田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

大晦日、雨の中たき火(2014/12/31)

2014-12-31 23:21:34 | Weblog
昨日に続き、長男と竹田農園に。
長男は、崩れた納屋の後の、生茂った笹を切り倒す。
 私は、たき火の準備。
 妻の卓球仲間がくれた、タドン、バケツに20杯程あり、試に5、6個、炭火焼の後、入れて、土鍋に入れた新ジャガイモを焼くと、強い火力が長く続き、いい塩梅に焼きあがる。

ホカホカで美味しい。
これはいいものをもらった、ワーイというところ。
 私は、昼食の後、草運びと思うを、雷交じりの強い雨で、たき火に当たりながら、迎えの妻の車をのんびり待つことに。


 今年最後の大晦日まで農園で暇つぶしでした。
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ビフォー、アフター(2014/12/30)

2014-12-31 00:06:47 | Weblog
昨日の晩から、東京に住む長男がやってきて、今日は、次男、妻の4人で、竹田農園に一仕事しにいってきました。

 途中、ケアハウスにお住いの江藤正翁(元南海ホークスのエース、92歳)を訪ねました。
 部屋に行くと、留守、出会ったご婦人が、多分餅つきに行っていますよと。
 餅つき会場に行くと、江藤翁が椅子に座って、餅つきの見物。
 江藤翁と駄弁っていると、係りの方が、さあ、江藤さんも餅をついてください、と。
握力がなくなっているから無理よと、言っていましたが、とうとう、ハッピを着て、餅つきに。
 驚きました、バーンとジャストミートした時の、腹に響く音。

 いっしょに餅つきした長男によると、自分は腕だけでペタン、ペタンとついていたが、杵を持つ手の握りも、腰の入れ方も、決まっていたとのこと。

 
 農園に着き、長男は、自発的に、倒壊した納屋の周辺の笹を剪定ばさみで斬る。
昼食のバーベキューも牡蠣、和牛、畑の野菜各種ホイル焼き、カッポ酒と盛りだくさん。

 次男は、私が頼んで、イノシシ防御の柵の補強。
藪の剪定前。

剪定後

イノシシ防御の柵補強中

補強後


 
 期待以上の仕上がりに、お前ら、役に立つなーと、舌を巻きました。

 ヤーコンも収穫。

今年は、大豊作で、3株で、山盛りの収穫。
例年の3倍は、収穫できそう。

 我が家に戻ると、近所のTM氏ご夫婦から今日、一献傾けませんかとの電話。
11時過ぎまで、大宴会でした。
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2014年のサプライズ(2014/12/29)

2014-12-29 18:33:33 | 年度ごとサプライズ
今年もあと、3日。
今年のサプライズを思い出してみました。


飲み仲間の不良爺さんたちの一人、IW氏、70歳も優に過ぎ、45年間やってきた、小倉駅前の焼き鳥屋の串平を閉めることに。
閉店を聞いて、不良爺さん達でお別れ宴会。
後は、IW氏の知り合いの方が、「鳥平」と店の名前を改めて、焼き鳥屋継続。
釣好きのご主人で、しかも汐巻では別のグループで同じ船を使っており、釣り情報を聞きに、今も時々飲みに。


竹田農園では、たまにイチゴを植えることはあったが、大半鳥か虫に食われ、残ったイチゴもまずい。今年は、植える畑を元田んぼの粘土質の畑に替え、鳥防止のネツトを張ると、たくさん取れて、しかも感動する美味しさ。先日、来年用に、栽培面積を4倍に。


 悩みの種は、夜盗虫。5月のゴールデンウィークに、健康豆のなた豆を種まきすると、発芽した芽の90%を食い倒すから始末に負えない。なた豆は、口の中を健康にし、結果的に、不慮爺さん達を悩ます、糖尿病にも改善効果があるみたい。それで、夜盗虫にやられても、やられても、種まきで、6月になると、トカゲ、カエルが出てきて、夜盗虫の猛攻やや収まる。結果的になた豆今年もたくさん収穫。来年も同じパターンの戦いになりそう。


