古いノートからの映画感想メモ転記シリーズw
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等は深くお詫び申し上げます/謝罪
■『ZONBIE』
恐怖映画の原型と言われる作品。
原因の分からぬまま死人が蘇るという乱雑した報道から始まる。
ヘリでデパートにたてこもった恋人同士とその友人と黒人の4人。
トラックで壁を作る際、友人は脚を食われたせいでゾンビと化し、
約束通り黒人の友によって撃たれる。
3人の静かな生活も束の間、団体でゾンビに打ち勝ってきた暴走族らが
そのデパートを襲いにやって来た。
目をつぶることが出来ずに恋人の男は彼らと争っているうちにゾンビにやられてしまい、
生活していた場へと皆を案内してしまうという皮肉な結果となる。。
この作品中のゾンビは動きが鈍く、習慣的な初歩の行動しかしないのでまだ助かった。
■『ALL ABOUT EVE』
大女優マーゴの大ファンだという娘イヴは、付き添いなどからいろいろ情報を集め、
いつか大女優になる夢を果たそうと野望を燃やす女だった。
新聞関係に大きな力を持つ批評家は、そんな彼女に大いに興味を持つ。。
新人の頃のマリリン・モンローが出演している。
皮肉屋で荒れると手のつけられないが、芯の弱さを持ち、
一人の男性を真剣に愛するが故に、いつも周囲を気まずくしてしまう年老いた大女優マーゴの役を
演じたベティ・デイヴィスは素晴らしい。
ラスト、イヴのところにきた、同じ様にスターになることを野望とする少女が同じ手を使おうとしているのが面白かった。
全米大ヒットと言われているだけあって、演劇、芸能界の裏の様々な人間模様が描かれた興味深い作品。
■『ハウス・オブ・パラノイア~魔性の館』
監督:サーザイ・ゴンチャロク
出演:ジャクリーン・ハイド ほか
一応筋の通ったミステリーであるのは認める。
富豪の館で不吉な殺人があった後、妻は狂い、その看護に若い美人が雇われた。
彼女の恋人は強欲で、奥さんを殺し、彼女と富豪のやもめを結婚させ、
さらに強欲な奥さんの妹と組んでその2人をも殺すが、
結局、富豪の夫を慕っていた不気味な召使に2人共殺される。
なんてことないミステリー。
(すでに、中盤以降からストーリーメモが増えてきているな
ネットにあるだろうから、以降、感想メモ部分のみ抜粋しようっと
■『嘆きの天使』
出演:マレーネ・ディートリッヒ ほか
100万ドルの美脚と言われたその脚をマレーネは大胆に披露している。
カラーだったら彼女の本当の美はここまで出せなかったかも知れないのが、彼女の特別な魅力。
この作品での歌は♪金髪には気をつけて~ とか、♪私はいつも恋する女 とか
妙に高いキーで歌っているので、あんまり似合わない。それを狙っているのだろうが。
■『AQUARIUS』(1986)
監督:ミケーレ・ソアビ
出演:デビッド・ブランドン、バーバラ・クピスティ、ロベルト・グリゴロフ ほか
舞台に俳優たちの死体を飾る様子は、素敵で不気味なある種の芸術品のようだった。
ラストがよく理解出来なかったが、スマートなホラー映画。
警察の無能さが印象的だった。
■『シルクウッド』
出演:メリル・ストリープ、シェール ほか
以降あらすじは省略。メリルの素人っぽい演技が印象深い。
演技っぽくないのが大女優たる所以だ。
この作品でシェールは助演女優賞をとっているが、暗くて変なレズの役だった。
淡々としているが、真実の重みが感じられた。
周囲を押しのける気の強い女の役柄をメリルは好んで演じている気がする。
ここでもしきりに煙草をふかし、周りにつっかかって組合を一人で盛り立てようとする。
強い反面、プレッシャーで恋人に弱音をはいたりもする役を素晴らしく演じている。
メリルの歌声も良かった。CMにも使われたなにかの聖歌。
■『アステカの秘宝』
出演:C.ウォーケン ほか
砂漠、砂漠、砂漠・・・高々と昇る容赦なく巨大な太陽、
インディアン、金の車輪を巡っての油断ならない男たちの争い。
細い足腰に西部劇のような正義の役は、ちょっとウォーケンにミスマッチだった。
砂漠の美しさは始終撮られていたが、いまいちピンとこない作品。
「C.ウォーケンのファンなら必見」とあったが、別に観なくてもいいと思う。
(ハッキリゆうねえ!
