『学校法人富澤学園(内田一理事長)は28日、運営する山形短大(山形市片谷地)を改組し、2010年4月に4年制の「東北文教大学」を開学すると発表した。「人間科学部子ども教育学科」(定員90人)を設置し、現在の短大は2年制の短期大学部とする。地元のニーズや将来を見据えた4年制の開学で、生き残りをかける。 新学科は、ニーズが高まっているという幼稚園教諭1種免許や小学校教諭1種免許の取得を目指すコースで、保育士や認定心理士などの資格習得や研究者の育成にも力を入れる。延べ面積約2200平方メートルの3階建て校舎も完成している。 地方の短大では少子化や4年生大学志向の高まりもあって定員割れが相次いでいるが、山形短大は一部学科に定員割れがあるが、高い評価を得て学生数は多いという。微増ながらも県内の進学率は向上しているといい、保育・教育系の4年制大学は十分に学生を確保できると見込んでいる。 生き残りをかけて4年制の開学に踏み切ったことについて、学長に就任する山形短大の内田英子学長は記者会見で「教育の本質が問われる。地域に支えられてきたが、恩返しのために貢献することが重要」としている。現在ある山形短大の「総合文化学科」「子ども学科」「人間福祉学科」を短期大学部として継続することについては「県内では2年制のニーズも依然として高い」としている。 約8割が地元の学生だったが、名称に「東北」を冠して東北一円と、新潟や北海道などでも積極的に学生を募るという。県教委義務教育課は「地元で活躍してもらえる教員養成の幅が広がることに期待したい」としている。』10月29日 読売新聞
少子化による18歳人口の減少期に入る前から、4年制大學への進学者希望者が増え、定員減に苦しみ4年制への短期大学のバイバスに伴い4年制大学への昇格や男女共学化により生き残りを目指してきたと思います。山形短期大学、山形市片谷地を改組し、2010年4月に4年制の東北文教大学人間科学部子ども教育学科、定員90人を開学すると発表した。「人間科学部子ども教育学科」(定員90人)を設置し、現在の短大は2年制の短期大学部とする。東北文教大学は、大規模校にはない、マスプロ教育を排した少数精鋭主義による本来の大學教育を実践して下さい。これからは大學経営も地方自治体や地元の経済界の支援も必要です。山形県や大学の名前通り東北一円と地域に貢献出来人材の養成と地域の活性化と地域の方々に役立つ大學として研究を還元、文化の発信の中心になって、チャイルドショツクと大學倒産時代を生き抜いて下さい。従来の大學には無い新しい大学の新鮮さを社会にアピールして見て下さい。