行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第14節 カマタマーレ讃岐戦

2020-09-06 06:31:06 | カターレ富山
無念の敗戦を喫した前節・熊本戦から中3日。アウェイでカマタマーレ讃岐と対戦します。
気落ちした状態を引きずったままに連敗、などという事態は、どうあっても避けねばなりません。
むしろ、勝つことの困難さ、得難さを知っているからこそ。
なにがなんでも勝ち点3を奪い取る、という確固たる意志が必要となることは、言うまでもありません。

開幕から長らく未勝利状態が続き、なかなか結果を残せていなかった讃岐。
それでも、全勝を続けていた首位・秋田の連勝をストップさせて以降は1勝3分けと4戦連続負けなし。遅ればせながらも、浮上の気配を漂わせています。
そんな中で迎える今節。今季ホーム初勝利をかけて臨む一戦に賭ける思いというものは、相当なものであろうかと。
そんな一筋縄ではいかない相手に対しても、敢然と挑み、勝利せねばならないカターレ。
前節の敗戦が、ここまでの戦績・順位に相当の、妥当な結果だと・・・認めたくはありませんが、外部から見た場合、そんな評価しかされなかったことでしょう。
だったら。
讃岐よりも上位につけるカターレが勝利する、という結果を、あたりまえだと見せつけるような勝ち星を挙げねばならないところです。

カターレ史上において、アウェイ讃岐戦は今節で3度目。
初回は2014年、J2での対戦でした。
シーズン未勝利であった讃岐と、ブービーであったカターレとの“裏天王山”。
せっかく先制ゴールを挙げたにもかかわらず、逆転負けで敗戦。讃岐にJ初勝利をプレゼントしてしまう結果に。
振り返ってみれば、その敗戦が後の降格に直結したと言っても過言ではありません。
2度目は、ちょうど1年前の9月第1週でした。
先制ゴールを挙げたものの、ペナルティエリア内でのファウルで脇本が退場、PK献上という。しかも、先のホーム戦でもPKの失点から敗れているというシチュエーションも相まって。大ピンチどころではない状況に追い込まれてしまうことに。
しかし。
ベテランGK・榎本がキック前の駆け引きに打ち勝ち、外させると。1人少ない状況に屈することなく奮戦、当時移籍してきたばかりであった平松がこの日2得点目で突き放すまでの底力をみせつけ、見事に勝利。
振り返ってみれば、その勝利が後の5連勝に直結したと言っても過言ではありません。
かように。どちらも、後の展開に大きく寄与する結果となったのでした。
そして迎える、3度目のアウェイ讃岐戦。
去年のような上昇につながる結果とせねばならないことは、言うまでもないでしょう。
もちろん、ホーム初勝利にかける讃岐を相手に、簡単にはいかないことでしょう。
もし「連敗したらどうしよう」などと弱気になって隙をみせてしまったならば、勝てる試合も勝てなくなるというもの。
あえなく敗れてしまったならば、その先に待ち構えているのは、不本意な未来以外の何物でもないでしょう。
希望を繋いでいくには、なんとしても勝たねばなりません。
そう、ピンチを乗り越えて勝利し、のちの躍進に繋げた昨シーズンの対戦のように。

前節より中3日で迎える今節、どのようなメンバー編成で臨むこととなるかは、正直わかりません。
これまでの連戦では、別チームかというほどの大幅変更を敢行してきましたが。それよりもシーズンを戦い続けた積み重ねがある今節とでは、まったく同じ判断とは限らないのではなかろうかと。
出場するならば、という前置きが必要ながらも。
期待したいのは、平松。
ちょうど1年前に、カターレ移籍後初ゴール、そして2得点目を挙げた思い出深いスタジアム。決意の完全移籍とした今シーズン、自らのカターレ選手としての原点に立ち戻るとともに、さらなる飛躍に向けた足掛かりとしなくては。
前節は後半からの出場も、チームを勝利に導けず。その無念を、すぐさまに晴らすようなゴールでもって、讃岐に「またアイツにやられたよ!」と歯噛みさせる活躍をみせつけてほしいです。
そしてもうひとり、前節カターレデビューを果たした滝の活躍も見たいです。
昨シーズンの平松がそうであったように。移籍間もないながらもしっかりと結果を残すことで自信をつけ、カターレの一員としてチームを引っ張っていくんだ!という気概をみせてほしいところです。

超大型の台風接近の影響で、進路である九州の鹿児島、熊本での試合が早々に延期されることが決定した今節。
そこよりは離れているとはいえ、四国は香川県も、まったく影響なしとはいかないでしょう。
中止とまではならずとも、開催時間の延期もあり得ます。試合が成立したらしたで、風や雨の影響を受けながらの難しい試合となってしまうことも懸念されます。
それでも、なんとかせねば。勝たねばなりません。
ホーム戦初勝利に向けて、ファン・サポーターの期待を受けて不退転の覚悟で臨むであろう讃岐。負けなしが続く手応えを勝利に変えるべく、気合も入っていることでしょう。
ですが。
ファン・サポーターの期待を背負っているのはカターレも同じだということを、ゆめゆめ忘れてはなりません。前節、その期待に応えられなかった無念も。
相手の思い、それを上回るだけの強い意志でもって、「そんなもん知らん」とばかりに蹴散らさねばなりません。
それが、勝つということ。
今一度、しっかりと勝ち点3を持ち帰るという揺るがぬ決意でもって、勝利をもぎ取らねばなりません。

ピンチを、困難を跳ねのける底力を、今年も見せつけろ!!!
勝ち点3とともに、今後につながる自信を持ち帰れ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする