霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

縞カヤ

2009-07-25 20:51:27 | 
お盆になるとオバサンは花をアレンジして産直に出荷するが、その時に「縞カヤが入ると花がグンと引き立つ」というのが持論。
普通のカヤは周辺の野山にいくらでもあるが、白い縞模様の入った縞カヤは周辺には無かった。

これまでは中里の叔母の家から分けて貰っていたが、毎年世話になるのも気が引けるので、昨年の春に株分けをして貰った。
それが写真のように立派に根付いて株を広げつつある。
去年は育てるために使わなかったが完全に根付いたようなので今年は利用できそうだ。

米や野菜と同様に花の需要も安定しているので、花の栽培にも力を入れたいと思っている。
ただ、稼働に限界があるのであまり手のかからない宿根草に絞っているが、宿根草はこの縞カヤ同様に年を追うごとに増えて行くので有り難い。



行政や農協の指導を受けて事業を展開し莫大な借金を背負った農家の話しはゴマンとあるらしいが、そもそも農業や商売をまともにやったことが無い連中の話しに乗る手は無いと思っている。
我が家では試行錯誤しながらも独自の道を歩むことに最初から決めている。

そして、もし迷った時は「市場から学ぶ」のが基本だと思っている。
市場といっても「産直」という限られた場所だが、我が家の供給能力からするとそれでも十分にオツリが来るようだ。
コメント
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