■『天国の門』
監督:マイケル・チミノ
出演:C.ウォーケン、ジョン・ハート ほか
(今作は3ページ分も書いてあった!ので、抜粋のみ)
ジョン・ハートも出演していたのは本当に意外だった。
役柄は反政府の人間で、『1984』の時と同じだが、
今回は異端児でもユーモアと酒で真実を忘れようとする
無力な傍観者として、作品の中でも印象強かった。
金髪を長く伸ばして学生の頃も演じたが、ちょっと辛かったことだろう
ウォーケンは一風変わった役で、口ヒゲを生やしていたが、
監督はこのスケールの大きな俳優達を見事に使っている。
『ホームボーイ』でも撃たれてしまう安い歌手の役だった。
どうしようもない脆い面を持つ、どこか孤独で、
どこかで人をあざ笑っている、そんな役を好んで演じているのかもしれない。
「天国の門」とはどんな意味だろうか。乱戦のシーンには迫力があった。
弾よ当たれと言わんばかりに銃弾の飛び交う中で、ジョンは棒立ちしてこう言う。
「昨年の今ごろは俺はパリにいたんだ。あすこはいい都さ。パリはいいよ、まったく」
ミッキー・ロークが端役で出ていた。後に彼が『ホームボーイ』で
ウォーケンを逆に脇役で雇うことになるとは、当時考えもしなかっただろうに。
この作品の中でもまだウォーケンの魔法のような眼は健在なのだ。
主要だった女優はどこかで見たが名前は分からない。
ヌードのシーンもたくさんあったが、綺麗な女優だった。
■『BRAINSTORM』(1983)
出演:C.ウォーケン、ナタリー・ウッド ほか
死の恐怖を宇宙への昇天と結びつけたアイデアはピッタリくる。
これだけ高い次元を取り扱った作品が、どうしてこう埋もれて気づかなかったのか?
C.ウォーケンの様々な魅力が描き出されている。役的にもハマっていた。
(すべての感覚を記録したテープを、他人がそのまま再体験できるゴーグルが
ついに発明された!というSF映画で、マイベストに入る1本。
この頃は本当にウォーケンに入り浸っていたね
同じシーンを何十回も擦り切れるほど観ていた記憶がある。
追。
ユメニッキもこの頃からすでにつけていて、
この頃から家族のユメがたびたび出てきていたことに驚いた。
最近の傾向だと思っていたけど、昔からだったのか。謎。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等は深くお詫び申し上げます/謝罪
■『ZONBIE』
恐怖映画の原型と言われる作品。
原因の分からぬまま死人が蘇るという乱雑した報道から始まる。
ヘリでデパートにたてこもった恋人同士とその友人と黒人の4人。
トラックで壁を作る際、友人は脚を食われたせいでゾンビと化し、
約束通り黒人の友によって撃たれる。
3人の静かな生活も束の間、団体でゾンビに打ち勝ってきた暴走族らが
そのデパートを襲いにやって来た。
目をつぶることが出来ずに恋人の男は彼らと争っているうちにゾンビにやられてしまい、
生活していた場へと皆を案内してしまうという皮肉な結果となる。。
この作品中のゾンビは動きが鈍く、習慣的な初歩の行動しかしないのでまだ助かった。
■『ALL ABOUT EVE』
大女優マーゴの大ファンだという娘イヴは、付き添いなどからいろいろ情報を集め、
いつか大女優になる夢を果たそうと野望を燃やす女だった。
新聞関係に大きな力を持つ批評家は、そんな彼女に大いに興味を持つ。。
新人の頃のマリリン・モンローが出演している。
皮肉屋で荒れると手のつけられないが、芯の弱さを持ち、
一人の男性を真剣に愛するが故に、いつも周囲を気まずくしてしまう年老いた大女優マーゴの役を
演じたベティ・デイヴィスは素晴らしい。
ラスト、イヴのところにきた、同じ様にスターになることを野望とする少女が同じ手を使おうとしているのが面白かった。
全米大ヒットと言われているだけあって、演劇、芸能界の裏の様々な人間模様が描かれた興味深い作品。
■『ハウス・オブ・パラノイア~魔性の館』
監督:サーザイ・ゴンチャロク
出演:ジャクリーン・ハイド ほか
一応筋の通ったミステリーであるのは認める。
富豪の館で不吉な殺人があった後、妻は狂い、その看護に若い美人が雇われた。
彼女の恋人は強欲で、奥さんを殺し、彼女と富豪のやもめを結婚させ、
さらに強欲な奥さんの妹と組んでその2人をも殺すが、
結局、富豪の夫を慕っていた不気味な召使に2人共殺される。
