山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「煮干し」か「いりこ」か、「納豆」か「テンペ」か

2021-04-28 23:02:19 | 特産品・モノ

 街中に住む畏友から宅急便で健康食品が届いた。鉄分・コレステロールに難あるオイラの体を見抜いているらしく、煮干しの「アーモンド小魚」が入っていた。ポリポリとアーモンドとブレンドしながら食べるのが小気味いい。瀬戸内海で獲れた鰯のようだ。

               

 同時に、創業明治34年の老舗「石丸弥蔵商店」の鰯の「いりこ」もあった。こちらのほうは前者よりソフトな食感だった。食べ出すと止めるのにかなりの勇気がいる。「煮干し」と「いりこ」の違いがわからなくなった。一般論から言えば、ほとんど同じということだ。

 厳密にいうと、「いりこ」(炒り子)は小さな雑魚を「炒って」干した「小魚」、「煮干し」は小魚(雑魚)を煮てから干したもの、と区別することもあるという。

      

 さらには、インドネシア発祥の大豆発酵食品「テンペ」も同梱されていた。納豆菌ではなくテンペ菌で発酵させた自然食品だ。茹でた大豆をバナナの葉で包むと葉に付着しているテンペ菌が発酵を促進してくれるという。新潟の「マルシン食品」が製造、大豆が国内産であるのが素晴らしい。

      

 すぐさま、畑の野菜を採って来てテンペそのままを入れてサラダにする。食感はチーズのようでもあり、他の食材を邪魔しないくせのない栄養食品だ。そのため、こちらもぐいぐい食欲を盛り立ててくれた。これらを毎日のように食べれば、血液はさらさらになるだろうし、骨や歯も丈夫になるだろうし、なによりも思考力を少しは増進してくれること間違いなしだ。健康や自然食品に関心を払う友人の配慮にただただ感謝するばかりだ。 

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