田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

釣りの大先輩の中村氏から、昨年夏の楽しい釣りの思い出が届いた(2024/6/20)

2024-06-20 22:23:39 | 中村氏の釣りだより
釣りの先輩で、時々、自家用のクルーザーで釣りに連れて行ってくれた中村氏から電話。
最近釣れていますかと。
鯛のシーズンでクーラー満タンが続いていると申し上げると、中村氏は今は、壱岐に渡り波止場からイサキなど釣っている、いっしょに行かないかと。
今は月2回の汐巻での船釣りで十分と辞退。
釣りの思い出話でも送ってくださいとお願いすると、下のような、玄界灘に浮かぶ相ノ島での夜釣りの事件。
一年前の夏の話。
もう83歳だと思うが、今もお元気。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最近相島を専らホームグランドとして大物狙いで出かけている。
トラちゃんやトンビとも仲良しになった。
昨年、お盆前の夏の夜、一泊での釣りに出かけた。
夕まず目を迎えたがさっぱり釣れない。潮はいいのだが…..。魚はいないのか?
夏の日は長いが、夕日が西に傾き相島港が次第に夕暮れに向かっていく。
遠くに浮かぶ立花山が、夕日を惜しむようにひときわ鮮明に浮かび上がっている。
中央が立花山、左に松尾岳、右に白岳が連なる3連山である。
いずれも350メートルほどの低山だが、当時は博多を守る要塞であったという。
博多は、中世には海外貿易の拠点として栄え、その莫大な権益を手に入れるため近隣の諸大名が争奪戦を繰り広げていた。
島津軍が九州統一を目指し豊前大友軍を殲滅せんと薩摩から北上してきた。
大友宗麟は耳川の戦いで敗れ家臣たちの多くが離反し、豊前は近隣諸侯たちの草刈り場となっていた。最後まで宗麟に忠誠を尽くしたのは大友家有力武将である高橋紹雲と戸次道雪両名のみであった。
このころ大友家はすでに立花山、宝満城、岩屋城が最後の砦となっていた。
島津の大軍の猛攻で窮地に落ちた宗麟は、九州征伐を狙う秀吉に助けを求める。
秀吉の援軍が来るまで高橋紹雲に残された立花3山(立花山、宝満城、岩屋城)の死守を命じた。
島津軍5万、守る高橋軍はわずか5千。もはや勝敗は明らかであった。
高橋紹雲は岩屋城で討ち死にし、宝満城も陥落。最後の砦は紹雲の長男統虎(むねとら=後の柳川城主、立花宗茂)が守る立花山を残すのみとなっていた。
統虎のもとに降服するよう島津軍から使者が来た。「主家が衰えたとき一命を掛けて尽くすは武士の本懐、そなた自身も島津の家が衰退すれば主家を捨てて命を惜しむのか。武家に生まれた者として恩・仁義を忘れるものは鳥獣以下である」と薩摩軍使者にきっぱりと断る。立花山は、島津軍5万を前にして一歩も引かず秀吉援軍が来るまで数百人で耐えたのである。
この立花宗茂の物語は歴史学者磯田氏が、「今度大河ドラマを作るなら柳川城主立花宗でしょう!」とNHKTVで発言したことから火が付いた。
西鉄天神駅、博多の街、および新宮町や相島漁港でも大河ドラマ実現に向けての横断幕や幟(のぼり)を見かける。
歴史の瞑想に耽っていたら辺りはすでに真っ暗となっていた。
突然漁港から打ち上げ花火が次々に打ち上げられた。
ドーンドーンと花火は豪快で美しい。海面に残影が映える。
ここは花火見物の一等席だ。独り占めして贅沢な気分になる。
ここはいったん釣りを忘れ夏の夜の風物詩に浸ることにしよう。

