霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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ナタネの脱穀

2009-07-18 21:49:51 | 穀物
朝から一日中雨が降り続いた。
外仕事が無理なので6月末に収穫してハウスに搬入していたナタネの脱穀を行うことにした。
本来は晴天の時の方が実が良く弾けるのだが、天気がいい日は他に優先すべき仕事が待っているので仕方の無いところ。



脱穀方法は昨年の指導会では「棒で叩くのが一番」ということだったが、結構大変な作業となり時間もかかりそうだったので「足踏み脱穀機」を活用することにした。
夏のハウスの中での「足踏み」は必然的に大汗をかくことになったが、順調に作業が進んでいると流れ出る汗も心地良く感じられた。



午前中に一時間ほどかけて脱穀した分をオバサンが篩いにかけたら20kgぐらいの収量になっていた。
このまま順調に進めば今日中に終えられると思っていたが、並べていた中央部分に進んだら乾燥が不十分でカビが出ているものが多く出て来た。
外から見える上の部分は良く乾燥していたが、下に隠れている部分には十分に風が通っていなかったようだ。
いつも側面を上げて風を入れるようにしているのだが、それでもビニールハウスでの乾燥は外のように行かない。
昨年も小麦や大豆で「経験済みの失敗」だったが、懲りずに今年も同じ轍を踏んでしまった。

折角のナタネをかなり無駄にしてしまったことに気付いたら気落ちしてしまい「足踏み脱穀機」の踏み板が急に重くなった。
結局、半分近くを残して作業は明日以降に順延する破目になってしまった。
コメント (2)
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