『 新型インフルエンザのワクチン接種で、厚生労働省が決めた接種順位では高校生は優先されるが、浪人生に配慮はない。このため、浪人生からは「同じ受験生なのに」と不満も漏れる。 新型の接種は、医療従事者、妊婦や持病のある人、小児を対象に始まっており、今後、1歳未満の幼児の保護者、小学校高学年~高校生、65歳以上と続き、浪人生を含む「一般」への接種はそれ以降となる。 埼玉県所沢市の男子予備校生(19)は「接種が遅くなれば危機だ」と話し、東京都北区の女子予備校生(18)も「区切りを20歳以下とすればよかったのに」と訴える。 ただ、厚労省によると、高校生以下の優先は、学校で集団感染が発生しやすく、その分、重症者が出るリスクも高いため。同省は「接種目的は重症化を防ぎ、死者発生を抑えること。(受験などでの)社会的混乱を防ぐためではない」とし、接種順を変える考えはないという。 これに対し、全国予備学校協議会は「受験を目指す高卒生も優先対象に」とする要望書を同省に提出。大手予備校職員は「予備校には授業や模試で現役高校生も集まる。集団感染で重症者が出る恐れは浪人生も同じでは」と語る。 鳥取県の平井伸治知事は、浪人生を含めた優先枠を設けられないか検討すべきだという考えを表明。一方、宮城県は受験を控えた中3、高3の希望者の接種を前倒しする方針だが、浪人生は対象外の方向。仙台市の男子予備校生(19)は「予備校仲間は不満を漏らしているが、今となっては、健康に気をつけて頑張るしかない」と語る。 大学側は受験生の救済措置を検討中。文部科学省は1月16、17日のセンター試験について、例年は追試験は1週間後だが、今回は回復期間を考慮し、2週間後に設定。国公立大や私大も流行に応じて措置を講じる方針で、立教大や明治大などは追試実施を決めている。』 11月24日3時6分配信 読売新聞
新型インフルエンザワクチン接種後の無い浪人生も枠に入れるべきです。現役高校生も総ての浪人生を差別することなく、現役高校生と同じ扱いをすべきです。医学部志望の浪人生で3年浪人の受験生もいます。新型インフルエンザのワクチンを接種していても新型インフルエンザに掛かると思いますが、重症化しないので軽くて済むと思います。厚生労働省によると、『高校生以下の優先は、学校で集団感染が発生しやすく、その分、重症者が出るリスクも高いため。同省は「接種目的は重症化を防ぎ、死者発生を抑えること。(受験などでの)社会的混乱を防ぐためではない」とし、接種順を変える考えはない 』と言いますが、皆厚生労働省のお役人さんも元は受験生だったのですから、キャリヤは、東京大学出身が多いと思いますが。今回は新型インフルエンザウイルスに日本が遭遇して初めての大學入試ですから、例外の無い規則は無いのですから、今年に限り、現役受験生や浪人生の救済措置を取っても良いのでは有りませんか。将来厚生労働省に入りたいと言う受験生も増えると思いますが。国公立大學は、前期試験と後期試験が、主なので追試験も出来るでしょうが。私立大学場合は、複数の入学試験日を設けていますし、地方試験場も増やしていますので追試実施を決める大学と決めない大學も出て来るのではないでしょうか。立教大学や明治大学のように追試実施を決める大学もあれば、追試実施せずに受験料を新型インフルエンザに掛かった受験生に返還する立命館大学のような大學も出て来ると思います。、今後新型インフルエンザが、今後更にまだまだ流行し感染者が増えるどうかはす誰にも分かりません。新型インフルエンザウイルスが、日本の中学校入試から大學入試まで占う皮肉な結果になっていると言えます。