田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2007/2/26

2007-02-27 02:45:24 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

昨日の日曜日、コーラル丸で関門にアラカブ釣に出かけました。

(漁船の大群)
この日は小潮で、普段は潮どまりの1時間程度しか出来ない、アラカブを5時間は釣れそうということで、コーラル丸も普段は出向かない、関門橋の付近の瀬を目指して走る。
関門橋を越えたところで、海峡の3キロほどの長さの海域に、少なめに見て、50隻の漁船やクルーザー。
皆さんコーラル丸と同じアラカブ狙い。川端船長もこれではアラカブより釣り人の方が多いと苦笑い。
日が昇って間が無い早朝の海に仕掛けを投入。
程なく、ブルブルと重々しい引きと共に、大型交じりでアラカブが次々竿を曲げ、ビール片手にご機嫌の半日。

(高地トレーニング)
結局、アラカブ8匹、タコは狙うも空振りで総重量1キロ程の獲物をクーラーに入れて帰路に。
足取りが軽いのに驚く。先週、魚15キロ、ワカメ25キロを担いで小倉駅からヨタヨタ歩いたのを体がまだ覚えていたもの。
マラソンランナーが酸素の薄い高地でトレーニングして、平地でのタイムを延ばすのによく似ている。

(アラカブ差し入れ)
先週来の魚が冷凍庫にまだ沢山あるのを思い出し、帰り道にある、G氏のお宅に寄る。
16年前、我家が今の苅田の新居に引っ越した時の区長さんのお宅で、縁の下の力持ちの仕事を黙々とされていたのに感心して、それ以来、時々好物のアラカブを差し上げていたのを思い出し立ち寄る。
玄関に奥様が出てきて、立派なアラカブだと喜んでくれる。
私は、帰宅後そのまま、四国今治の特別養護老人ホームの母の見舞いに。妻からメールで、夕食後の時刻にG氏からほろ酔い気分の電話で、とても大きなアラカブで煮付けて美味しく食べている。
奥様も電話口に出て、しばらく体調が優れず食が進まなかったが、久しぶりの美味しく食事をしたとのこと。
これからも釣に励まなくてはと返事をすると、また釣りに行く口実が出来たと妻。
アラカブは白身の魚で、私も四国の実家で、ひどい食中りで絶食一日の後、母が、ベラを買ってきて、焼いて食べさせてくれたのを思い出す。白身で病後に良いのだと。

(江藤翁の友人の葉書)
3週間前、竹田農園隣に住む江藤翁と農園でバーベキューをした際、私が四国出身だと言うと、親友のK氏が徳島にいる、小学校の校長をしていて、今は会うこともかなわぬと話していたので、住所を聞いて、当日の写真を送ると、下のようなお礼の葉書。
85歳とのことだが、気持ちは青年と感心したり、羨ましいやら。

昨日は、思いかけずのお方から、なつかしい江藤君の写真を贈っていただき驚きました。江藤君とどのような話が出たことかと!! 私と江藤君はお話しの中でお分かりかと思いますが、法政大学時代の旧友で、他の数名の旧友と年に1、2度の旅や会食を楽しんでものです。現在はほとんどの友人が逝くなり、会うことも無く、旅もなく淋しく思って居りました。江藤君とは年賀のやりとりで、元気だとは思って居りましたが、このように、写真で元気な姿が見れることなど、想像も出来ませんでした。ほんとうに有難うございました。江藤君には手紙をしたいと思いますが、今、生き残っているのは私と江藤君の2人くらいになってしまいました。江藤君は大きい体でどんな人かと思う位ですが、体に似合わず心やさしい男でした。今つくづくと大学時代や戦後帰ってからの行き来を思い出しております。お宅の方々もお元気でお過ごしの程祈り申します。江藤君をよろしくお願い申します

江藤翁、K氏、G氏、皆さん80歳を優に超え風格有り。かくなりたいと思った次第。
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2007/2/19

2007-02-19 20:04:39 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

週間天気予報は雨だったが、土曜日には「明日は、曇りのち晴れ」の予報、コーラル丸で昨日の日曜日、アジ釣に出かけました。

(プロの遊び)
私の釣仲間は、全員用事で、来れず、私一人で船長の川端さんと釣りの予定。
朝9時、港に行くと、コーラル丸の隣に係船している漁船の船長も一緒にアジ釣に行くとのこと。
この船長、昨年1月、エンジントラブルでコーラル丸が関門海峡を一時間漂流した時、救援に来てくれた船に乗っていた船長。
川端さんと二人で代わる代わる操船、ポイントを相談して決めたり、3人揃って、アジや来いと仕掛けを下ろしたり、テンポが良く、船長たちが遊びで釣をすると、こんなに愉快と納得。
アジ、コノシロ、タコと生簀はお昼には満員。

