山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

たんたんと寒さを迎える秋の昆虫

2015-10-16 20:52:16 | 生き物
 路上にいる「カマキリ」に近づいたら、三角頭を向けてギョロリと目で威嚇された。
 「オオカマキリ」か「チョウセンカマキリ」か、胸を見ないとわからないが、茶色の小さいカマキリにもよく出会う。

     
 畑に「セスジツユムシ」がじっと動かないでいる。
 夜行性なので昼寝をしているらしい。
 触覚と前足を前に出して休息するのが特徴らしい。

                   
 枯草を踏むとどんどん飛び出すのが「エンマコオロギ」だ。
 模様が閻魔様の憤怒面に似ているというがよくわからない。

                            
 表面的には激減しているが、「カメムシ」の幼虫を発見。
 デザインがなかなかオシャレであるが、害虫であることを忘れてはいけない。
 サツマイモの根元からはいっぱい見つけられる。

    
 畑や庭を歩いているとしょっちゅうクモの巣に引っかかる。
 その多くがこの「ジョロウグモ」だ。
 漢字で書くと「女郎蜘蛛」だが、ほんとうは、「上臈」という身分の高い女官・貴婦人の意味があるらしい。
 遊女というイメージが先入してしまうが、模様を見ると「上臈」と言うほうが納得する。

                       
 「カナブン」と「コガネムシ」の違いがよくわからない。
 益虫はカナブンで、害虫はコガネムシとは言うけれど、外観で判断するのはむずかしい。
 それにしても、メタリックな色合いには感動させるものがある。

 相変わらず、スズメバチが日本ミツバチの巣を狙っている。
 オイラが巣に近づくといっせいに日本ミツバチが翅を振動させる。
 涙ぐましい日本ミツバチの連帯感に呼応して、網を使ってスズメバチを捕獲・捕殺する。

 冬支度のせいなのか、全般的に昆虫の動きは緩慢な気がする。
 きょうの空の雲はどんよりとしていて、昨日の多様な雲のアラカルトの素晴らしさを確認する。
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