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田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

土浦・水戸ブラリ旅(2018/2/26~27)

2018-02-27 23:10:47 | ピンピンころりは田舎生活から
東京に、甥の結婚式に出て、長男夫婦宅で孫と遊びで、4日程妻と関東に出かけました。
後半は、茨城県の土浦・水戸のブラリ旅。
 土浦市は隣町が阿見町で、この町にある茨城大学農学部で日本で最初のヤーコン栽培が始まり、町の特産品にしていると聞いており、ヤーコンにまつわる何かあるかもと寄ってみたもの。
 土浦ではヤーコンの形跡、見つけること出来ず。
 ついでに、日本で二番目に大きな湖、霞ケ浦を遊覧船で遊んでみたいとの希望も。
 遊覧船は、乗り場まで、たどり着くも、あいにくこの日は、お休みでガッカリ。


 せっかくここまで来たのだからと、水戸の偕楽園の梅を見ようと、千葉市内に一泊。
例年なら、梅がまっさかりのはずが、今年の冬の寒さに、まだ2分咲き。

しかし、梅は、桜と違い、一輪、一輪開いたり、蕾だったりに値打ちのある花だそうで、偕楽園、来た甲斐があったと、満足でした。

 よく手入れされた、偕楽園の広大な庭園をブラブラしていると、正岡子規が明治22年に偕楽園に遊んだ時の句。

 まだ大学生だったころの句だと思うが、ちょうど、現在、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいるところで、正岡子規が結核と闘いながら、俳句の新境地を切り開くさわりに来たところ。印象に残る句碑でした。

 偕楽園に隣接してある、徳川ミュージアムに、なんとなく寄ってみました。
展示されている、パネル、土産、遺品で一際光彩を放っているのが、水戸黄門こと、徳川光圀。
 名君だったと、感銘しました。
 水戸徳川家の2代目に兄を差し置いて指名されたが、嫌で、問題児だったのが、司馬遷の史記に、自分と同じように、国を任されるのが嫌で逃げ出した兄弟の話しを読み(伯夷、叔斉)2代目を受ける決心をしたとのこと。
 史記に啓発され、日本の史記を作ることに心血をそそいで、大日本史を編纂し、完成をみることは無かった(明治になって、完成)。
 隠居して兄の息子に、家督を譲ってからは、農業にいそしみ、跡を継いだ藩主に年貢米を納めたとのこと。
 どれも、詳しく説明もされ、完成した大日本史そのものや、隠居した住居を大事に復元・保管している様子が、パネル展示されるなど、今に至るまで、地元千葉で、尊敬され、親しまれていると感じ入りました。
 徳川ミュージアムの中庭のベンチに、水戸黄門の像が座っており、私の帽子を像の杖にかけて、パチリ。


 楽しい4日間の旅でした。
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農園で力仕事(2018/2/20)

2018-02-20 22:57:04 | Weblog
気持のいい、春の始めの快晴。
妻と、農園に一仕事しに行きました。
昼食は、簑島の牡蠣を炭火焼だと、簑島に寄り道。
今年は、牡蠣の生育がいいとのことで、生きのよさそうな牡蠣を3キロ購入。
よく身が詰まっており、美味しい。


2キロ焼いて、二人とも満腹、残りは、次男に夕食用に持ち帰り。


 私は、前回やり残した、屋敷の裏手の柿の木の近くの藪の撤去。
立派な富有柿が沢山なっていたが、この20年程、殆ど実がならない。
 最近、周辺に、笹やら、灌木やら、ついには棕櫚の木の大木まで生えて、根を伸ばすことが出来ないのが、不作の原因では。
 前回は、密生した笹を切り取り、今日は灌木と、棕櫚の木を鋸で切り倒しました。
作業2時間、柿の木の周りの藪取り払われて、すっきり、見通しが良くなりました。
 ↓先週、藪切り取りの前

 ↓今日、作業終了後。 手前が、今後期待の富有柿の木

 切った灌木と、棕櫚の木の大木は、農園の林の中に積んで、枯れて乾燥したら、薪に使う予定。


 妻は、農園の別の場所の藪から切り出した笹を空き地で燃やす。

その後、大分伸びてきた、グリーンピースとスナップエンドウの支柱作り。


 段々春の装いの農園を後に、夕方帰路に。

 楽しい一日でした。
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年に一度の自家製味噌の仕込み

2018-02-18 16:52:13 | 海の幸・山の幸楽しく加工
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
毎年、2月になると、我が家では、手作り味噌の仕込み。
40年ほど前、結婚して一年ほどたって、妻が味噌を作ろうと言い出し、半信半疑作ることに。
自分では作ったことはないが、妻の母親が作っているのを見ていて、作り方は、短大の食物の教科書に出ていたと。
教科書を見てみると、味噌工場の解説で、米、塩の単位がトン。
これを使う米が15キロにして、大豆、塩の重さを電卓で計算したのが、始まり。

