教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

おにぎり具材の鶏肉、産地を不実表示=ファミリーマートに措置命令-消費者庁

2009年11月10日 21時43分21秒 | 社会・経済

『コンビニ大手のファミリーマート(東京都豊島区)が、おにぎりの具材に使ったブラジル産鶏肉を国産と表示していたのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は10日、同社に再発防止を求める措置命令を出した。消費者庁による同法違反の摘発は発足後初めて。消費者庁によると、問題があった商品は「直巻きおむすびカリーチキン南蛮」。実際にはブラジル産の鶏肉を使っていたが、包装は「国産鶏肉使用」と表示していた。商品は6月11日に発売。同16日に社内調査で不実表示が分かり販売中止したが、北海道と沖縄をのぞく全国7000店で計約20万個が売れた。商品の開発過程で原料が国産むね肉からブラジル産もも肉に変わったが、表示部門には連絡が不徹底だったという。』11月10日17時10分時事通信

『問題があった商品は「直巻きおむすびカリーチキン南蛮」。実際にはブラジル産の鶏肉を使っていたが、包装は「国産鶏肉使用」と表示していた。』原価が国産むね肉より、ブラジル産ブラジル産もも肉の鶏肉を使うほうが、直巻きおむすびカリーチキン南蛮の原価が安く付くからでしょうね。ブラジル産鶏肉でも加工してしまえば味も国産と変わらないのでしょう。商いは信用です。消費者に信頼されないような事をしたららコンビニ大手のファミリーマートの暖簾に傷が付きます。消費の信頼を裏切るような産地の不実記載は良くないと思いますし景品表示法違反(優良誤認)に景品表示法第4条第1項第1号は,事業者が,自己の供給する商品・サービスの取引において,その品質,規格その他の内容について,一般消費者に対し, (1) 実際のものよりも著しく優良であると示すものに違反するにあたりますが。伊藤忠兵衛さんの伊藤忠商事グルーブの大手コンビニとしての浪速、なにわの商人、あきんどの教え、大阪商人の一番大切な教えでも有ります「商、あきないは、信用」、食の安全性が問題になって入る今日だからこそ生きている商人の教えと思います。もつとファミリーマートの「暖簾、のれん」を大切して欲しいと思います。浪速の商人の商人道を忘れたらあきまへん。暖簾を守る商人としての大切さは、現代の企業経営にも生きているのではないでしょうか。

※景品表示法第4条第1項第1号は,事業者が,自己の供給する商品・サービスの取引において,その品質,規格その他の内容について,一般消費者に対し,
 (1) 実際のものよりも著しく優良であると示すもの
 (2) 事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの
であって,不当に顧客を誘引し,公正な競争を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止しています