(ワカメ採り)
この日は大潮で昼過ぎには、潮が大きく引く。
川端さん、ワカメを採りにいくよとの一声。取っておきのポイントがあるそうで、そこまで船を走らせる。
大きな工場の岸壁で、明るい褐色のワカメが岸壁にびっしり。
船をロープで固定し、船長たちが柄の長い鎌で刈り取り、それを水夫の私が大きなタモですくい上げる。
瞬く間に甲板の上はワカメの山。
湯がいて、小分けにして冷凍すると、いつでも美味しいワカメを食べれるとのこと。
今日の朝刊を見ると、門司の関門橋のたもとの布刈神社では、旧暦の正月、神主が夜中ワカメを刈る神事が長年あり、昨日神社の近くの関門海峡で、足を水につけながらワカメをたらいに一杯摘んだと写真入りの記事。
旧暦の正月は大潮で潮が一番引く時で、ワカメの採り時だと知る。
私の分とのことで、ビニールの買い物袋にワカメを詰め込んだもの(中ぶりのスイカの大きさ、重さ)5袋、25キロ貰う。
あまりの多さに絶句。

(苦行)
ワカメに目を白黒させていると、生簀の魚、全部上げるとのこと。
こちらは水夫、向こうは船長二人。いわれるままにクーラーボックスにコノシロ、アジを入れると満杯に。
こちらは重さ15キロ。結局この日の獲物は40キロ。小倉駅まで川端船長の車で運んでもらい、そのあと、荷物を引きずりながら帰路に。
釣仲間の小倉室町のI氏に電話すると、ワカメ少し貰ってくれるとのこと。
やれやれと3袋を持っていく。これで少し楽に。
自宅近くに知り合いの奥さんが居たので、ワカメ一袋謹呈。持ち帰ったワカメ、魚は夜中の12時までかかってやっとさばく。
冷凍庫満タン。

(イノシシかかって来い)
明けて今日は、午後から竹田農園に。
イノシシ防護柵の仕上げに。
15メートル四方の畑を柵で囲み、夕方には立派な柵の完成。
さっそく春ジャガを植え、イノシシいつでもいらっしゃいの気分。

<竹田農園での先週の食事風景、江藤正翁も交えて写真にしたもの、下のブログの2/11ににあります。ブログは私の友人のK氏に100%メンテいただいているもの。http://blog.goo.ne.jp/takeda12345_2006  >

来週の日曜日、潮がアラカブ釣に絶好で、コーラル丸で関門に繰り出す見込み。
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2007/2/11

2007-02-11 22:27:46 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

温かい冬の日差しの中、竹田農園で、春ジャガの畝作り、イノシシ防止の柵作りをハイキングがてら楽しんできました。
妻と、高校2年のA君の3人で。

(焼き芋)
暖冬とはいえ、まだ冬。
バーベキューセットを納屋から持ち出し、火をつけて、周りに椅子とテーブル。一仕事終えて、昼ご飯。
隣の家に住む、江藤翁も加わり、4人で妻手製の弁当と、炭火で焼いた、ジャガイモとサツマイモを食べる。
日差しは3月末の温かさで、江藤翁と二人でビールでご機嫌。
畑で、大きく育ったネギを掘り出し、洗って、そのまま焼く。
これがみずみずしく、甘い。

(江藤翁の話し)
ビールも進み、日差しでポカポカ温まり、江藤正翁(元南海ホークスのエース、第一回オールスターの開幕投手 85歳)の貴重な話しが酒の肴に。

①松永怜一氏(高校野球の解説、オリンピックの野球の監督も)の野球の殿堂入りの祝賀会(八幡高校OB会)の誘いが来た。
松永氏は江藤翁の八幡高校の後輩で、江藤翁が初めてプロ野球に入った時、選抜に。
いっしょにプレーしたことは無いが、大学も法政で同じ、選手としてはパッとしなかったが、指導者としては、素晴らしい。
江藤翁は腰が痛く、同年輩の八幡高校OBは居ないので、今回は欠席との事。

②最初早稲田に行って野球をしたいと思ったが、知人に法政野球部関係者がおり、法政に。
練習初日、甲子園で鳴らした若者が50人近くいる。
特に中京商業の選手が胸をはっていた。
田舎の八幡高校出の江藤翁は驚き、小さくなっていた。
二日目、プレーが始まり、よく見てみると、どの選手もたいしたことは無い。
自分の方が力があるとしか思えなかったので、投げてみたらやっぱりそうで、それ以降、自信を取り戻した。