 作り方は

①金曜日の昼に、米15キロを小分けにして蒸して、蒸し終わった米は古い布団とシーツに包み、温度をキープ。
15キロ全て蒸し終わったところで、麹菌をまぶして混ぜる。
麹菌は、行橋市内の薬屋で「もやし」という名前で、売っている。
我が家は、3袋買っている。一袋300円程度。(米15キロ程度なら、一袋でいいのかもしれないが、安全をとって3袋)
保温のため、ホッカイロを布団の表面にペタペタ。

②48時間かけて、麹をつくるが、途中、3回ほど、様子見と、むらなく麹を作り、温度を少し下げるため、布団包みを開いて、手で混ぜる。
今回も、きれいに、麹が出来ている。

③昨日の土曜日、大豆3キロを大鍋でぐつぐつ煮る。
時間の節約のため、圧力釜で、まず煮て、それから大鍋に。


④麹を作り始めて48時間たったところで、出来上がった麹に塩を混ぜて、発酵を抑える。(冒頭)
我が家では、塩はやや控えめで、米+大豆=18キロの20%の塩、3.6キロ使用。
全ての塩を麹に混ぜず、0.7キロ程の塩は残して、樽に詰めた味噌の元の表面に、薄く振り掛けて、カビの予防。
↓この塩は、表面振り掛け用

表面に振り掛けた塩は、一年余り後、取り出して食べるときに自然に、味噌と混ざっていく。

⑤よく煮た大豆と麹を、よく混ぜる。
 一度に混ぜるのは無理で、我が家では8等分して、8回に分けて混ぜる。
↓塩で発酵を抑えた麹を8等分しているところ。

味噌を作り始めた当初は、大豆は厚手のビニール袋に入れ手と足で潰していたが、
30年余り前から、餅つき機を買ったので、それで撹拌。
↓まず大豆をつぶす 大豆の煮汁もいっしょに入れる

↓次に麹を入れてよく混ぜる

餅つき機の拡販羽は餅つき用、味噌用と2つ付いており、味噌用使用。
出来上がった味噌の元は、ソフトボール大に丸めて、プラスチックの樽に叩きつけながら納めていく。(これが唯一私の出番)

樽は、カビを防ぐため、焼酎(リキュール)を付けたペーパーで内側をよく拭いている。
今日は、中型の樽と小型の樽2つ、を使用。

⑥出来あがった味噌の元は、我が家では割と涼しい階段下の押し入れに保管、1年ほどで、
美味しい味噌に。
表面に塩を振りかけて、今日の作業終了。

↓作業終了


我が家では、まだ2年前の味噌が少し残っており、とても美味しい。
これが無くなってから、1年前に仕込んだ味噌樽を開ける予定。

麹菌、毎年作り方、我が家では少しずつ手を抜いたりその他で変わっているはずだが、さすが、生きている麹、作り手のその年々の状況に合わせて毎年、美味しい味噌に仕上げてくれるのには、感心。

 年に一度の、我が家の一仕事終わり、今晩はさぞかし美味しいビール。
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近くの浜にマテ貝とり(2018/1/18)

2018-02-17 21:10:33 | Weblog
寒さと、冬季オリンピックのテレビ観戦で、体がなまってしかたがない。
金は、節約したい。
 今日は、夕方引き潮で、近くの浜に自転車で行けば、マテ貝が取れるかも。
 10年近く前、遊びがてら行って、夕ご飯のおかずにはなった記憶。
 マテ貝は、引き潮時、小さい穴を掘って、中にもぐりこんでいる。
 満ち潮になれば、出てくるので、穴の入り口に塩を一つまみ置くと、満ち潮と勘違いして、少し、出てくるのを、素早く捕まえて穴から引きづり出すという、変わった取り方。
 もぐっている穴は、平鍬で砂泥の浜を斜めに掘り、見つける。