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男性の喫煙率、過去最低の36.8%に

2009年11月10日 20時09分16秒 | 社会・経済
ここから本文です 11月10日13時36分配信 オリコン
男性の喫煙率、過去最低の36.8%に
拡大写真
『たばこの増税に関心が高まるなか、喫煙率は減少傾向に。
 厚生労働省が9日、『2008年 国民健康・栄養調査』で、喫煙習慣がある男性の割合が36.8%となり、調査を開始した1986年以来最も低い数字を記録したことを発表した。喫煙者が減っている理由として、健康志向・節約志向の高まりのほか、喫煙場所の減少、2008年3月にスタートした成人識別ICカード『taspo(タスポ)』の影響などがあるとみられる。今後、「1箱600円」になるともいわれる大幅増税が行われると、“たばこ離れ”に拍車がかかりそうだ。【調査結果・グラフ】その他、年代別での平成15年と20年の喫煙率の比較
 男性の喫煙率【36.8%】は、2003年の46.8%と比較すると10%減少しているほか、女性喫煙率【9.1%】も2003年の11.3%と比べると2.2%低下。また、減少幅が最も大きかった世代は、男女ともに20代で、男性の喫煙率は【41.2%】(5年前は55.8%)、女性は【14.3%】(同19.0%)だった。 また、1日に21本以上吸う“ヘビースモーカー”の割合は、男性が【25.3%】、女性が【9.2%】で、2003年(男性32.7%、女性9.6%)と比較すると女性が0.4%減とほぼ横ばいなのに対し、男性は7.4%減少。健康管理のほか、オフィスの分煙化や路上喫煙禁止などで“吸う場所”が限られていることも理由にあると思われる。
 また、禁煙の意思の有無については、男性【28.5%】、女性37.4%】で5年前と比較すると増加傾向にあるものの、実際に禁煙を試みたことがある人は、男女ともに5年前とさほど変化はみられなかった。』
タバコが、1箱600円になると一日の吸う本数は減って行くも知れませんが。ヘビースモーカーは、男女問わずやめないと思います。既にニコチン中毒になっていてるので、かつぱえびせんのCMのようにタバコは「止められない、止まらない」状況と思います。タバコが、1箱600円になれば、大人が吸わなくなると青少年への影響として、未成年の喫煙も減るかも分かりません。タバコを全面禁止の法律を作ると国の税収やタバコ栽培をしている生産者の生活にも影響が出ます。又反対に高い税金を払っているのだからと開き治りタバコのボイ捨てをやめない喫煙者も出るかも分かりません。タバコの吸殻や火の付いたタバコを平気で捨てる人もいますが、タバコが、1箱600円になるとタバコを吸う喫煙者が減るので街中が綺麗になるかも分かりません。健康に悪いからと言っても、男女を問わずに止めない人は止めませんし、タバコを吸うのが唯一の楽しみのお年よりも入るでしょう。ヘビースモーカーでも90歳まで長生きした人もいて、人の寿命とタバコの害は別だと思います。私は、タバコを吸った経験は一度も有りません。タバコは、吸わない主義です。アメリカの政治家や文化人は吸わない人か多いそうですね。ヘビースモーカーは、止めても10年間は油断が禁物で 肺がんになりやすいそうですが。もつて生まれた肺の機能も影響があるのではないでしょうか。ヘビースモーカーは、肺気腫、心臓病や心筋梗塞になりやすいそうですから、メタボリツクシンドローム人や癌に掛かっている人は、禁煙した方が良いと思います。タバコを止めないと寿命が短くなると思います。。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やかんでうどん 博多で「ずぼら」な名物人気

2009年11月10日 17時13分42秒 | 食・レシピ
 『やかんに入ったうどんをつけ汁で食べる「釜あげ ずぼら」が人気だ。福岡市博多区のうどん居酒屋「博多あかちょこべ」の名物。ふたを外し、はしですくって食べる。  製粉会社のちらしに載った写真を見てメニュー化。秋田県のごく一部で食べられていたといい、寒い冬、ストーブ上のやかんにめんを入れて食べたことが始まりとか。  めんは小麦の胚芽(はいが)入りで、つるっとした食感。納豆入りのつけ汁で食べると、甘みとまろやかさが口の中に広がる。「やかん」だが、昼でもOK。 』 アサヒコム
やかんのお湯を利用するのは、寒い冬の秋田県地方でのならではのアイデアですね。お鍋はおもいつきますが、やかんは、思い付かないことでしたね。
うどんのは、生ぬるいお湯ではおいしく湯がけませんからね。熱いお湯で湯がきますと麺のシャッキリ感が出ますね。やかん手の持つところも有り安全と思います。ただやかんに麺の小麦の煮汁のとろみが残っていて、後洗う人が洗いにくい面もあるかも分かりません。夜間以外でももちろん昼間でも、釜上げうどんとして昼間でも食べれると思いますね。家では、薬缶をストーブに掛けて焼けどをしないようにして下さいね。やかんの熱いお湯だとすぐにうどんが湯がけると思います。後は麺が十分げるようなお湯の量の調節ですね。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11年度入試から都立高の推薦枠が大幅減