長女家族の住む堺市に6月でかけ、本でした知らなかった、仁徳天皇稜を見物。山のような大きさ、全体像は近くから見たのでは、さっぱりわからない。


 時々雨の中、勇んで名高い漁場の汐巻に出かけ、出発する漁港を強い風の関係で、突然変更で、荷物の積み下ろしを急ぎやったせいで、なんと、釣りポイントに着くと、私の荷物一式ない。釣りは、同行の釣りバカの皆さんのご厚意で、道具をすべてかり、満足。私の忘れた荷物の中には、携帯、財布とはいっており、半分あきらめて、忘れ物を取りに、最初についた港に車で行くと、なんと、手着かずでそのままありました。日本は良い国。


汐巻では、7月、66センチの大鯛が釣れました。
心臓ドキドキでした。


 同じ7月頃から、汐巻、白島沖の釣りでは、鯛テンヤ一つで枝針無しの釣りに変更。こうしたら、ベラのような、餌取りを100メートル下から、釣り上げることが減り、釣り方もシンプルに。数はやや減りましたが、重量は、大幅アップで、一つテンヤ・枝針無しの手釣り、来年も継続予定。


 8月、長男、長女家族が遊びに来たとき、長男が突然、ソーメン流しをやると、農園の近くの竹林から、大きめの竹を切り出し、本宅の庭にソーメン流しのセット出来上がり。私は食べそこなったが、好評だったとのこと。


9月、生まれ故郷の四国今治に両親の墓参りの道中に、岩国の、末川博の記念碑を見つけ出して、記念写真。戦後民主主義の思想的リーダー。立命館大学の中興の祖でもある。


この墓まりの旅で、もうひとり、矢内原忠雄の揮毫した「自由平和」の額を今治市の富田公民館で見る幸運。矢内原忠雄は、今治市の出身で末川博と戦前・戦後の同時代に同じような活躍。戦後民主主義の思想的リーダー。東大総長を務めた。無教会のクリスチャンとしても、内村鑑三の思想を広く伝えたことでも知られる。


この今治の旅で、今治タオルで釣りのご利益のありそうなタオルハンカチが欲しいと思い、タオル小売店に行き、見つけた、村上水軍の旗印を使ったタオル。釣りバカの爺さん達に、土産でプレゼント。自分の分が無くなり、また、買いにいかねば。鯛かアラカブかアコウをデザインしたタオルハンカチが欲しいと、お店の方にお願いしていたので、本当に出来たら、サプライズだが。


キク科の健康芋のヤーコン、今年は、栽培面積を増やし、8月の長雨が幸いして、大豊作。芋が地中深くはいり、鍬で掘ると、芋の半分が割れてしまう。アマゾンで専用の鍬を入手、先週から大活躍。


 日本の誇るエコカー、トヨタのハイブリット車を3月に購入、燃費の良さと、馬力(坂道はエンジンとモーター)に毎日舌を巻いています。
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汐巻で、今年の釣り納め(2014/12/28)

2014-12-28 22:39:18 | Weblog
今年の釣り納めは汐巻で、船釣りでした。
工務店のSG氏、瓦屋のIC氏、木工職人のSG等、総勢7人の釣りバカ。
山陰の粟屋漁港から、朝6時半出港。
日の出がこの時期遅く、まだ、薄暗い。
灯台の光がまぶしい。(この灯台、油谷湾の入り口にある小さい岩礁に、標識になる柱を立て、そこに、陸からの照明灯を投光し、近くを通る船に注意を喚起するという仕組み。メンテナンスを考えて、こういう方式にしたものと思われる。)



(釣果いまいち)
普段は6人で乗船するのだが、今日は、7人。
 悪天候で、釣り中止が続いていたので、出港できると分かり、我も我もと人数が集まったのだろう。
 釣り始めて間もなく、私に40センチほどのアコウ。

赤イサキや、アマダイ、レンコダイ、ボッコと誰かに良い型の魚。





しかし、皆さん、クーラーボックス満タンとはいかない。
 海水温は、まだ結構高く、もっと釣れて良さそうにと思うも、気が付くともう、お昼。
 缶ビールも、次々飲み干し、やや少なめの釣果も、釣りに出られただけ
ラッキーと、満足。

(刺身になる魚)
子供や孫が正月休みで、遊びにくるという釣りバカも多く、刺身になる魚が欲しいネーと、皆さん思うことは同じ。
近くで、同じように魚を釣っている漁船たくさん。

 納竿し、我が家に戻り、ボッコと良い型のレンコダイを刺身に。
明日、手巻き寿司で食べる予定。

 12月いつも汐巻は高波のため釣り中止。
しかし、今日は運よく、波静かで、釣りに出ることが出来、よい釣り納めでした。

 今晩は爆睡の予感。
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久しぶりの、なかま温泉(2014/12/23)