なんてことないミステリー。
(すでに、中盤以降からストーリーメモが増えてきているな
ネットにあるだろうから、以降、感想メモ部分のみ抜粋しようっと
■『嘆きの天使』
出演:マレーネ・ディートリッヒ ほか
100万ドルの美脚と言われたその脚をマレーネは大胆に披露している。
カラーだったら彼女の本当の美はここまで出せなかったかも知れないのが、彼女の特別な魅力。
この作品での歌は♪金髪には気をつけて~ とか、♪私はいつも恋する女 とか
妙に高いキーで歌っているので、あんまり似合わない。それを狙っているのだろうが。
■『AQUARIUS』(1986)
監督:ミケーレ・ソアビ
出演:デビッド・ブランドン、バーバラ・クピスティ、ロベルト・グリゴロフ ほか
舞台に俳優たちの死体を飾る様子は、素敵で不気味なある種の芸術品のようだった。
ラストがよく理解出来なかったが、スマートなホラー映画。
警察の無能さが印象的だった。
■『シルクウッド』
出演:メリル・ストリープ、シェール ほか
以降あらすじは省略。メリルの素人っぽい演技が印象深い。
演技っぽくないのが大女優たる所以だ。
この作品でシェールは助演女優賞をとっているが、暗くて変なレズの役だった。
淡々としているが、真実の重みが感じられた。
周囲を押しのける気の強い女の役柄をメリルは好んで演じている気がする。
ここでもしきりに煙草をふかし、周りにつっかかって組合を一人で盛り立てようとする。
強い反面、プレッシャーで恋人に弱音をはいたりもする役を素晴らしく演じている。
メリルの歌声も良かった。CMにも使われたなにかの聖歌。
■『アステカの秘宝』
出演:C.ウォーケン ほか
砂漠、砂漠、砂漠・・・高々と昇る容赦なく巨大な太陽、
インディアン、金の車輪を巡っての油断ならない男たちの争い。
細い足腰に西部劇のような正義の役は、ちょっとウォーケンにミスマッチだった。
砂漠の美しさは始終撮られていたが、いまいちピンとこない作品。
「C.ウォーケンのファンなら必見」とあったが、別に観なくてもいいと思う。
(ハッキリゆうねえ!
■『天国の門』
監督:マイケル・チミノ
出演:C.ウォーケン、ジョン・ハート ほか
(今作は3ページ分も書いてあった!ので、抜粋のみ)
ジョン・ハートも出演していたのは本当に意外だった。
役柄は反政府の人間で、『1984』の時と同じだが、
今回は異端児でもユーモアと酒で真実を忘れようとする
無力な傍観者として、作品の中でも印象強かった。
金髪を長く伸ばして学生の頃も演じたが、ちょっと辛かったことだろう
ウォーケンは一風変わった役で、口ヒゲを生やしていたが、
監督はこのスケールの大きな俳優達を見事に使っている。
『ホームボーイ』でも撃たれてしまう安い歌手の役だった。
どうしようもない脆い面を持つ、どこか孤独で、
どこかで人をあざ笑っている、そんな役を好んで演じているのかもしれない。
「天国の門」とはどんな意味だろうか。乱戦のシーンには迫力があった。
弾よ当たれと言わんばかりに銃弾の飛び交う中で、ジョンは棒立ちしてこう言う。
「昨年の今ごろは俺はパリにいたんだ。あすこはいい都さ。パリはいいよ、まったく」
ミッキー・ロークが端役で出ていた。後に彼が『ホームボーイ』で
ウォーケンを逆に脇役で雇うことになるとは、当時考えもしなかっただろうに。
この作品の中でもまだウォーケンの魔法のような眼は健在なのだ。
主要だった女優はどこかで見たが名前は分からない。
ヌードのシーンもたくさんあったが、綺麗な女優だった。
■『BRAINSTORM』(1983)
出演:C.ウォーケン、ナタリー・ウッド ほか
死の恐怖を宇宙への昇天と結びつけたアイデアはピッタリくる。
これだけ高い次元を取り扱った作品が、どうしてこう埋もれて気づかなかったのか?
C.ウォーケンの様々な魅力が描き出されている。役的にもハマっていた。
(すべての感覚を記録したテープを、他人がそのまま再体験できるゴーグルが
ついに発明された!というSF映画で、マイベストに入る1本。
この頃は本当にウォーケンに入り浸っていたね
同じシーンを何十回も擦り切れるほど観ていた記憶がある。
追。
ユメニッキもこの頃からすでにつけていて、
この頃から家族のユメがたびたび出てきていたことに驚いた。
最近の傾向だと思っていたけど、昔からだったのか。謎。