山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

こだわりの味は隠せない

2024-08-14 23:13:01 | 特産品・モノ

 先週に突然、和宮様のご令嬢・二女がひょっこりわが家にやってきた。なにしろこの暑さの中なので昼寝をたっぷりとりながら、夕方からブルーベリーの収穫を手伝っていただいた。

  

 わが家のブルーベリーは最近の甘く大粒の品種ではないので、食べながら慎重に収穫してもらった。大量の収穫とはいかないが、白い粉のあるブルームの果実を中心に収穫する。お盆のころの中旬になった現在では、甘みがぐっと増し、ブドウのように房ごと採れるほどに熟していく。昨日は収穫量は4kgにもなった。

  

 さて、二女が持参したお土産はクッキーの詰め合わせのお菓子だった。年金頼りのわが家は家庭菜園で採れた野菜を中心とした食生活なのは言うまでもない。だもんで、都会の高級なお菓子はめったにおめにかかれない。二女がお薦めの「ソルトカーマンベールクッキー」は、北海道産の牛乳・グラニュー糖にフランス産の塩にカマンベールチーズが濃縮されたクッキーだ。実物を見たら撮影も忘れてあっという間になくなるほどの旨さだ。

  

 これが都会のこだわりの味なのかと感心する。もう一方の「蜂蜜ゴルゴンゾーラクッキー」は、スペイン産の蜂蜜、北海道産のグラニュー糖、イタリア産の癖のある濃厚ゴルゴンゾーラチーズ・チョコがミックスされていて、これもうなるほどの美味だった。デザインの牛とホルンのように「懐かしい」心温まるをコンセプトにした「新しさ」に職人気質を感じる。

 「今日ひとり、熱狂的なファンを創る」という社員の合言葉が口の中でブレンドされる。都会批判ばかりで固まったオイラの前頭葉に「たまには都会の風も浴びるもんだ」とほざいてみた。二女はこのお菓子を持って「韓国の演劇人たちと交歓するのです」と言って、颯爽と飛行機に乗り込んでいった。

  

コメント
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