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キュウリやブルーベリーなどの収穫が終わり、わが畑はこぼれ種から野生化した野菜が主流になってきた。その代表格の「冬瓜」の花にセセリチョウが蜜を吸っていた。食事時は人間も昆虫も夢中になるものだ。カメラを向けてもあまり気にしない。セセリチョウと言えば、チャバネセセリとかイチモンジセセリを圧倒的に見かける。
ファインダー越しでその翅の斑紋を見ると明らかに違う。これはしばらく見ていなかった「マダラセセリ」に違いないと見当をつける。図鑑で確認したらやはりそうだった。セセリチョウの多くは白い斑点模様が特徴的だからだ。来月には、やはり野生化したニラの花にセセリチョウ群団がやって来るが、そのほとんどが白点模様で占められる。ダイミョウセセリや大きなアゲハも来るが群団に追い払われる。気性が激しいのがわかる。
マダラと言えば、6月中旬、その近くに5mmくらいの「マダラホソアシナガバエ」(アシナガバエ科)がいたことがあった。体は小さいけど翅にまだら模様があり、体が金緑色の宝石のような美しいハエだった。ハエとはいえ、アブのなかまだ。だから、小さい虫の体液を吸汁するらしい。種類も多いようで素人にはその同定は至難の業、オラはこの宝石のような小さな昆虫に出会っただけでもラッキーという世界だ。
雷雨が迫ってきた。台風が近づいている。被災だらけの過疎の道路事情でいつも工事中。寸断されて陸の孤島にならないよう願うのみだ。