霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

外れた思惑

2009-07-17 17:22:24 | 野菜
三食昼寝付きのサラリーマンの主婦を長年経験したオバサンは、その経験を踏まえ「消費者感覚を活かした野菜作り」をウリのひとつにしている。
しかし、研ぎ澄まされたその「消費者感覚」もまれに大きく外してしまうこともある。

以前、春の山菜シーズンにタラノメとセンノキとを一緒の袋に入れて(勿論値札シールにもその旨を明示して)販売したことがあった。
「一パックで双方の味を楽しみたいというお客様も居るはず」という目論見だったが、値札シールを見ずに購入したお客様からのクレームに繋がった。

ミックスタイプの販売はその失敗で懲りたものと思っていたがそうではなかった。
昨日は「オヒタシにして食べると美味しいから」と言って何種類かの野菜をワンパックにして「青菜セット」として出荷した。
ところが、見事に売れ残り今朝は半額コーナーに置かれていた。
昨日収穫して出荷した野菜が翌日に半額コーナーに移されるのは珍しいこと。

どうやらこの「青菜セット」はお客様だけでなく「売る側」からも敬遠されてしまったようだ。



昨年は産直にも出荷したブルーベリーだったが今年は手が回らず自家消費がメインとなった。
ブルーベリーは「目にいい」というので、小さい文字が読み辛くなったオジサンは目に効くことも期待してガツガツ食べている。
食べるたびにブルーベリー独特の甘酸っばさが目ばかりが身体全体をも元気づけてくれるように感じている。

こんな美味しいものは「売らずに食べるのが一番」などと書いたらお客様に対して失礼かも・・・。
コメント (4)
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