掛川市の中心部に今、カノコユリ《鹿ノ子百合》が咲いています。
JR掛川駅から北へ800m。そこにそびえるのは掛川城の天守閣ですがその東隣にあるのは、掛川城御殿。その東側の土手沿いにカノコユリが集団で自生しています。
(大きく花弁を広げるカノコユリ。)
カノコユリは、花に鹿の子模様の斑点があることが名前の由来となっています。
(観光の道路案内もある御殿の土手にカノコユリは集団で自生しています。)
カノコユリは自生地の減少から、環境省のレッドリストにも登録された絶滅危惧種とのことです。
カノコユリの特徴は、花が下を向いて咲くということです。一般のゆりとは違って咲く時期が遅く、7月中旬から8月中旬に咲くとのことです。
(掛川城御殿周辺のカノコユリの咲く風景)
掛川市の中心部(掛川城の周り)にたくさんの自生しているカノコユリが見られますから、付近を散歩したり、掛川城見物の折りにはその東側数分の場所にカノコユリが見られますから絶滅危惧種にも登録されていと言うカノコユリをぜひご覧ください。
※ カノコユリは球根(ユリ根)がネットでも販売されており、栽培も難しくないようですから、ご自分でも育ててみてください。