山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

畑にも家にも蛾の天国!?

2018-05-19 21:37:59 | 生き物

                                  家の灯火を求めて蛾がやってくるようになった。大きさはシジミチョウくらいのかわいい大きさだったが、障子にぶつかって騒がしい。捕まえてみて腹側を見るとまるでコウモリのようだ。形から始めは「アオバハゴロモ」の仲間と思ったがどうも違う。どうやら「クロシタアオイラガ」(イラガ科)のようで、幼虫だったら毒針を持つ。

 

               

 毎年やってくる、「スジベニコケガ」(ヒトリガ科)も同じく小さい蛾だが、拡大すると模様が美しい。しかも人面なのだ。王様の風格がある模様だ。日本語では「筋紅苔蛾」と書くように、幼虫は苔や地衣類を食べるのでこの名がついたという。

 

     

 畑では茶色い毛虫にたびたび出会う。同定は難しいが「スジモンヒトリ」(ヒトリガ科)のようだ。ヒトリガも夜行性で、昔は灯火を消してしまうので「火盗(取)」の名前がつく。

           (画像は成虫で、「昆虫エクスプローラ」webから)。この仲間の蛾は白い地がきれいだ。大豆やインゲンの葉を食べるが大被害になることはないようだし、毒はないようだ。

 いよいよ隙間だらけのわが家に集合がかかったようで、いろいろな昆虫が飛んでくるようになってきたぞ。    

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