまわぬよう守らなければならない
ローズ自身に自由に選ばせようと思う

ローズは叔母といとこらから自分の家に来るようすすめられるが
アレック叔父が一番、自分を欲しいと思っているのを知っているため
迷わず叔父を選ぶ








解説

ルイザ・メイ・オルコット
1832年生まれ
父ブロンソンは哲学者で教育に熱心なため、学校を造るため家族は大変苦労した
母はボストンの名家生まれで、物の足りなさを心の豊かさで補った

オルコットの子どもは、アメリカ文学史に名を残す
エマーソン、ホーソン(『巨人岩』)の子どもと仲良しだった

ルイザは、小さい時から母を手伝い、すべての経験を書きつけた
その体験をもとにした創作で初めて世に知られた

本書の原題は『8人のいとこたち』



コメント

世界少女名作全集 16 ローズの幸福 ルイザ・メイ・オルコット/著 岩崎書店

2023-12-16 18:29:41 | 
1973年初版 1986年 第13刷 槇本ナナ子/訳 山中冬児/装幀 桜井誠/挿絵

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します


同じ全集の中の『ローズの季節』の続編
オルコットの物語を読んでいると、心が穏やかになる

最後に結ばれる2人の絆は硬く、自立した男女が互いを支え、補い合う
理想的なパートナーの形を見せてくれる

感受性が豊かで繊細な10代にもぜひ読んで欲しいし
大人になった今読むと、さらに感情の機微や
質が高く、品の良い文章を読む楽しさ、歓びが味わえる



【内容抜粋メモ】

登場人物
ローズ・キャンベル 父母を亡くして、アレック叔父の家に引き取られた 20歳
アレック 後見人 船の医師
プレンティ大おばさま
ピース大おばさま
マイラおば 娘キャロラインを病死させたことで心配性
フェーブ 女中 孤児
デビーばあや

いとこ
アーチー、ジョーディ、ウィル、ジェミー ブラッツ家 ジェシー叔母
チャーリー クララ叔母の一人息子 23歳
マック(21歳)、スティーブ(GFはキティ) ジェーン叔母の息子 

アナベル・ブリス ローズの友だち ファンがBF


●懐かしいアメリカへ
ローズはアレック叔父と2年間ヨーロッパを旅して帰宅し
7人のいとこは待ちかねて迎えに来る









ローズの両親は多額の財産を遺したため
慈善事業するのがローズの将来の夢だが
大おばたちはすぐに社交界デビューさせて
いい家柄の男性に嫁がせようと焦る

ローズ:もっと勉強して人の役にたつ人間にならないうちは結婚なんてしないわ

チャーリーはローズとずっと結婚したいと思っているため、すぐに飽きるだろうと言う









フェーブは歌の勉強をして、とても上手になった
彼女の歌う姿に惹かれて、アーチーは恋する







マック:女の子は大人しいかうるさすぎるか、少し足りないから苦手だ
医者を目指すマックは周りから変人扱いされている







チャーリーは父がインドで働いているのも継がず、毎日遊び歩いてばかりいる

チャーリー:
金に困らないのに、せこせこ働くのは嫌いだ
楽しく愉快に暮らすのは人のためにもなると思う
僕はまだ若いんだから、広く見たりしたい


●ゆれる心





チャーリーの華やかな魅力に影響され、ローズも社交界デビューしようと思い
帰国祝いのささやかなパーティーを開く

そこでもフェーブの歌声はみんなを魅了するが
孤児でお金もないため誰も親しくしようとせずローズの周りにたわむれる









ローズは2軒の空き家を貧しい人に貸すことにする
ローズ:私がキレイでもなく、財産も使い果たしたら、本当に愛する人が誰か分かるでしょう







チャーリーはローズが他の男性と親しくすると怒るようになる
誤解を与えないために、マックをパーティーの付き添いに誘う

マックはスティーブに手伝ってもらい、髪や支度を整えるが
パーティー会場では博士との話に夢中になり、ローズを置いて帰ってしまった失態を謝る











後日、家を訪ねると、スティーブが女性役をして
マックが苦手なダンスの練習をしている








●フェーブの初舞台





孤児院のお金を集めるための音楽会を初舞台に歌ったフェーブは大成功するが
注目されるのがイヤだから抜け出して帰りたいと言う健気さに感心するアーチー

フェーブはアーチーはローズが好きなのだと思い、突然のプロポーズに戸惑う
身分の差があるから、断ったと言って泣く

大おばたちは、200年続いた名家の妻としてふさわしくないと怒る
フェーブはアーチーやローズのためにも家を出る決意をする

チャーリー:女中のくせに、あいつを誘惑したりして悪い女だ
アーチーとフェーブの味方をしたのは、ローズとマックだけ

クリスマスが済むとフェーブは家を出る

フェーブ:
一生懸命に歌の勉強をして、みなさんに喜んで迎えていただけるように
さようならは言いません








●新年のお客さま
新年のあいさつに来るいとこたち
マック:恋愛は死の次の大事件だ と言って周りを驚かせる

チャーリーはお酒に弱いにも関わらず、周りにすすめられるがままに飲み
酔っぱらってローズのもとに来る
その様子を見てガッカリし、尊敬も信頼もしないと心に誓うローズ








●舞踏会のまねき
スティーブはキティと婚約し、そのお披露めパーティーに呼ばれる
アナベルもファン・シーと婚約した

ローズはお供としてチャーリーに声をかけると感謝するが
スティーブはお祝いのお酒をチャーリーにすすめ、断酒しているのをからかう
バロー:女のご機嫌をとるのがこの頃の流行りらしいよ