空ばかり見上げていたら、竿が上下に大きく揺れている。
生きアジに大物が食らいついたのだ。
ハリスはワイヤーである。今度はどんな大物であろうと竿は折れても糸が切れることはない。ヒラメ、スズキ、ブリかと大物が頭をよぎる。
来た!来た!と胸は高鳴り竿に走る。(続く)


釣りバカ日誌 ⑪
夏の夜の相島漁港の花火に見とれていたら、竿が上下に激しく揺れている。
魚たちも花火見物に岩場から出てきたのか。
ついに大物が喰らいついたと、胸が高鳴り竿に走る。
竿を立てるとズッシーンと大物が引き込む。久しぶりに手ごたえ十分だ!
リールを巻くが魚との力比べである。この手応えからすると相当な大物に相違ない。
リールがジージーと音を立てて逆回転する。ドラッグが甘い。急いで絞める。
いったい何が来たのか。引き込む力がすごい。胸は高鳴り期待は弾む。
タモを探すが辺りは真っ暗。見当たらない。
竿は折れても糸が切れることはない。
それでも岩場に逃げ込まれたら危ない。
ワイヤーとは言え岩場でこすれたら切れてしまう。不安がよぎる。
リールを慎重に巻く。
大丈夫!岩場に逃げ込んではいないようだ。ズーンズンと引き込む抵抗を感じる。
魚は少しずつ浮いてきている。
海面は真っ暗で何も見えない。竿を持ったままタモのところまで慎重に移動する。
強い引き込みが来た。再びリールが逆回転してうなる。切れるなよと祈る。
引き込みが弱まったとき、力の限り巻き上げる。

キャップランプも点灯した。海面を照らすが魚影はまだ見えぬ。
すでに5分は経過しただろう。大魚との攻防はやがてこちらが優位になってきた。
暗い水面に何やら魚影が見えてきた。でも何かわからない。
タモを出す。魚は最後の抵抗を試みる。暗い海面に白い水しぶきが上がる。
直径50センチの大タモだが、なかなか入らない。今度は掬ったと思ったら入っていない。
魚が大きすぎてタモに納まらないのである。
昼間であれば誰か助けに来てくれるが、誰もいない。
ここでばらすことが多い。「バレルな」と祈る思いだ。
左手で竿を支え、右手にタモをもって悪戦苦闘である。
釣り人にとっては、天国、地獄かの緊張の一瞬だ。
やっとの思いでついに仕留めた。
大きい、大きい、!ウーン、この魚は!?長~い、長~い!?!?
やっとの思いで掬い上げライトで照らし確認する。
大物はスカーフのナポリ巻き状態でワイヤーハリスに巻き付いている。気味悪い。
超大ウナギ、それとも超大アナゴ?
胴回りが私の手首より大きい。長さは優に1メートル超えている。大きい大きい。
ウナギではなさそうだ。
超巨大アナゴに相違ない。この海の主かもしれない。
ひさしぶりに大捕り物を満喫し釣りの醍醐味を堪能できた。
大アナゴの天ぷらが目に浮かんでいた。