2014-12-23 20:00:29 | Weblog
白島沖に釣りと思っていたが、船長の判断で、無理だろうで、あえなく釣り中止。
今日は天気よし、妻に、耶馬渓の、なかま温泉に連れて行ってもらいました。

 山国川に沿って、奇岩が連なる耶馬渓の谷をさかのぼって車は快調にドライブ。
お昼は、青の洞門近くの農家レストラン。

地元の野菜、鶏肉を使ったバイキング。
生ビールも。






 もう日田に近い、山国のなかま温泉着。
近所の農家14軒で試し掘りしたら、摂氏40度程のアルカリ泉が出てきたもの。
運営もこの14軒で手分けして行っているそうで、料金は300円。

気に入って、遠く唐津からやってきたご夫婦も。
湯に浸ると、肌はヌルヌル。

 風呂上り、さっぱりして、休憩所で涼んでいると、「22歳、温泉無料」のポスター。

大分県の温泉の有志が、22歳の人は、タダで風呂にはいれるよ、という企画。

さすが、温泉県、大分。

 耶馬渓は、3年前、豪雨のため、堤防が崩れ、橋もあちこちで流された。
人気だった、耶馬渓鉄道後を整備したサイクリングロードも、がけ崩れ、橋崩落で道路はズタズタ、危険につき、立ち入り禁止。
 今日、崩れていた橋が立派に再建され、「祝、サイクリングロード全線開通」の横断幕。
 あわてて、横断幕をパチリとやるも、焦点あわず。




のんびりした、いい休日でした。

 今度の日曜日、汐巻での船釣り予定だが、雨の天気予報。
釣りの方は、さっぱり。
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ヤーコン掘りの専用鍬届く(2014/12/21)

2014-12-21 22:52:05 | 田舎生活のイノベーション
日曜日、妻と竹田農園に遊びに行きました。
途中、ケアハウスで暮らす江藤正翁(元南海ホークスのエース、92歳)を訪ねる。
することが無い、とぼやきも。
顔色もよく、お元気そう。

(江藤翁の古いファンからのご依頼)
ケアハウスの事務所に挨拶すると、責任者の方がおり、先日、東京の26歳の男性から、江藤翁に手紙が届いたとのこと。
先日、毎日新聞で紹介された、江藤正翁が第一回オールスターの先発、今は行橋のケアハウスで、暮らしているとの記事を読んだ。
この方の89歳のお祖母さんが、兄上が早稲田で野球をしていた関係で法政大学~門鉄~大洋漁業~南海ホークスと活躍した江藤翁の投球をいつも応援しておられたとのこと。
江藤翁が野球界第一の投手と今も思うといつも話している。
色紙をいただけると、お祖母さんも大喜びするだろうといった内容。
ケアハウスの責任者の話では、衛藤翁と相談したが、手が少ししびれてサインは勘弁してほしい、最近の写真をお送りするといった内容の返事を出すことにしたとのこと。
 江藤翁の部屋に翁が若いとき、ファンで満員の球場で全力投球している写真があるが、この89歳の女性の江藤翁が野球界第一の投手との指摘、多分本当と思ってしまう。

(イノシシ健在)
  農園行く途中で、豊津町のJA直営の販売所で食材を仕入れる。
イノシシ肉、農園の山向こうの猟師さん達が仕留めたイノシシで、おいしい。
これを買って、間接的に、イノシシ駆除。

農園に着き、たき火のための薪を近くの山に取りに。
栗畑が藪になっており、この夏、大木が風で倒れ、鋸で切れば薪はいくらでもある。

山道を歩くと、最近イノシシが苔を丹念に掘り返した跡。

ミミズを捜していたのだろう。

(バーベキュー)
 イノシシ肉をメインに、畑の菜花、ネギをバター焼き。
野菜や肉の素材のうま味が口に広がる。
ビールも。


(ヤーコン掘り専用鍬)
  今年はヤーコンが豊作。
大きく育っており、三鍬で掘っているが、半分は傷つけて、真っ二つのヤーコンも。
これはいかぬ、もったいないと、アマゾンで、里芋掘り専用鍬を売っているのを見つけ、昨日、届く。
新潟の三条市の鋳物業者の作で、14,000円。
昼食後、ためしに掘ってみると、労力も半減、傷つくのは2割程度と、満足の効果。

