山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

田園は雲のプラネタリウム

2015-10-15 21:02:41 | 風景
 小さな畑から空を見上げるのが日課となっている。
 きょうはいろいろな雲のパレードの日だった。
 朝は一面の「うろこ雲」が空を覆う。
 氷の結晶を含んだ5000m~13000mの上層にある「巻積雲」だという。

         
 低い空には、水を含んだ「わた雲」がぽかりと浮かぶ。
 雲の代表的なキャストである。
 存在感がある。

                        
 その隣には、「すじ雲」だろうか、巻雲がわた雲を引っ張っているようにも見える。
 30秒もすれば、あっというまに次のステージが始まってしまう。
 下を向いて農作業をやっているうちに、空の模様がすっかりかわっていることも少なくない。

       
 空にX印か、「あばら雲」のような線状の雲も流れていく。
 しばし空を見てから、おもむろに畝に溝を掘る。
ここに熟成した生ごみを投入するのだ。

        
 穴掘りも猛暑だったら滝のような汗を流すところだが、天高く風もさわやかだったので、汗もかかずに済む。
 また、毎朝の体操のせいか、筋肉痛もなく鍬を使えた。
 ときどき、空を見上げた効果もある。

                                 
 うろこ雲の仲間の「いわし雲」も現れた。
 秋の特徴的な雲のオンパレードで、きょうの農作業も滞りがち。
 いや、気持ちよく農作業をやれたのが何よりだ。
 
     
 

                             

                           
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