家に持ち帰り、早速ウナギのかば焼きの要領で捌いた。
柳川にいた子供のころ、釣ったウナギをさばいていたから自信はある。
かば焼き風にさばき終えたら大ザル山盛りのボリュームである。
重量も2Kは超えている。
衣をつけてアナゴの天ぷらが大量にできた。美味しそうだ!
早速試食してみる。
「うーん?!」針金のような硬い小骨が無数にあり食えない。
ハモの小骨切の要領で包丁入れても骨が固すぎる。全くたべることができない。
味は美味しく最高である。捨てるにはもったいない。どうにかして食べたい。
思案した挙句、衣を取り金ザルに入れてスリコギで身だけ濾すことにした。
すり身をミンチ団子にして食べることを考えた。我ながら食う執念はすごい。
そこでミンチ団子にして再び油で揚げた。
アナゴのミンチ団子が山のようにできた。数日で食べることはできない。
日持ちを考え、さらに燻煙器にかけ燻製ミンチにした。
我が家の雑木で作った自家製チップは豊富にあった。
試食してみると大変おいしい。黒酢が味を深くしている。
これまで体験したこともない美味。最高の一品ではないか。
手間、ヒマかけただけのことはあった。
アナゴはせいぜい40センチである。
1メートルを超す大アナゴが見たこともない。
一抹の不安があったのでネットで調べた。
なんと、大アナゴではなく「ダイナンウミヘビ」とあった。
 「あちゃー!蛇をたべた。」
ところが「ダイナンウミヘビのレシピ」が出ていた。
かば焼きが紹介されていたので救われた気持ちになった。
釣り人がアナゴと間違って食べることが多いそうだ。
食うための執念はみな同じである。
果たして「ダイナンウミヘビの燻製ミンチ」のその後の行方は?
「大変美味しいよ、体験したこともない美味しさだよ。騙されたと思って一つ食べてごらん」と妻に勧めるが、「そんなに美味しかったらご自分でどうぞ」と見向きもしてくれなかった。
ご近所さんにおすそ分けもいかがかと、百個ほどの燻製蛇団子を一人で食べてしまった。
お陰で元気も百倍!

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中村氏の釣りだより(2021/12/9)

2021-12-09 17:22:36 | 中村氏の釣りだより
(私の釣りの師匠の中村氏の釣り報告)
2021年12月8日(水)

12月6日月曜日 相島に釣りに行きました。この島は猫島として有名だ。
フェリー乗客の3割が猫好きの人達。釣り人が3割で残りが地元住民だ。

大潮だったので、大漁を期待したのだがアブッテカモ(スズメタイ)の襲来で全く釣りにならない。
途中小アジが釣れたので、泳がせ釣りに大物を期待したが反応なし。
釣り人がやってきたので何を狙っていますか?と尋ねるとブリとのこと。
「エエ!ここでブリがつれる?」
私は先月この岸壁で35センチの石鯛を釣り上げ、さらに大物を連続でばらしていた。
あれはブリだったかもしれないと悔しくなった。でもブリが釣れるとは驚いた。
このあたりで実績があるとのことだった。何やら勇気がわいてきた。