2009年11月10日 16時09分50秒 | 受験・学校

※学力重視へ転換『東京都教育委員会は、現在の中学2年生が受験する2011年度の都立高校入試から、約1万1000人に上る推薦入試の募集枠を大幅に削減する方針を決めた。 全募集枠の4分の1を占める推薦入試枠は学力試験がないため、「競争性に欠ける」という指摘があがっており、都教委は「進学指導重点校」を中心に半減したい考え。公立高の推薦入試は学力試験偏重から脱却するためとして、1980年代から各地で導入が進んだが、都教委が削減に踏み切ることで全国に見直しの動きが広がる可能性も出ている。 都教育庁によると、都立校では95年度から、入試の「多様性」を図るとして、普通科を含む全学科に推薦入試を拡大し、全189校の9割にあたる173校で導入されている。毎年1月下旬に実施される選考は調査書(内申書)のほか、面接や作文、小論文などの評価で最終合否を決め、学力試験は課していない。 推薦枠の人数は、各校の校長が募集枠の50~20%を上限とする範囲内で独自に決めているが、志願者が多い日比谷、戸山など進学指導重点校については、入試の多様性よりも「学力重視」に移行し、募集枠の10%程度まで削減したい考え。一方、工業高校などでは、これまで通りの推薦枠を維持したいとしている。 志願者数の多い都立校の全日制普通科の推薦入試では倍率が最高9倍に上るケースもあり、一般入試と併願する受験生も多く、これまで都教育庁は「推薦枠が多くても入試の競争性は十分確保されている」という立場だった。 しかし先月の都教委では、推薦枠が4分の1に上る現状を巡って、一部の委員が「競争性に欠ける」などと異議を唱えて紛糾。最終的に来春の10年度入試は例年通り約1万1000人の枠を維持することが決まったが、「内申書を作る教師の考えで差が出るのは不公平」といった声もあり、11年度以降は大幅に削減する方向で見直すことを決めた。 都教育庁では、受験生への混乱を最小限とするため、近く検討会議を設置し、保護者代表のほかに、私立高側にも参加を要請する。 推薦入試 高校入試で学力試験を免除できるとする学校教育法施行規則を根拠に、各自治体の教育委員会が実施している。都では82年度に職業科高で初めて導入された。入試の学力偏重を解消するため、84年に当時の文部省が「高校の特色にふさわしい者を選抜するために実施が望ましい」とする通達を出し、全国に広まった。(2009年11月8日  読売新聞) 公立高の推薦入試は学力試験偏重から脱却するためとして、1980年代から各地で導入が進みました。公立高校の推薦入試は第二次ベビブームの1971年から1974年生まれの子ども達の高校入試に焦点を当て導入されたのでしょうが、高校は、それに合わせて新設高校を増やしましたが。大學入試の受験地獄が、是正、解消され無かった現実を考えれば公立高校の推薦入学の導入は時代に逆行していたと言えます。公立高校と一般入試の学力を重んじる私立高校との学力格差が拡大し、 公立高校の大學進学率の低下と言う結果を招いたのでは有りませんか。公立高校からの大學進学を希望者する生徒や保護者の期待にどう応えるのか長期的展望が無かったでは有りませんか。1980年、昭和55年の東京大学の合格数は、1位灘高校131名、2位開成高校、東京129名、3位筑波大学付属駒場高校107名、4位麻布高校106名、5位ラ・サール高校104 名、6位東京学芸大學付属高校100名、7位武蔵高校77名、8位筑波大学付属高校74名、9位湘南高校、神奈川67名、10位浦和高校、埼玉58名になり、都立高校の御三家の名門、日比谷高校、戸山、西高校がベストテン入りしていないことが分かると思います。 日比谷高校は、 1970年、昭和45年5位99名の合格ベストテンから姿を消し、戸山高校は、1976年、昭和51年10位56名、 都立西高校は1977年、昭和 52年の10位、53名を最後にベストテンから姿を消しています。今の国立付属高校と私立の中高一貫校の合格者数の構図は今日と変わりません。経済的に豊かな家庭の子供達で無いと難関国立大学の東京大学には入れない現実が作られたと思います。小学校での学力のある生徒は、私立の中高一貫校への進学が既に定着していた時期でも有ります。金持ちの家庭の子供達は私立中学校へ、経済的に恵まれていない家庭の子供達は公立中学校への現状がA新聞にも保護者の声として掲載されていました。なぜそうなったのか、昭和50年初頭の荒れた公立中学校の校内暴力や先生対する暴力事件も緒を引いたと思います。昭和50年の中頃には、金持ちの家庭の子供達は私立中学校へ、経済的に恵まれていない家庭の子供達は公立への現状が東京の新聞にも掲載されました。公立高校の推薦入試は調査書の改竄や不正操作につながると思います。中学校と親密な関係が有るPTA役員や地元有力者、校長先生の関係や教育の関係者の縁故がある保護者の生徒が優遇されたり、付け届けの無い保護者の生徒が冷遇されても困ります。高校入試の公平さと公正さを考えれば一般入試の方が、正しい学力が計れると言うことは言うまでも有りません。少子化による18歳人口の減少期に入った今日推薦入学の制度は、果たして意味があるのでしょうか。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一流の走り」伝授 大阪・高槻の中学校で有森裕子さん講演

