
畑で石拾いをしていたところ、体が1cmほどの蜘蛛が逃げていった。軍手を外して急いでカメラのシャッターを切る。図鑑を見ても同じものがなかなか見当たらない。ネットで調べたら、どうやら「アズマキシダグモ」(キシダグモ科)らしい。というのも、体の模様も色も変異が多いという。そのため、図鑑に載っている写真には出ていない可能性もあるわけだ。
アズマキシダグモには、基本型、キスジ型、マダラ型に分けられ、白灰色の模様は「基本型」のようだ。

そのすぐそばに、「キスジ型」のアズマキシダグモもやってきたが、とても同じ蜘蛛には見えなかった。名前の由来は、蜘蛛学の創始者の岸田久吉氏にちなむそうだ。オスは獲物の昆虫を咥えてメスに差し出し、メスが餌を食べている間に交尾をしてしまう。それは「婚姻贈呈」という儀式だそうで、その行為は蜘蛛の中ではアズマキシダグモだけと言われている。
アズマキシダグモには、基本型、キスジ型、マダラ型に分けられ、白灰色の模様は「基本型」のようだ。

そのすぐそばに、「キスジ型」のアズマキシダグモもやってきたが、とても同じ蜘蛛には見えなかった。名前の由来は、蜘蛛学の創始者の岸田久吉氏にちなむそうだ。オスは獲物の昆虫を咥えてメスに差し出し、メスが餌を食べている間に交尾をしてしまう。それは「婚姻贈呈」という儀式だそうで、その行為は蜘蛛の中ではアズマキシダグモだけと言われている。