私の釣りをキジ猫が前足をそろえ見守っている。
近所にトラちゃんという猫がいるがそっくりだ。
トラちゃんは元新聞社に勤めておられたTさん宅の猫である。
トラちゃんは大物である。我が家の座敷に入りこみ座布団の上で昼寝して帰る。
トラちゃんそっくりのこの猫は、おこぼれちょうだいと私のそばから離れない。
目線を私に向け、「ちっともつれませんね」と言わんばかりだ。
見上げるとトンビが4~5羽、青空高く舞い上って小さく見える。
赤いウキがピクンと消える。今度は手ごたえがある。巻き上げるリールが重いぞ。
スズメダイが5連チャンで上がってきた。またかとウンザリ。
猫のほうへ放り投げると、走っていくが食べない。私のほうを振り向いて「この魚はおいしくないよ、アジがいい」と言わんばかりだ。猫もおいしい魚は知っている。アジが釣れると、針から外していないのにとびかかって奪っていく。でも投げた魚からは離れない。足元に確保している。次々にスズメダイを放り投げていたらトンビの集団が急降下してスズメダイを掴んでいく。見事というほかはない。時々失敗もあり面白い。魚をつかんだトンビを数羽が追いかけていく。
今度はトンビが数羽、猫の足元にあるスズメダイを狙って急降下してきた。確保に失敗。
トンビはあきらめることなく再三挑戦してくる。
猫さんはそのたびに2本足で立ち上がり威嚇している。トンビの集団が20羽ほどに増えてきた。そばで見ると大きい。両翼で2メートル近い。私はスズメダイを上に向かって放り上げる。見事な空中キャッチで鮮やかというほかはない。魚が釣れるたびにトンビ同士の奪いも激しくなってきた。
猫さんはキョロキョロと空を見上げて落ち着かない。足元の魚を食べる気配はないが自分の所有を主張している。
再び数羽のトンビが舞い降りてきた。トンビの襲来にひるむ気配はない。猫さん再び2本足で立ち向かう。ついに猫とトンビが衝突、猫パンチがトンビの胸を直撃。爪を立ててひっ掻いたようだ。トンビの羽根が風に舞う。猫もひっくり返ったがすぐに戦闘態勢を整え空を見上げる。その様子が面白い。
トンビと猫の争いは続いていたが、ついにトンビが猫の魚をさらっていった。猫さんは別に残念がっている様子はない。トンビがその気になれ猫の首筋を鷲掴みにして海に放り込むことはたやすいことだがそれはしない。
私は相変わらずスズメダイが釣れるたびに放り上げ、上両者の争いを楽しんでいた。
観察していると猫とトンビの心理作戦が面白い。
トンビが一枚上手であることは明白だった。
トンビはどこへ去ったかと思っていると、釣れるとすでに頭上に舞い戻ってくる。
彼らは、獲物が釣れると、山から一斉に飛び出してくる。その速さからしてウキを見ているとしか思えない。トンビも私のウキを見て釣りをしていたのだと納得。
おかげで一日中、トンビと猫と一緒になって、小魚釣りを楽しむ羽目に陥っていた。
私は海より、猫や空を見上げている時間が圧倒的に多かった。
帰りのフェリーでは、魚を放り上げすぎて痛めていた右ひじが痛み出した。
おかげで本日釣果ゼロ。丸坊主
追  翌日、肘の治療に鍼灸院に出かけた。


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釣り師匠の中村氏の釣り報告(2021/12/7)

2021-12-07 13:48:32 | 中村氏の釣りだより
私の釣り師匠の中村氏(80歳?)から壱岐の波止場での釣り報告。
地元の方と顔見知りになり、いいポイントを耳打ちしてもらっているようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2021年12月7日(火)
寒くなってまいりました。私は先月18日から19日にかけて壱岐へ一泊で新聞社に勤める近所の人と磯釣りに行って来ました.
夜中の12時まで釣りました。11時までの予定が大アジが釣れ1時間延長してテントに戻り休みました。寝袋に入りましたが寒くて眠れないのですね。そこで誘眠剤代わりに缶ビール飲んだところ今度は利尿効果から、たびたびおきる羽目になり眠れないのです。仕方なくまた起きて釣り始め徹夜釣りとなりました。イサキや尾長クロ、アジが釣れました。いずれも30センチ超えでした。大物は夜中の取り込みが難しくバラしてしまいました。
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釣り師匠のN氏からの釣りだより(2021/9/28)

2021-09-28 08:33:59 | 中村氏の釣りだより
クルーザーを持っていて、何度か私も釣りに連れて行ってくれたN氏、今はクルーザーの管理が面倒になり手放し、博多湾や壱岐の波止場で釣りを楽しんでいる。
 今日届いた釣りのお便り。
 笑えました。

相変わらずエソは確保していますね。わたし9/26相島に釣りに行きました。大物が釣れなかなか上がってこないから周りの釣人もたもを持って応援してくれました。なんと80センチを超えるうなぎのようなものが上がってきました。これヘビじゃない?とわたしが言いましたけどみんなが大アナゴで刺身が最高と言います。半信半疑で持ち帰り捌きました。気持ち悪いと嫌がる家内を説得して衣をつけて天ぷらにして食べました。骨が多くて美味しくないから調べたら何とウミヘビでした。蛇食っちゃた。
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釣りだ、畑だ、忘年会(2011/12/5)

2011-12-05 21:45:27 | 中村氏の釣りだより
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日の日曜日、今日の月曜日、釣りに忘年会に畑と遊んできました。