 自転車で30分ばかり走り、この辺だろうと、浜に着くと、どうも記憶とは違う場所。
 防波堤の階段を下りて、適当に沖に向かってテクテク。
 平鍬で、砂泥が引き潮で現れた箇所をザクザク掘る。
 小さい穴が、あるはずが、見当たらない。
場所替えと段々沖に。
 ようやく、それらしい穴。
 塩を上につまんで10秒程で、感激、細長いマテ貝が出てきました。
 10本ほど取ったところで、日も暮れ、満ち潮に変わったので引き揚げ。

 ちょうど、私と同年配のご夫婦が、ひき上げて来て、奥さんが「取れましたか?」
「10個程」と言うと、気の毒そうな顔。
 ご主人のバケツを覗いてみると、なんと、バケツの半分まで、マテ貝がぎっしり。
どこで掘るのかと聞くと、貝がいるところを掘らねば取れない、もっと沖。
 私が掘っていた箇所より、まだ300メートルから500メートル沖まで行くといいらしい。
 毎年掘っているそうで、取れた貝は親戚に宅急便で送っているとのこと。
これから、マテ貝、大きくなり、いい時期とのこと。
 ご夫婦と分かれて、近道しようと水たまりに入ると、底なし沼風で、膝まで泥にズブリであわてるも、何とか脱出。
 長靴の中は、水でタポタポ、冷たいこと。

長靴の泥水を出し、一休みして、自転車で我が家に。

 マテ貝10個、バター炒めでおいしく頂きました。

 もう一度、今シーズンマテ貝掘りに挑戦したいもの。
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農園の藪刈りこみ 夕 不良爺さん達と宴会(2018/2/16)

2018-02-16 23:24:50 | Weblog
 暖かくなる前に、農園の藪を刈りこんで、スッキリさせて、藪に生える雑木に押されて、この10年、実のならない富有柿を元気にしたいと、農園に。
 暖かくなって藪に立ち入ると、マムシやらダニやら蜂やらが怖い、今かチャンスというところ。
 妻は、今日から3日間、年に一度の味噌作りで、送り迎えのみで、久しぶりの一人バーベキュー。
 2時間程、藪に剪定ばさみと、鋸で密生した笹と灌木を7割切ったところで、残りは次回に。


 お昼時、フィギュアスケートの羽生の演技をラジオ観戦。
 ほぼパーフェクトの演技と、アナウンサーの絶叫に、ワーイと拍手。

屋根に止まったカラスが、笑ったような。
 残り4株になったヤーコンを2株掘り出したところで、迎えの車。


 晩は、小倉で飲み会で、不良爺さん達がビール。
昨年秋、癌、余命1.5カ月と医者から申し渡された、飲み仲間の大将のI氏、予測では、いまごろ49日のはずが、段々元気になって、今日も、元気、居合わせた面々、ご利益にあやかろうと、記念写真。

 がん細胞をI氏の免疫細胞が、始末しているとみた。

 楽しい一日でした。
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農園の建物にクレオソート塗り(2018/2/13)

2018-02-13 17:14:40 | 田舎生活のイノベーション
 この冬、多分3度目の酷い冷え込みも、ようやく終わりが見えて、残雪の中農園に妻と遊びに。
 もうすぐ、旧正月で、馬ケ岳、御所ケ谷といった農園周辺の景色、初春の気配(冒頭)。
 たき火が無くては、寒い寒いと、私は焚き物作り、妻はたき火コンロに薪をくべて火を起こす。
 勢いよく炎が立ち、生き心地。

 畑は、種まき予定なし、収穫はほぼ終了で、農閑期。
農園の、屋敷、電気水道なし、無人になって40年で放っておくとシロアリの餌食。
 10年ほど前、農園に遊びに来たコーラル丸の川端船長から、クレオソートを外の木部に塗ると、シロアリを防げるし、茶色系統のクレオソートを使うと、家も見栄えするよと教えてもらい、毎年閑なこの時期にクレオソート(匂いを抑えたタイプ)塗り。
 ↓ビフォー


 ↓アフタ


川端船長のアドバイスのおかげで、シロアリの被害は、ピタリと止まり、倒壊することもなく、今も屋敷は、農具その他の倉庫代わりに役立っている。

 昼食は、焼肉にメザシに餅、ビールも。
日差しも出てきて、いいバーベキュー日和。

 妻は、以前崩壊した納屋の周りの藪を刈り取りで、納屋の朽ちた柱が手の届くところに出てきたので、たき火用に引っ張り出す。

 この冬のたき火の薪、これで十分。

 外で体を動かし、日光も浴び、ビールも飲みで気分よく我が家に戻りました。
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農園のイノシシ防御柵補強(2018/2/9)

