霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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見直し

2009-07-19 21:49:11 | 産直
産直の「新鮮館おおまち」では生産者別ではなく品目別の陳列となっているためPOPは使いずらいので値札シールに「農薬を使わずに育てました」という朱色のゴム印を押印するようにしていた。
しかし、半年ほど実施してみて、この方式には色々と不都合があることが分かった。

第一に、ゴム印を押印して直ぐに陳列すると、インキが乾いていないために何かに触れたりすると文字が読めなくなったりインキが滲んだりする事例が頻発した。
それを防止するため昔懐かしいインキの吸取紙と吸取器も調達して防止しようとしたがその効果は芳しくなかった。

第二に、一番気ぜわしい出荷直前の時間帯にゴム印を押印したり吸取器を使ったりするのはいかにも間が抜けている感じがしてシックリ来なかった。

そんなことからゴム印押印方式は早晩見直しをしなければならないと考えていた。
今度は、印刷会社にシールを発注しようかとも思ったが、100円の野菜を売るためにコストばかりかけてもいられないので、チャチかも知れないが従前どおりPCでシール用紙に印刷することにした。


(少しぐらいの雨では濡れることの無い杉の幹も連日の雨ですっかり水を含んでしまった。)

値札シールは曲がって貼ってあったり汚れたりすると中身の野菜のイメージまで悪くしてしまうので、折角アピールしようとして押したゴム印も逆効果になっていた可能性もある。
少なくとも、その弊害は今回の見直しで除去できるものと思っている。

ゴム印等の調達で出費した分が無駄になってしまったが、この種の「前向きのミスは許す」ことにしているのがオジサン流だ。
コメント (2)
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