(釣りは大漁)
昨日は久しぶりのコーラル丸。日本海側の外海はまだ波が高く釣りは無理だが関門海峡は波しずかで、5人の釣り人でアジ、アラカブ釣りを堪能しました。
今年は不漁のキスもアジを釣っていると一匹かかり、水温が高く、海はまだ初秋といった感じ。下の写真。

アジ釣りのあと、次はアラカブとなり、まだ潮が速いと時間つぶしに一服。
釣りバカ5人で記念写真。(冒頭の写真)
アジ大漁、アラカブそこそこでクーラーボックスはずっしり。

(忘年会)
昨日は、釣りの師匠筋のクルーザー、ラニーニャ号の艇長のN氏のお世話で博多で忘年会。
N氏は飲み仲間のラーメン屋のI氏の幼馴染で、今は、お亡くなりになった息子さんの遺志を継いで、ご夫婦でヘルパー二級講座を主にフィリピンの女性に提供している方。
よく新聞やテレビで活動が紹介される。
フィリピン人の生徒の中に、フィリピンの歌姫と呼ばれているエマ・コルデロさんがいて、今日はそのエマさんの小さいステージ付のスナックでの忘年会。

小倉からI氏に焼き鳥屋のIW氏、実際家のT氏に世話好きのS女史で繰り出したもの。
盛り上がりました。

N艇長には、南三陸町の大漁旗タオルをこれをボケットに入れて釣りをしたら大漁と、差し上げる。
酔っぱらっていて忘れたかも。
我が家に着いたのは、12時過ぎで、そのままパタンキュー。
爆睡でした。

(ジャガイモ・サツマイモわが手に)
明けて今日は、お昼前に妻と竹田農園に。
周りの山は、いまが紅葉まっさかり。下の写真。

12月に入っても、最高気温15度前後で最低気温も10度、ジャガイモは緑の葉を茂らせ、まだまだ元気。
サツマイモは霜で枯れるはずが、まだ緑の葉で、イノシシに2度襲撃された痛手を少しは回復といったところ。
下の写真。

ジャガイモは探り掘りで今日食べる分を収穫。
サツマイモは半分ほりあげる。

小ぶりで数少ないが、よくぞ育ってくれたと感無量。
お昼のバーベキューにいただきました。

途中で妻の卓球仲間のY夫人も加わり、ジャガイモはマーガリンをつけて、サツマイモは
そのまま、どちらも口当たりがよく、美味しいこと。
昨年の秋、サツマイモはイノシシ、ジャガイモはタヌキに完璧に食われて、指をくわえていたのがつい昨日のような。
 植え残していた、玉ねぎの苗植え付け、ソラマメ、グリーンピース、大根の種まきを
昼食後やり、今年の植え付け・種まきはほぼ終了。

 今度の日曜日は汐巻の釣りがお声掛るかも、再来週はコーラル丸でアラカブ釣りと釣りの計画はしっかり。
しかし今週末、海は荒れそうな気配。
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N艇長宅での日本フィリピン文化交流会(2009/11/03)

2009-11-03 23:20:13 | 中村氏の釣りだより
文化の日、クルーザー、ラ・ニーニャ号で津屋崎から魚釣りに連れて行ってくれる、N艇長のご自宅で、「日本・フィリピン文化交流会」がありました。
70名近くのN艇長の友人やら、仕事仲間が集まり、バーベキュー。

(バナナのたたき売り)
 
