絶滅危惧種のいくつかも展示されています。そのうちの一つハナハタザオが花をつけていました。ひたち海浜公園の砂丘に自生を見ましたがここでは鉢の中で開花しています。開花期は普通初夏から夏なのですが暖かい環境なのでしょうかすでに満開。かつてはに当たりの良い路傍や草地に見られたそうですが今は環境省の絶滅危惧ⅠＡ類に指定されるほどの貴重種です。
鹿児島や沖縄地方に見られるバラ科の匍匐性低木なのだそうです。もちろん初めて見るものでどういう生態なのか全く知識がありません。海岸の岩の上を覆い尽くすように生えていると解説されています。絶滅危惧Ⅱ類。まだまだ知識のない種が国内にも多くあることを再認識です。
大きさ1ｃｍ以下。若い実は子房下位の様子が分かります。実は熟すと赤くなるそうです。ちなみに「テンノウメ」はヤシャビシャク（ユキノシタ科）の別名にもなっているようです。