行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第16節 セレッソ大阪U23戦

2020-09-18 06:55:26 | カターレ富山
苦戦を強いられ、理想には程遠い内容ながらも。それでも勝って、今季初連勝を果たした前節・ガンバ大阪U23戦。
連勝継続を必須条件に挑むこととなる今節。ヤンマースタジアム長居に乗り込み、セレッソ大阪U23と対戦します。

今シーズンここまで僅か1勝、11戦連続勝ちなしで最下位のセレッソ大阪U23。
活躍した選手がトップチームに昇格、あるいは他クラブに移籍など・・・若手育成のコンセプトからは喜ばしい半面、チーム力の低下で成績不振。U23チームの特性といえばそうなのですが、なんとも痛し痒しといったところでしょうか。
特に最近はその傾向が顕著で、3試合連続無得点。前節の長野戦に至っては、シュート0本に終わったとか。
それでも。ホームで挽回を期す今節。
前節のガンバ大阪U23などは、最小限のアウェイ帯同人数であったりしたことを思えば。
翌日同会場で行われるトップチームの試合。出場するメンバー以外の選手がオーバーエイジ枠で出場するテコ入れを図る可能性もあり。
最下位が相手だから、近頃不振だから勝てる、などと一筋縄ではいかない展開も、充分にあり得ます。

今シーズン新加入選手をはじめ、U23と初対戦となった選手もいたなかにあって。
前節のガンバ大阪U23戦で、「やはり若手と言えど侮れない」という事実を再確認したのではないでしょうか。
そして迎える、今節のセレッソ大阪U23戦。
ゆめゆめ油断することなどないでしょうが、それでも。
いかに2連勝中とはいえ、相手を圧倒してのものではなく。むしろ、苦しみに耐えてやっとこ達成したもの、とさえ言えます。
今節のセレッソにしたところで、これまでの鬱憤を晴らすかのような良パフォーマンスを見せる試合になる可能性だって、決して少なくないなかで。
得点力不足のセレッソをとやかく言うことなど出来ません。
前々節はCKからの1点、前節はオウンゴールの1点のみ。
名誉挽回を図らねばならないのは、セレッソだけではないのです。カターレとて同じ。
いや、同じというのも語弊があるかもしれません。
なぜなら、カターレは優勝・昇格を目指さねばならないチームだから。
相手に勝つのはもちろんとして、閉塞感を打破し、自分たち自身に打ち勝つ強さが求められることは、言うまでもありません。

期待したいのは、武。
このところフル出場ではないですが、それでもコンスタントに出場を続けているなかにあって。やはり、なかなかチャンスを活かしきれずゴールにつながっていない現状には、満足いかないことでしょう。
ひとつ、きっかけだと思うのですが。
やっていること、方針そのものに間違いがあるわけでないのは確か。
それを、いかに結果に繋げるか。
ストライカーとしての真価が問われるところだと思います。
深刻な不振、スランプというものに陥るよりも前に、いや、たとえ陥ってしまったとしても。
それを自ら振り払うことが出来るのもまた、エースに課せられた使命であり宿命。
自分自身との戦いに打ち勝つというのは、まさにそういうところであり。
1点と言わず、2点、3点でも。ゴールを決めて、なりたい自分に、求められる自分に近づくような、そんな活躍が見たいです。それは、連勝には欠かせないから。

スタジアムのスケジュールの都合でしょう、今節の全9試合のなかで、このセレッソ大阪U23ーカターレ富山戦だけが金曜日開催。他よりも先んじて行われます。
大方の予想も、最下位のセレッソ大阪U23に負ける富山ではないだろう、というところでしょうが。
そこで、番狂わせを許すわけにはいきません。
むしろ、逆に。
勝利は当然として。持ち味である攻撃サッカーをいかんなく披露、そのうえで圧勝してみせるくらいでなくては。
現在暫定8位のカターレですが、僅差のチームが少なくないなかで。
上位追撃に向けて、他クラブに「やっぱり富山は手強そうだ」という脅威を与えながら翌日の試合に向かわせることを強いるような、そんなインパクトが欲しいです。
そうでなくてはならない、とさえ言えます。

3連勝は、ノルマ!
苦戦を制してきた自信を糧に、本来の持てる力を呼び覚ませ!!!
必勝を期して、勝ち点3を!!!

勝たれ!!!富山!!!!!