わが家の畑がいよいよ手狭になり、となりの荒地を使うことになった。
といっても、定年帰農のおじさんにとってはかなりの広さで、とても耕作はむずかしい。そこで、畑というより雑草だらけの荒地に人の気配がする庭造りをしようというものだ。
そこで、となりの師匠がたまたまツツジの剪定をしたので、それをもらって「挿し木」をしようということにした。大きくなったら、それを植えていくという時間のかかる作業だ。つまり、挿し木畑のスペースを開拓したということだ。
この一歩は、小さな勇気を必要とする。それほどに、荒地が続いているということで、都会では考えられないことだが、過疎では荒れた土地はいくらでもある。狭い土地に汲々としていたのが、ここでは逆で、ほっておくと雑草に侵蝕されてしまう。さていよいよ、賽は投げられた。
といっても、定年帰農のおじさんにとってはかなりの広さで、とても耕作はむずかしい。そこで、畑というより雑草だらけの荒地に人の気配がする庭造りをしようというものだ。
そこで、となりの師匠がたまたまツツジの剪定をしたので、それをもらって「挿し木」をしようということにした。大きくなったら、それを植えていくという時間のかかる作業だ。つまり、挿し木畑のスペースを開拓したということだ。
この一歩は、小さな勇気を必要とする。それほどに、荒地が続いているということで、都会では考えられないことだが、過疎では荒れた土地はいくらでもある。狭い土地に汲々としていたのが、ここでは逆で、ほっておくと雑草に侵蝕されてしまう。さていよいよ、賽は投げられた。