明けない梅雨を隣の川根町から見た夕方の風景。
ちょっとした水墨画の風景だ。
沸いてくる霧は、どんどん流れ、一定ではない。
画家や「文人」はきっとそんな流れに幽玄な人生の奥行きを見たに違いない。
日本はそういう風景から自然と人間との融合・一体感を体験してきたんだと思う。しかし、西洋の合理主義はそうした風景は価値を生まないものとして切り捨ててきた。それが今の日本を席捲している。
いまいちど、「書を捨て、街を抜け出し、森に行こうではないか」ということだ。大地や緑から遊離したいびつな現代を救うには、これから始まる。
ちょっとした水墨画の風景だ。
沸いてくる霧は、どんどん流れ、一定ではない。
画家や「文人」はきっとそんな流れに幽玄な人生の奥行きを見たに違いない。
日本はそういう風景から自然と人間との融合・一体感を体験してきたんだと思う。しかし、西洋の合理主義はそうした風景は価値を生まないものとして切り捨ててきた。それが今の日本を席捲している。
いまいちど、「書を捨て、街を抜け出し、森に行こうではないか」ということだ。大地や緑から遊離したいびつな現代を救うには、これから始まる。