2009年11月10日 15時11分03秒 | 受験・学校

 『五輪の女子マラソンメダリストの有森裕子さんが4日、高槻市の私立大阪青凌中学校を訪れて講演し、「目標に届かなくても懸命に頑張ったことは必ず未来につながる」と語った。実技指導もあり、靴ひもの結び方や走り方を伝授した。 一線で活躍した選手とのふれあいを通じてスポーツの楽しさを伝える「VICTORYスポーツ教室」(朝日新聞社、朝日学生新聞社、日刊スポーツ新聞社主催、トンボ協賛)の一環。中学生約60人と保護者が耳を傾けた。 有森さんが走る楽しさを知ったのは中学時代。陸上部はなかったが、運動会の800メートル走で1位を取ったことで「自信が持てた。これしかない」と感じたという。 高校では強豪の陸上部への入部を「実績がない」と断られ、毎日のように担当教諭の元に通って1カ月半後に入部できたエピソードを披露。「どうしてもしたいことがあるなら、あきらめないことが大事」と力を込めた。  生徒から大会前のプレッシャーの解消法を質問されると「生徒から大会前のプレッシャーの解消法を質問されると「毎日本番と同じ気持ちできちんと練習できていれば、当日もいいプレッシャーを感じられる」と答えた。』アヒコム

五輪の女子マラソンメダリストの有森裕子さんにマラソンの基本からえて貰えば、高槻市の青凌中学校の生徒皆さんも走るのも好きになると思いますし、走るのも上手になると思います。実技指導でも有森裕子さんに教えて貰えば自分の走り方の悪い点も分かると思います。体育の先生もそれぞれ専門分野が有りますから。マラソンが得意な先生ばかりではないと思います。有森裕子さんの講演での『高校では強豪の陸上部への入部を「実績がない」と断られ、毎日のように担当教諭の元に通って1カ月半後に入部できた粘り強さ、忍耐力「どうしてもしたいことがあるなら、あきらめないことが大事」は、マラソンを通じて体得された哲学と思います。生徒の質問に「大会前のプレッシャーの解消法を質問されると「毎日本番と同じ気持ちできちんと練習できていれば、当日もいいプレッシャーを感じられる」と答えられた事は、大事な試合や試験でもプレッシャーを糧に挙がらずに実力を発揮する方法と思います。皆大事な試合になりますとあがってしまい日頃の実力を発揮出来ない場合が多いと思います。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<特集ワイド>飲み方一つに今どき世相 電車やコンビニ、パソコン前で…ちょっと一杯