いい道具が手に入ったものだ。
 
 ヤーコンを掘ったり、小倉室町の土曜市で使うのでと、頼まれたカッポ酒用の竹を伐ったりしているあいだに、妻は、グリーンピース、玉ねぎの苗の間に生えた草取り。

いまの時期に草取りしておくと、春先の作業が楽になる。

 明後日、白島沖に釣りの予定。天気なんとか良くなりそう。
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ヤーコン活躍中(2014/12/20)

2014-12-20 12:28:15 | Weblog
4月に球根を植え付け、夏の暑さと、乾燥(今年は乾燥なし)を乗り越え、延々畑で、マイペースで成長していたヤーコン、植えつけてから8カ月やっと食べごろに。
 葉が寒さに刈れ、太い茎も段々と乾燥。
 先週、ためしに2株収穫。
 8月の長雨のおかげで、今までなく、大きな芋が鈴なり。
 3日前にあった、不良爺さん達の大宴会(小倉サッポロ星の会)に、妻がヤーコンキンピラにしてくれたのを、持参。
 タッバー3箱あったが、これは美味い、おお、ヤーコンかと、たちまち完食。
 採りに行くぞと、絵描きのM氏。
 ヤーコンは、オリゴ糖が沢山あり、ほの甘い。
 腸で、ブィフィジス菌がオリゴ糖を食して繁殖し、腸内が健康、免疫力が増すらしい。
 畑の健康豆のなた豆(茶にして最近はたくさん食している)とヤーコンのせいか、毎年2回は風邪をこじらせて、医者にかかるのが、この2年程、風邪をひいていない。
 スティックにして、生で食べるのが、私でも出来る簡単料理で、今朝もヤーコンスティック。

 掘り上げて、置いておくと段々甘さが増してくる。

 ヤーコンで問題があり、掘り出すとき半数が、鍬が当たって、折れたり半分になったりで、傷つくこと。
 以前テレビで、関東の農家で、ヤーコンを掘り出す専用の、フォーク状の鍬を見たことがあり、今年は、これが欲しくなる。
 アマゾンで検索すると、新潟県の三条市の工場で、手作りの、里芋掘り用の、フォーク状の鍬を販売している。
 写真を見ると、頑丈そうで、ヤーコン農家のテレビ映像で使っていたのと、良く似ている。
 早速注文。
 明日あたり届くかも。
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朝ドラ、マッサン研究(2014/12/17)

2014-12-17 15:12:08 | Weblog
暴風大雪警報が北部九州に出て、今日は、昼間は、炬燵でダラダラ。
NHKの朝ドラで、ニッカウイスキーの創始者がモデルのマッサンが放映中で、ドラマが設定している時代の、サントリーの創業者、鳥井信次郎の伝記を、山口瞳が書いていたのを昔読んだ記憶があり、その本を、本棚から引っ張り出して、読んでみました。
 本の題は、「青雲の志について」で、集英社文庫から、昭和56年に出版、定価200円。
今から、33年前、32歳の時に、読んだ本。
 マッサンを見るときに、役立ちそうな情報いくつか。

 ドラマで鴨井商店となっているサントリー(寿屋)は大阪の会社。
「大阪は、絶えず関東に挑戦しつづけていたのである。寿屋でいうならば、赤玉ポートワインで蜂印、大黒葡萄酒<いずれも関東の老舗の葡萄酒メーカー>に挑戦し、勝ったのである。トリスで<サントリーのトリスウイスキー>、オーシャン、ニッカを席巻したのである。さらに飛躍すれば、大阪は太閤秀吉であり、たえず徳川家康を付狙っているのである。・・・」
 戦後は、ニッカウィスキーは、サントリーのライバルだったと分かる。

 鳥井信次郎の事業家としての、突進力に山口瞳は、青雲の志となづけ、山口瞳自身の事業家であった父親と並べて畏敬している。
「たとえば、その突進力である。これは非常によく似ている。たとえばその努力である。勉強である。苦学力行である。その独立心である。バイオリア精神である。・・・たとえば、いったいその突進力は、どこから生じたのだろうか。ヤミクモに突っ込んでゆく、その突進力は。私は、それを「青雲の志」と名づけたい。・・・」

