今年、東海道五十三次の一宿・藤枝市岡部町にある江戸時代の大旅籠「柏屋」を訪ねたときのことです。
(大旅籠「柏屋」《国登録有形文化財》)
ここの案内所入り口で、ユニークな表現の東海道五十三次の案内板が目に入りました。《上の小画像を拡大してご覧ください》
東海道の五十三次はいろいろの書物やパンフレットでも目にしますが、上の看板を詳しく見ると、「江戸」→「亰」までの各宿場を図表示。その方法です。
江戸(日本橋)の次は東京都内は一つ(品川)の宿。次の神奈川県は「神奈川九宿」と書かれ、続いて静岡県内は各宿場ごとに紹介されています。
各宿場は「江戸から数えて何番目・・・」などと各自治体も表現していますが、神奈川の県内には九宿あったのかと、今までは気にしたこと(数えたこと)もありませんでした。
そして県内の各宿場には、
宿場名を挟んで、その宿と名物と見所《広重の絵図》が書かれた案内板となっています。
遠くから見ても宿場の順番位に見て通り過ぎてしまう五十三次ですが、ユニークな看板を画像に収めて来ました。
この続きをもう少し。
字が小さくて読めないかもしれませんが、県内の宿場の表現をトリミングでアップにしてみました。
三島宿は名物に「鶴亀餅」、見所に「三島大明神の一の鳥居」などと書かれています。
三島宿の三島大社。
興津宿の「清見寺」。
江尻宿の清水港
続いて府中から岡部まで。
岡部宿は、名物に「十団子としだ細工」、見どころに「宇都の山蔦の細道」とあります。
府中宿の久能山東照宮。
ユニークな宿場の看板に沿って、県内のいくつかの訪問地を画像にしてみました。
今回岡部宿まで到着しました。
次回に県内の残りの宿と西方の宿をご案内します。