N艇長は、私の飲み仲間のラーメン屋のI氏の幼馴染。
二人が幼馴染とは知らず、N艇長は釣りの大先輩&亡くなったご子息の遺志をついで、在日フィリピン人の皆さんのヘルパー講座を4年前から損得抜きで実施しており脱帽。
I氏は小倉室町でラーメン屋を40年余り開いており、ラーメン300円、巨大チャンポン500円でこちらもお客の幸せそうな顔見たさに毎日店に立つという奇特な人。
N艇長からI氏は郷里の誇り、幼馴染と知らされ、それ以来、N艇長のお宅に伺う時は、I氏も一緒。
今日は、冒険家のM先生やら、世話好きのS女史やら、焼き鳥40年のIY氏やら私の妻やら、フィリピンの宮城まり子のようなエマさんやらで賑やか。
バナナのたたき売り日本一になったK氏もI氏の誘いで参加。
ビール、カッポ酒、ワインに焼き肉、焼き魚、焼きソバでお腹いっぱいになったころ、K氏の笑えるバナナたたき売り。
日本文化のフィリピンの皆さんへの愉快な紹介となりました。
酒の勢い+笑いで皆さん笑顔が絶えませんでした。(冒頭の写真)

(明日は明日の風)
 N艇長、12月に心臓手術の予定。
普通なら、例年の大バーベキューは中止だが、ニコニコしてバーベキューに70人近くの仲間を招いてくれた。
盛り上がっているN艇長、皆さん共感した様子。
一日楽しんで、明日は明日の風が吹くといった心境。
いい一日でした。
下は満腹、笑い続けて、そろそろお開きというところで、パチリ。


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クルーザーで釣り(2009/6/14)

2009-06-14 22:59:36 | 中村氏の釣りだより
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
久しぶりに玄界灘波静か、津屋崎のヨットハーバーにクルーザーを置いているN艇長に頼み込んで、釣りに出掛けました。
小倉室町のラーメン屋のI氏、冒険家のM先生もいっしょ。
なお、N艇長とI氏は柳川のご出身で、幼友達。
そんなこととは知らず、お二人と別々にお付き合いしていましたら、3年前、偶然知ったもの。

(ヒラメ釣れず)
 ラニーニャ号では、よくヒラメが上がる。
今回もと、期待。
運よく、ヒラメ釣りの餌にちょうど良さそうな小アジがたくさん釣れ、これを生かして、ヒラメポイントに。
手竿では、アラカブを狙い、置き竿2本でヒラメ狙い。
ヒラメよ来いと投入した竿には、結局ヒラメもエソも食いつかず、で終わりました。
次回こそ。

(アジ大漁) 
津屋崎一帯では、アジが釣れずどのクルーザーも苦戦しているとのこと。
しかし、割と岸近くに船を固定し、サビキでアジを狙うと、ドンピシャリで、次々とアジ。
体長7、8センチの豆アジと、20センチ弱の中型のアジでクーラーボックスはずっしり。
帰港し、一日大活躍のクルーザー「ラニーニャ号」の前でパチリ。(冒頭の写真)

(アジの甘露煮) 
快晴、波静かで、いい気分で缶ビールを飲んでいると、N艇長、「これを食べませんか」と、小魚の甘露煮。
骨まで軟らかく、聞けば、豆マジを5時間煮込んで作ったとのこと。
作り方を教わり、ヒラメ用の餌とキープしていた豆マジ70匹程をビニール袋に分けて、我が家に。
妻に話すと、乗り気で、内臓を取った豆アジを醤油と酢を1:1に混ぜて、日本酒も入れて、ガスのトロ火で妻煮込む。
N艇長の話では、5時間程と聞いていたが、2時間強で鍋の中の液が無くなり、こがしてはならんとガスをストップ。
念のためN艇長に電話して甘露煮の作り方の再レクチャー。
これでよかろうといった感じ。
食べてみると、頭の骨まで軟らかく、中々の風味で、気に入る。
カルシウムと多分ビタミンD豊富な、骨の老化を失せぐ健康食品の完成。
酒のつまみにも良さそう。

 今度の日曜日、コーラル丸で関門に竿をたらすかも。
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日本・フィリピン文化交流会

2008-11-04 00:25:21 | 中村氏の釣りだより
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