マックは怒って、グラスを叩き落とす
マック:チャーリーはとてもいい人間だけど弱いから、みんなに誘われると引きずられるんだ








●クララおばさんの計画
チャーリーはなにか仕事をしないとローズに認められないと思い焦る
チャーリーとローズが結婚してくれたらいいと常々思っている母のクララ叔母は
そんな息子を励ましてやってほしいとローズに手紙を書く

ローズはスケートで遊ぼうと誘う
チャーリー:ローズが一緒に来てくれるなら、母も来年、一緒に父のいるインドに行くと言うんだ
そのアイデアも母のもの







後日、チャーリーは友だちとのお別れパーティーで酒を飲みすぎて
嵐の中、馬を走らせて橋から落ちて、朝に見つけられた時はもう瀕死だった
アレック叔父は、ローズに最後の希望を与えてあげてくれと頼む







チャーリー:インドへ行ったらはじめからやり直すからね
という言葉をのこして、チャーリーは翌日亡くなる
クララ叔母は1人、インドへ旅立つ


●やさしいママ
マックが孤児の少女を助けてあげて欲しいと頼み
ローズは養女にして育てる決意をして、ダルシーと名付ける
大人しく、体の弱いダルシーのために、山の家に行って遊ばせると元気になり、ローズになつく







フェーブがやって来て、L市の聖歌隊に入り、教え子もいると聞いて驚く
アーチーも来て、2人の様子を見て、清らかな愛とはこんなに美しいものなのだと知る


●リンゴの木の下で
マックもやって来て、詩の本について2人で夢中で話す

“私は豪華なクッションに硬くなって座るより
 たとえ、かぼちゃの上でも、のんびりと座りたい
 美しい遊覧者に乗って天国へ行くよりも
 牛車で地球の上をきままに乗り合わし
 いつマラリアにかかるか心配しながら呼吸するほうがいい”



“私たちが、どんなお願いをしても、神はおゆるしになって
私たちを祝福してくださるものだ”


“私たちの選んだものには、どこまでも責任を持ちなさい
 神は私たちに任せてくださるだろう” ソロー


マックはローズがこれから美しい花を咲かせるまでに
まだ何枚もの葉を開いていくだろう その栄養になるものをあげたいと思う

“人に頼らず、自分の力を信じて行え
 自分の考えをはっきり示し、行いなさい
 人のマネでは偉大なことはやれない”


(どの言葉も、今の私に言われてるみたいに沁みるな







その後、2人は何度も文通を交わす
次にマックが来た時は、ヒゲをそり、髪も整って別人のように見える
彼もまたL市に行くと言って、寂しくなる








ローズの21歳の誕生日に、マックは詩を贈る

“草の中のあなたの足は 静かに動いていった そよ風の吹くように
 バラのような美しい顔で 手を振り、やがて去っていった
 過ぎゆく四月のように”



感激したローズは、額にお礼のキスをすると

マック:
僕は天才なんかじゃない、愛なんだ!
君がもうチャーリーを忘れたと思って と告白し、ローズは驚く







ローズ:
私は信頼も尊敬もできない人を愛したりできないわ
でも、私、心からあなたを尊敬しているのよ

マック:
君はいとことして愛してくれればいい
だけど尊敬から生まれた愛でないとダメだと言った
今、僕に尊敬していると言ってくれた
だから何年でも待つよ


●ほんとうの愛
戸惑うローズは、しばらく友だちとして付き合い
すぐに恋愛対象として見られないことを伝える

マック:最後にきっとバラの花を自分のものにするよ
3か月もL市に行くのにあっさりと別れを言って去る

ローズ:これこそ、ほんとうの愛というものなんだわ


●すばらしいマック
マックは『歌と詩』という詩集を出して、とても評判になる
フェーブも以前の音楽会で才能を認められ有名になる

短気なアレック叔父は、すぐ2人の世話をしてあげたいとローズを誘う

ローズ:
私はあの2人が妬ましいんです!
私にはなにも出来ない







アレック叔父:
華やかなことは長く続くとは限らない
君が本当に何の役にも立ってないか話して聞かせよう

ローズが大叔母、アレック叔父、ダルシーを喜ばせ
貧しい人に家を貸して幸福にしていることを並べる

ローズ:これからは誰に感謝されなくても、褒められなくても一生懸命やります

アレック叔父:
マックは粘り強いから間違いをしないだろう
君は優しく、キレイな心を持っている
2人が一緒に暮らしたら、幸せになると思うよ


●みんな幸せに
フェーブから手紙が来て、アレック叔父が外国人から流行り病をもらって重態だと知らせる
これまでの恩返しに、自分の命に引き換えても看病するから
ローズも大おばたちも来ないようにと念を押す







やっと危険を脱したアレック叔父は、4月の暖かい日にみんなに抱えられて帰宅する





プレンティ大おば:私はフェーブに心からお詫びと礼を言います
そしてフェーブとアーチーの結婚を認める







マックは改めてローズにプロポーズする

ローズ:
私も一生懸命ついていきます
そして私たちは詩と愛をこの世にのこしていきましょうね









解説
オルコットは『若草物語』の出版で父の借金を返して、母を助け
妹には好きな絵の勉強をやらせた

オルコット:
この物語には別に教訓はなく
ローズは模範的な少女でもありません
楽しく読めて、これから花を開こうとする少女たちに
少しでも役に立てば大変嬉しく思う











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