
家の周辺にいるといつもの静寂を破って突然ガサッと音がしておどかされることがある。その多くはトカゲが飛び出したり逃げ出したりしたときだ。先日、そのトカゲがコオロギを捕らえた瞬間を見届けた。その周りにはコオロギのもがれた足が散乱していた。トカゲはこうした小昆虫を餌にしているのがわかった。
2012年から日本トカゲの中にも「ヒガシニホントカゲ」が新しく分類されるようになった。両者の見分けはかなり難しいので、西日本は「ニホントカゲ」、東日本は「ヒガシニホントカゲ」と地域分類するのがわかりやすいという。したがって、このトカゲは「ヒガシニホントカゲ」ということになる。