森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ウラベニホテイシメジ

2009年10月12日 | きのこ・菌類
 今年のキノコは早くに発生してあまり取れなかったという話を耳にします。我が家のナラタケは未だに発じんの兆候がなく今年も昨年に引き続き不作かなぁと思っている矢先ですからなんとなく納得してしまいます。それでもこの時期野山に遊べばいくつかのキノコが目に入ります。これはボリュウムたっぷりのウラベニホテイシメジで、雑木林の一角に10数本が発生していました。そのうちの2本だけいただいて他はそのままにしておきました。
 この手のキノコに要注意種があります。裏がこのように淡いピンク色のものに悪名高いクサウラベニタケがあります。本種に比べてかなり小型です。不確かな場合は絶対に食べないようにしましょう。