2009年11月10日 14時21分02秒 | 社会・経済

『赤ちょうちんでちょいと一杯ひっかけて――。そんな気晴らしも、時間やフトコロにゆとりがあってこそ。先行き不透明なこのご時世、皆さんどこで、どんなお酒を飲んでいるのか? 飲み方から見えるものは何だろう。 いたいた、顔色も表情も変えずに飲むオジサマが。 首都圏のJR線。「ロングシートの通勤車両でもお酒を飲む人がいる」と聞き、平日夜の車両を歩き回ると……。スーツ姿の男性がそこここで、発泡酒や缶酎ハイをあおっている。1本あたり2、3人。懐具合のせいか、プレミアムビールのたぐいはお目にかかれない。 常磐線上野駅では、発車前から会社員男性(46)が座席で500ミリリットルの発泡酒に口を付けた。すし詰め車両にもお構いなし。イヤホンをして音楽を聴きつつチビリ、業界紙を読んではチビリ。柏駅で降りたところで声をかけた。 「うちに着く前のリセットだよ。解放したいから飲む。人目? 気にならないこともないけど、そこはちょっと失礼して……。お店には、一人じゃ入りづらくてね」 別の日、東京駅からの京葉線。40、50歳代とおぼしき男性が車両の端の壁際、ひじ置きのような台に酎ハイの缶を置き、仕事の資料らしきペーパーを繰っている。ゴトン、ゴトンと40分近く、千葉県の武蔵野線市川大野駅。「ストレス解消だね。うちでも飲むけど」。空き缶をカバンに入れ、そそくさと改札への人ごみにまぎれた。 何人も見かけたが、飲まなきゃやってられない、と悪態をつくわけでもなし。缶を見なければ、お酒を飲んでいるとは分からないほどだ。ただし、お世辞にもおいしいお酒だとは思えない。 「人目を気にしないのは、あまりいいことじゃないですね。ボックスシートや新幹線などでは昔から飲んでいる人はいたし、違和感もないんだけど」。こう語るのは、お酒の消費や文化に詳しい「酒文化研究所」代表、狩野卓也さん(50)である。どうしてこんなことが? 「みんな忙しくなり、飲み代が減ったからでしょう。電車の中で化粧をする人もいるぐらいだし、まあいいやと開き直る人が増えたのかもしれません。そのうち日本酒、さきいかも登場したりして」 いっぷう変わった“酒場”は他にもある。コンビニエンスストアの店先だ。 都内在住の女性会社員(49)は平日夜のママさんバレー練習後、仲間とちょくちょく談笑する。自転車の荷台をテーブル代わりに、ポテトチップスやちくわなどをつまんで。「居酒屋は長居しちゃうしお金もかかる。だからコンビニです。屋外のビールは進むけど、『もう1本』は飲まないようにしています」 30歳代の派遣労働者の男性も“コンビニ派”だった。「工場で夜通し働いた後、朝になって仲間とコンビニで軽く飲むんだよ。愚痴を言い合ったりしてね。昔は居酒屋も珍しくなかったけど、お金がなくてさ」 若者だけでなく、大人もたむろしつつあるコンビニ。狩野さんはどう思う? 「昔は酒屋前での立ち飲みなんて、珍しくなかったんです。ちょっとしたつまみとともにさっと一杯。コンビニがそこに取って代わったわけです。大勢でも一人でも、飲む人の気持ちはよく分かります。中高生が学校帰りに買い食いするのと変わりません」 一方、「酒飲みの社会学」の著書がある奈良女子大教授(社会病理学専攻)、清水新二さん(62)は批判的だ。 「安易にどこでも飲む行動は、決して好ましくありません。コンビニの前は公共の場所です。まあ、何人かでたむろして飲めば、飲む量に歯止めが利く分だけ、一人で飲むよりはましですが」 お手軽な一杯に賛否が割れたのは、お酒が毒にも薬にもなるからか。小泉政権以降の規制緩和もあり、お酒を取り扱うコンビニは2月末現在、全国4万1875店(日本フランチャイズチェーン協会加盟業者分)にもなる。 さて、変わりつつあるのは飲む場所だけではない。サントリーが3月に発売したチューハイ「ほろよい」。このCMで紹介された「ウェブ飲み会」をご存じだろうか。 CMには俳優の堀北真希さん、水嶋ヒロさん、オダギリジョーさんが登場。別々の場所で飲みながら、「ほろよいって?」「素直になれる、一番心が開く状態」などとネット上で言葉を交わすのだ。 「我々が『ウェブ飲み会』という言葉を作ったのでなく、先にそうした飲み方があった」とは、同社RTD・リキュール部長の山田真二さん(53)。こう続ける。 「最近の20歳代は10時以降、音楽やネットとともにお酒を楽しむ傾向があります。ゆっくり、長く飲むので低アルコールが好まれます。40、50歳代が7、8時台に食中酒を楽しむのとはまったく違いますが、それでも、誰かとつながっていたい欲求があるから、チャットを楽しみながら飲むのでしょう」 社会学者の清水さんはおおむね肯定的に受け止める。「現代的な飲み方。ほろ酔いの状態と上手に付き合い、静かにゆっくりと飲むのは悪くない。ただ、毎日飲みながらウェブをしていると、ウェブをする時にはいつも飲みたくなるということになりかねない。注意は必要です」 相手の顔が見えない“飲み会”というのも味気ない気がするが、そこが当世風なのだろう。ブームが高じ、お店で飲む若者が減り、飲みながら親交を深める赤ちょうちん文化が廃れてしまわないのか。 首都圏で立ち飲み店「かぶら屋」を20店舗展開する「フードゲート」(東京都)社長、内山九十九(つくも)さん(48)は、そんな悲観論を一蹴(いっしゅう)する。 「お客さんを見ていると、20歳代の方はかっこよさとかおしゃれだからと入ってくる。でも、30歳代だと、女性でも一人で来る方がいるんです。コミュニケーションの大切さや人恋しさを実感するんでしょう。やはり最後は人と人とのふれあいですよ」 前出の狩野さんも言う。「その昔、日本ではお酒はへべれけになるまで飲み、自分をさらけ出すためのものだった。今は量も抑え気味だけど、私たちの根本にはそうしたDNAみたいなものがあって、人と人との距離感を縮めたいという思いがあるのでは」 世相が移ろい、お酒の飲み方が変わりはしても、私たちがお酒に求めるものはさほど変わっていないのかもしれない。……おいしいお酒を飲みたくなってきた!』毎日JP