 文化の日、玄界灘にクルーザーのラ・ニーニャ号で釣りに連れて行ってくれるN艇長の博多の先のお宅で、日比文化交流会がありました。
N艇長は、釣りに夢中になる先輩であるとともに、亡くなった息子さんの遺志を継いで、在日のフィリピンの方にヘルパー二級の講習会を主催しておられる。
講習会に参加のフィリピン人の皆さん、日本人の協力者、ボランティアの皆さんがN艇長のお宅におしかけ、バーベキューと歓談を楽しむ一日でした。
N艇長の幼馴染の小倉室町のラーメン屋の錦龍のI氏にくっついて、私も出掛けました。

(カワハギ、コダイの塩焼き)
N艇長から、魚はあんたに任すとの仰せ。
2週間前から、釣れた小魚はすぐ調理して、冷凍。
コダイ、カワハギ、ベラ、アラカブ50匹程ストック。
これをクーラーボックスに入れて、お昼前、N艇長のご自宅に。
閑静な住宅地にあり、庭の向こうは丘で、50坪ほどの庭が自宅と丘との間に。
ここにゴザを敷き、炭火を起こし、バーベキュー。
三々五々、フィリピン人の美人多数とそのご家族、韓国の方、日本人が80名程集合。
私は持ってきた小魚に塩をまぶして、金串に刺して、炭火でじっくり焼く。
ビール、カッポ酒の肴にちょうどいいと、好評でした。
「これは私が釣った」とこんがり焼けた魚を渡しながら、エヘン。
満足したところで、飲み仲間をパチリ(冒頭の写真)。

(気持のやさしい人ばかり)
錦龍のI氏や、飲み仲間のK氏と気持のいい芝生に寝そべって、ビールにワインのチャンンポン。
「気持のやさしい人ばかりよくこんなにたくさん集まるものだ。
N艇長の人間力じゃ。
北九州から来てよかった」と。
80人も集まり、飲みかつ食い歌いでN艇長ご家族の準備、大変なもの。
ニコニコしながら歓談しているN艇長ご夫婦に、敬服。

(ディケア)
来年2月から、N艇長、ヘルパー二級講座の卒業生をスタッフに、ディケアの施設をオープンするとのこと。
すでに介護現場で働いている方もおり、人材には事欠かない。
N艇長が、「この方が施設のリーダーになってくれる」と紹介してくれたフィリピン人の女性、暖かな人柄と聡明さが伝わってくる方で、素晴らしいディケアの施設が出来るものと確信。
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麗人二人

2008-03-10 22:53:32 | 中村氏の釣りだより
3/7は、クルーザーのラニーニャ号のN艇長が、息子さんの遺志を継いで行っている、フィリピン人対象のヘルパー二級講座の、生徒でもある、エマさんのチャリティコンサートに博多まで。
エマさんは、日本の宮城まり子のような方で、コンサートの収益を、マニラのスラムの子供のため自分で設立した小中学校の運営資金に充てているもの。
歌のレベルもフィリピンで有名な歌姫とか。
小倉室町の錦龍のI氏にN艇長、私の妻等と同じテーブルで、楽しい2時間でした。
私の隣に、エマさん同様、N艇長を支えているフィリピン人のマリアさんも。
コンサートの合間に、マニラでのエマさんのスラム街での活動のスライド。
日用品を袋に入れて、住民に配っている様子が。
隣でマリアさん、並んでいるフィリピンの皆さんを見て、「涙が出る」と。
「エマさんのように、自分は歌えないので、日本でコツコツ働いたお金で、自分の故郷で日用品を配ったことがある。
規模は小さい。
100メートル近く、ズラーと長い列になる。」
エマさんも、マリアさんも、飛びきりの美人であるが、心映えが潔い。
歌も素晴らしかったが、フィリピンの麗人二人の勇気・潔さ・謙虚さ・無私に触れて、テーブルの皆さん来たかいがあったというもの。(冒頭の写真は舞台のエマさん)
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