③一番力のあった時期、法政のエースから学徒出陣。
神宮での壮行会に出たのかと聞くと、当日は雨で、欠席したこと。
出陣で東京駅を出発する時、大学の応援団が騎馬を作り、背に乗せ駅に駆け込んで見送ってくれた。

④江藤翁は冬でも素足につっかけ。
今日も素足で、寒くないのかと聞くと、高校時、既に11文余りの足で、履ける足袋がなく、足袋を履かずじまい。
それ以来、冬の足袋・靴下はつけたことが無い。
寒いとも思わない。
見れば、素足は、ピンク色で健康そのもの。

⑤復員して、国鉄に勤め、何日かして、門鉄戦(国鉄門司と八幡製鉄野球部の試合)にピッチャとして出てくれとの話し。
5年も野球をやっていないと辞退したが、どうしてもということで、出たら、シャットアウトしてしまった。
それから紆余曲折があり、南海に。

⑥4/22に小倉のラーメン屋のI氏が会長の飲み会でビールを飲むバス旅行があり、参加してと頼むと、生きていたら行くよとのこと。
I氏も亡くなる前に早く行くぞと私に話していたので、生きていたら来てくださいと、返事。
バス旅行盛り上がりそう。

(仕事はかどる)
ビール昼食で中断があったとは言え、若者のA君の加勢が大きく、イノシシ防護の杭打ち、春ジャガ準備完了。
玉ねぎ、グリーンピース、ジャガイモ、ETC.晩春の収穫が楽しみ。

明日は、温泉ドライブ、明後日は、天気よければ、関門フィッシングで釣と遊べ遊べの日々。
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2007/2/5

2007-02-05 23:20:58 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

先週後半、やっと冬らしくなったと思ったら、昨日から3月下旬のポカポカ陽気。
昨日は、朝7時出港のコーラル丸で関門にアラカブ、アジ狙い。

(人気抜群だった登山用具店)
同行の数学のM先生は、毎年屋久島に登山のたたきあげの登山家。
釣の合間に先週、合馬の山小屋の話しのついでに、この山小屋に毎日絵を画きに来ている、M氏が以前専務をしていて、結局倒産した、山の専門店を知っているかと聞く。
よく知っている。
室町にあり、とても繁盛していたとのこと。
山の道具の専門店で、常連客がたくさんおり、店の店員も定期的に山旅行をお客と楽しんでいた。
それが、店を拡大して、広い売り場面積の、店に移転、ゴルフ道具、テニス道具にも手を広げた。
山旅行も対象を広げて、JTBの団体旅行と変らなくなり、料金は割高。
元からの山登りの好きな客は、離れていき、ゴルフ、テニスは競争店が多く、結局、倒産したのとこと。
登山道具だけに絞って、室町で商いを続けておれば、今も繁盛していると思うとのこと。
このM先生、校長とか教育委員にはまるで興味がなく、高校の数学の名物平教員で、押し通している方だか、今も生徒には人気抜群で、あちこちで元教え子や父兄から、名教師の賞賛を私も耳にする。
店の経営も、仕事の仕方も、見栄えでなく、一つの事に専念するのが、一番賢いやりたかのよう。
外面・見栄えで動くと命取りのことも。と思った次第。

(居酒屋竹)
今日は、室町のラーメン屋、錦龍の大将のI氏の友だちで、やはり室町で居酒屋「竹}を営む、T氏も初参加。
I氏がT氏は釣りが好きだと聞いたので、声をかけたもの。
65歳で、道具も使い込んだ竿で、アラカブポイントで悪銭苦闘のオデン屋S氏、M先生、私を尻目に、次々、アラカブを上げる。
川端船長もあの人は上手い、と一言。

(Tシャツ)
2日前、立ち寄った、ラーメン屋の錦龍のI氏から、店のTシャツ(黒・背中に室町錦龍のロゴ)を2枚、貰い、今度の夏、これを着て角島海水浴とニコニコ。
隣で釣っている、オデン屋のS氏に店の人が着ているTシャツを売っているのかと聞くと、お客が欲しいと言うと、在庫があれば上げているとのこと。
原価はいくらかと聞くと、2200円。
これもゲットを目論む。

(釣果)
私の釣果はアラカブ1 タコ5。タコは居酒屋のT氏以外、パッとせずで、一人一匹ずつ、配給。
 
来週は、農園のイノシシ防護柵で杭を打ち込み、再来週、また関門。
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