森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ノイバラ

2022年12月26日 | 自然観察日記
登山道の一角にノイバラが顔をだしている藪がありました。バラを好まれる方は非常に多く庭先に沢山栽培されていますがその原種ととなっているノイバラはあまり扱いは良くない気がします。それでも大株になってたくさんの花を見せていれば一見の価値はあります。

ノイバラの花

2022年12月26日 | 自然観察日記
個人的には栽培のバラには綺麗だという感情はあるもののあまり興味を示すことはありませんでした。その流れをくんでかやたらと棘が多いこともありノイバラはスルーすることが多かった気がします。しかし、しっかり観察すれば「科」を代表する花でもあり整った形質をしていることが分かります。

サイハイラン

2022年12月25日 | 自然観察日記
素朴な里山の野生ランでそれほど見た目があでやかでないためか盗掘されることも少なく林下腐植の多い場所に普通に見られます。個人的にはこの素朴さがどこか安心感がありホッとする感じです。

ウリノキ

2022年12月24日 | 自然観察日記
低木のウリノキです。里山では比較的出会う種です。とはいえ個人的感想では分布にはムラがあるように思います。個体数密度が多い地域と全く見られない場所があって普通種のように感じません。しかし、分布図を見ると例えば新潟県内では広く自生が確認されています。


ウツボグサの葉

2022年12月23日 | 自然観察日記
帰化種を含めいくつかの類似種があります。高山種のタテヤマウツボグサは生育していいる環境を含めて毎年一度は見てみたい種です。薬草としても利用価値があるようです。