2018-02-09 18:43:47 | Weblog
一週間ぶりに農園に出かけました。
冷凍庫状態の気温も、和らぎ、外気温は7度、太陽も顔を出し、畑日より。
ちょうど、知り合いのF氏もやってきて、昼食のバーベキュー。
 食事をしていると、スズメ大の小鳥が10羽余り、頭上のヒノキの木に止まって、何か食っている。
 どうも、開花前のヒノキの花?をついばんでいるらしい。

 雀でない、なんという鳥と、妻、F氏私の3人で、頭をひねるも答えが出るわけがない。
 インドネシアに居る、バードウオッチングのベテランのKM氏が居れば、すぐ答えが出るのだがと妻と話したことでした。
 F氏も来てくれたので、二人で、イノシシ除けの柵の補強。
 山から取ってきた、木の枝で柵の支柱を作っているが、何本か腐ってグラグラ。
これと交換で新しい直径10センチ程の木を支柱として埋め込む。
仕上げは、各支柱をむすぶ真竹を切り出し、火で表面をあぶって(腐りにくいらしい)麻縄で固定。

 柵の高さも20センチ程高くしたので、最近夜畑周りに出没しているらしい、鹿にも対抗できそう。

 F氏の近所の方が、ヤーコンを栽培したいとのことで、ヤーコンの株をF氏に託けて、解散。

 農園で体を動かし、気分爽快の一日でした。
 明後日釣りの予定も、天気荒れ模様で臨み薄。
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厳冬の我が家、牛の放牧もどき(2018/2/6)

2018-02-06 14:14:17 | 笑える話
連日、北部九州は日中の気温が1度と寒いこと。
今日は、農園に妻と出かけて、畑とバーベキューの予定だったが、寒すぎてパス。
 体がなまる、退屈と思って行橋の老舗のラーメン店の行橋駅前の三徳に昼食に行こうと妻に提案すると、ok。
 雪が静かに舞う行橋まで、車で。
ラーメン店の三徳、私は40年程前初めて食べて、おでんとラーメンを食べるのがお勧め、私の子供たちも高校の帰りによく立ち寄っていた行列の出来る人気店。

 味は、以前の味をしっかり維持して、いつも満員で、今日もこの寒さにもかからわず、ほぼ満席。
 ラーメンはトンコツ味、おでんは味噌味。

 満足したところで、妻が牛乳など買って帰るというので、すぐ近くに中規模のスーパーがあるので、そこに行かないのかと聞くと、父ちゃんがブラブラ歩けるように、もっと離れた広いスーパーに行くと。
 おかげで、広いスーパーの売り場の野菜や鮮魚をブラブラ見て歩きを30分程。
 この状態、50年近く前、夏の信州の牛牧場で見た、牛の放牧ではないか、あの時の牛の気持ちよさそうな気分が分かりました。
 厳寒の今日は妻は優秀な牛飼いで、私は素直な牛。
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農園で鹿の糞?発見(2018/2/2)

2018-02-02 18:16:20 | 農園の生き物
今日は、午後妻と農園に。
ヤーコン、里芋の収獲が目的。
 私がヤーコン、里芋を掘って、妻は空き地で先日刈り取った笹を燃やす。
 妻が、鹿の糞がある、と。
見に行くと、ヤギの糞に似た、まん丸の糞が草むらに。
 農園の畑にはイノシシ、タヌキ、アライグマが頻繁にやってきて、特に芋系統は、防御の柵を作って対応しているが、鹿もやってくるとなると、どうしたらいい?
チンゲン菜、カブはなんともない。
 芽が出て、すこしずつ育っている、スナップエンドウの芽が、鹿の好みでは妻と同意見。
 スナップエンドウの畝に、竹の枝が沢山出たのを、置いて、鹿がやってくると、尖った枝を嫌がるかもと期待。
 山向こう、犀川の猟師さん達、イノシシ・鹿年間250頭退治して、JAの直売所で売っている。
 猟師さんガンバレ、というところ。
(後でネットで調べると、鹿は笹の葉が好物だそうで、農園内の笹を刈って、空き地に積み上げていたのを食べに来たものと推測。この積み上げた笹は焼いたので、これからは来ないかも)

 ヤーコンは喜んで食べる不良爺さん達がたくさんおり、差し上げる予定。




 ヤーコンを掘った後には、休耕田から刈り草をリヤカーで一回運び、敷き詰めておく。
肥えた健康な土になる。


 一働きして、サッパリとしました。
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