お酒が今の日本の世相を如実に物語っている出来事と思います。お酒好きな人達を通して、庶民の不況の中の経済状況や生活が反映されている取材と思いました。景気が良くなり赤暖簾や居酒屋で、お酒を飲みながら楽しく話し合える日の到来を左党は待ち望んでいると思います。庶民のささやかな楽しみも楽しめない今の深刻な不況下の日本です。通勤帰りの電車の中で、中年のおじさんが一杯飲まれますと未成年もの中高生が真似して電車の中で飲まないか心配です。小泉政権以降の規制緩和もあり、お酒を取り扱うコンビニは2月末現在、全国4万1875店、日本フランチャイズチェーン協会加盟業者分あるらしいですが。コンビニは、昔で言えばよろず屋、夜遅くまで営業していますしお酒の当てになる物も販売しているのでお酒のを買い外で立ち飲みするのはもってこいかも分かりません。コンビニの規則で店内で飲めませんが。不況の影響で暖簾をくぐり、居酒屋で立ち飲みをする人が少なくなったのかも分かりませんね。外食産業低迷の原因も底にあるのかも分かりません。庶民のささやかなストレス解消の場としてのお酒屋さんの数も少なくなり、お酒屋さんで立ち飲みする場所が無くなり、するめやつまみで、ちょっと一杯自宅に帰る前に冷酒を引っ掛けて飲めなくなったと言えますね。規制緩和で、コンビニやスーバーマケットでお酒が自由に販売されるようになりお酒屋さんの営業が成り立たなくなったからと思います。お酒屋さんで、お父さん達のつまみ片手に日本酒やビールの立ち飲み風景は昔懐かしいものになってしまいましたね。都市圏では、酒屋さんが少なくなったと思います。通勤帰りの電車の中でロングシートで、お父さん達が、一杯飲まれますと未成年の中高生が、真似をして電車の中でお酒を飲まない心配です。未成年者の飲酒の問題も出て来そうですね。お酒を飲むことで気分を晴らし、お酒飲み仲間で、知り合った人達と仲良く交流を深め、皆で楽しいお酒が楽しめる庶民の憩いの時間が復活しますように祈っています。庶民の目線に立った政治で、庶民の暮らしを良くして欲しいと思います。

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする