デワノタツナミソウの群落が真っ白!まるで花が咲いたよう・・・。何が起こったか調べると「うどん粉病」です。ほかの植物には出ていないのに選択的にタツナミソウがやられています。病気に対する抵抗性に強弱があるんですね。こんなにやられてしまうと来年の花が心配です。
サルナシの雌株、雌花がびっしりです。いいものを見つけました。秋の収穫は独り占め!!でも、比較的見つかりやすい場所なのが気がかりです。
キューイーフルーツにそっくりですね。マタタビ科の山の幸、甘くておいしい!いまからワクワクしています。
キューイーフルーツにそっくりですね。マタタビ科の山の幸、甘くておいしい!いまからワクワクしています。
たまにはこういうのはどうでしょうか?森の中には毛虫が沢山。これを餌に小鳥たちが活発に動いています。毛嫌いする向きもあるようですが、アップで見ると毛虫も結構可愛いではありませんか!マイマイガの幼虫です。
久しぶりの雨の日になりました。乾き気味の大地には恵みの雨ですね。コシジシモツケソウ。花が減ってきたこの時期の貴重な色彩。越後を中心にした日本海側に分布する名花です。小さな花が沢山寄り集まってピンク色の塊を作ります。
別名ツリガネツツジといわれるウラジロヨウラクです。私の縄張りのなかの個体はあっという間に花の時期が過ぎてしまいました。おかげで気に入った写真を撮ることができませんでした。
越後にはこのほかにがくの発達したガクウラジロヨウラクがよく見られるのですが、両種とも同じような分布をしていて生態的な違いを感じません。形質は遺伝的に固定しているのでしょうか?単純に別種とするには難しい問題がありそうな種です。
越後にはこのほかにがくの発達したガクウラジロヨウラクがよく見られるのですが、両種とも同じような分布をしていて生態的な違いを感じません。形質は遺伝的に固定しているのでしょうか?単純に別種とするには難しい問題がありそうな種です。
簡単に粘菌を説明するのが難しいのですが、植物なのか動物なのか、はたまた単細胞なのか群体なのか・・なんとも不思議な生態をしている生き物なのです。粘菌といえば博物学者の南方熊楠が有名ですね。この人物も粘菌と同じくらいに不思議な人物でとにかく凄い人です。
それはそうと、この黄色の物体はホコリカビという森の住人の大切な一人なんです。今その片鱗を見せてくれています。森というのは本当に不思議な世界ですね。
それはそうと、この黄色の物体はホコリカビという森の住人の大切な一人なんです。今その片鱗を見せてくれています。森というのは本当に不思議な世界ですね。
粘菌が発生する時期ですね。森を歩いていて出会った粘菌アメーバの大集団。といっても何がなんだかよく分からないかも知れませんね。この黄色のモコモコトした塊、実はホコリカビ(変形菌)の移動期の様子なのです。
顕微鏡で観察するとこの時期は単独行動しているアメーバー(粘菌アメーバー)がうごめいているはずです。ですから1時間もするとこの形が変化してまた違った形状になります。活発に移動しながら枯れ木は枯葉の表面にいる細菌などを捕食し増殖して仲間を増やすのだそうです。十分増殖すると単独行動をしていたアメーバーが集合し一つの個体(動物)のような状態になって移動を止めその位置で胞子を作るようになります。このときは2~3cmの暗褐色の棒状の胞子のうを林立させて枯れ木などに付着していますから、この様子は案外目にしている方も多いのではないでしょうか
顕微鏡で観察するとこの時期は単独行動しているアメーバー(粘菌アメーバー)がうごめいているはずです。ですから1時間もするとこの形が変化してまた違った形状になります。活発に移動しながら枯れ木は枯葉の表面にいる細菌などを捕食し増殖して仲間を増やすのだそうです。十分増殖すると単独行動をしていたアメーバーが集合し一つの個体(動物)のような状態になって移動を止めその位置で胞子を作るようになります。このときは2~3cmの暗褐色の棒状の胞子のうを林立させて枯れ木などに付着していますから、この様子は案外目にしている方も多いのではないでしょうか
さてこれは何かわかりますか?先日のナツハゼと同じツツジ科の種であることはすぐに判別できますね。これは先日見た今年初めてのハナヒリノキの花です。普通にありそうな花ですが、あまり気づきません。それをアップで観察するとなかなか素敵な世界が広がっていますね。
カルミアというツツジ科の花。おしべが花管の奥のへこみにはまりながら花が開きます。そこに虫などがやってきておしべの花糸に触れるとバネのように花糸が内側にはじけて巻き込む仕組み。そのときに花粉を昆虫に付けるのでしょう。なかなかの仕掛けです。
さらに、昆虫が何も来なくてもやがておしべは花管のへこみから外れて、雌しべめがけて花糸が内側に巻き込むようです。最低でも自家受粉して種子を作るようになっているようですね。
さらに、昆虫が何も来なくてもやがておしべは花管のへこみから外れて、雌しべめがけて花糸が内側に巻き込むようです。最低でも自家受粉して種子を作るようになっているようですね。
今盛りのヤマボウシの花をアップで見るとこんなふう。白い花びらのようなものは包葉。花弁のない花がボールのように寄り集まっています。受粉が済んだ花は子房がもう膨らみ始めていますね。赤く熟して結構おいしい果実になります。