太田川の情報誌「てくてく太田川」第18号の記事で紹介された地を訪ねての6回目です。
同紙で紹介された表紙関連の「逆川」は、昭和52年の台風18号の直撃での洪水で大きな被害を受け、その後の復旧関係の記事が掲載されています。
逆川の2回目として、復興された川風景や記念碑。改修後に設置された親柱などをご紹介します。
災害は掛川城周辺から川上方面の川が氾濫するなど被害があったと聞いています。
川は整備され、堤防の中に遊歩道が設けられたり(上段画像)、川床が舗装されたり大胆に改修されています。
(整備された堤防沿いでは毎年掛川桜やユリ風景を楽しむことができます。)
改修が完成した印として、掛川城南西側の角地に改修記念碑が設置されています。
(上の小画像では、信号機の左側に二つの大きな記念碑(石)が立っています。)
近くに寄ってみますと、右石には「改修記念碑」と、左石には、元、掛川市長の榛村純一氏書の「生々流転の逆川」と書かれた碑が並立しています。
次に、最下段には思い出を語る、小林さんのデザインを含む瓦橋の親柱の記事が掲載されています。(上の小画像で、その親柱が設置されている橋全体像をご覧ください。)
瓦橋から川上へ、八つの橋のそれぞれ特徴のある親柱をご紹介します。
左上から「瓦橋」の親柱。その右が松尾橋。続いて緑橋と大手橋の親柱です。
続いて上画像の川上側で、奥姫橋、笠屋橋、道神橋及び馬喰(ばくろう)橋の親柱です。
災害で橋も崩壊等で、復旧時に親柱がそろって設置されたものと思われます。
復旧された逆川の堤防や親柱を訪ねて歩いてみてはいかがでしょうか。