フジバカマのそばに「コバノタツナミソウ」(シソ科)が群落で咲いていた。春に道の駅で苗を購入したものだった。開花期は4~5月というのが普通だ。たしか5月頃に咲いた記憶がある。それが今になってまた咲き出したのだ。狂い咲きか。地球温暖化のせいか。
これを購入したのはグランドカバーとして増えてくれることを願っての植え付けだった。春の頃よりも今はそろりと増えだしてしっかり大地を掴んでいるのがわかる。だからか、花も元気が良い。名前由来のとおり波頭のように株立ちしている。
タツナミソウは20cmくらいの高さがあるが、園芸種の「コバノタツナミソウ」は15cm未満の低い位置にいる。花色は桃色や白色もあるようだがいずれそれらも入手したい。気に入ったのは常緑の多年草であるのがうれしい。なかなか常緑の草は少ない。
昨日はアサギマダラが3頭やってきた。しかしきょうはいなくなった。いよいよ長い旅立ちをしたのかもしれない。わが園が長い旅立ちに英気を養った場所になってくれたのであれば最上の喜びだ。