 酒は生きている。
「大正9年には戦後の好況の反動で、不景気のきざしが見えてきた。あるとき、輸入洋酒の樽に、出来の悪い、使い物にならないアルコールを詰めておいたことを思い出した。ためしにこれを飲んでみると、いい味になっている。偶然、不純なアルコールが貯蔵によってウイスキーになることを知ったのである。信次郎はずっと後になって「酒ちゅうもんは生きてま、どんな酒かておいてみなはれ」ということを言った。これが、後に、本格ウイスキーに命がけで取り組むようになったそもそもの発想につながってくるのである。酒は生きている。酒には神秘がある。この考えがサントリー製造の発端となる。」

 竹鶴政孝
「信次郎は、三井物産に頼んで、本場のイギリスからムーア博士を招く計画をたてていた。そのとき、イギリスでウイスキーづくりを勉強して帰ってきた青年技師がいることを教えられた。それが竹鶴政孝である。まだ二十代であった竹鶴を年俸4000円でむかえいれた。」
 この青年技師がマッサン

 伝記の末尾に、山口瞳、柳原良平(二人ともサントリーの広告部の社員で、小説家、挿絵で名を成した)もうひとり矢口純というひとで、鼎談している。
「矢口:だから山崎の建物は大正12年でいいわけ。とにかく山崎工場に荷馬車が付く、穀物を積んで。でも入るばかりで、荷を積んで出てくるものが一台もない。何をやっているんだと、近所で評判になってたようです。」
「柳原:それで、最初のウイスキー、何年になるんですか?」
「矢口:国産初の本格ウイスキー「白札」というのを出したのが、昭和4年、でもこれは惨敗するんです。」
「山口:全く売れなかった。臭くて売れないんですよ。」
「矢口:ピートの燃やし過ぎらしいですね。それでもう一回技師長の竹鶴政孝さんをイギリスに送ってるんです。ところが、売れなかったその樽が「サントリー特角」になるんだ。
「柳原:よくなるのね。それがわかっていたんだろうか。鳥井さんに。」
「山口:いや、全然わかってないでしょう」
  ・・・・・・・・
「柳原:三年の間に、ガラッと味、香りが変わったんですね。」

 これからの、朝ドラの展開がおぼろげに見えてくる。

 「青雲の志」アマゾンでも売っているので、読んでみると面白いかも。しかし、朝ドラ効果か、値が上がっている感じ。
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農園で牡蠣の炭火焼(2014/12/14)

2014-12-14 22:21:35 | Weblog
予定では、汐巻で鯛釣りでしたが、寒波をもたらした北西の季節風が
吹き荒れ、釣りは夢のまた夢。
 気を取り直して、竹田農園に妻と遊びに行きました。
途中、ケアハウスで暮らす、江藤正翁(元南海ホークスのエース、92歳)を訪ねる。
ちょうど、近くのスーパーに買い物に行くところで、玄関ホールでパチリ。
 今が食べごろの、牡蠣を買って、バーベキューも計画。

(簑島の牡蠣)
  例年この時期、牡蠣養殖をおこなっている簑島の店に車到着。
2軒、牡蠣を売っている店があり、その場で、炭火焼で食べることも出来る。
驚いた、車が沢山並び、炭火焼コーナーには、たくさんのお客。
 いつも買う店に入ると、牡蠣がザルにはいり、山盛り。
 3キロ(中サイズで、800円/キロ)買って、店のご主人に今年は沢山とれたのではと聞くと、「そうです、昨年はさっぱりで、皆さんにご迷惑おかけしたが、今年は、大丈夫。」とのこと。(下の写真、ビニールハウスの中で、炭火焼で牡蠣を食べることもできる)


(牡蠣堪能)
  農園に着き、妻は火を起こし、私は薪になる枯れ木を近くの山に取りに。
イノシシ防止と、イノシシを狙う猟師さんに、私は人間、と知らせるため、トランジスタラジオと鈴は必需品。
 簑島で買った、舌平目の一夜干しもおいしい。

 牡蠣は、夏が猛暑でなく、生育が良いようで、身がよく締まっている。

 美味。
デザートは林の中で見つけた、野イチゴ(?)。


(大根・カブ・ジャガイモ)
種を蒔くだけで、後の手入れは妻任せの、大根、カブ、チンゲン菜、ジャガイモ、なりがいいようで、私が、休耕田から刈って山盛りの枯草をリヤカーで運んでいる間に、妻が収穫。


たくさんあるので、集落の水場(山からの小川の水をプール)で綺麗に洗う。


 今日取れた野菜、長男家族に送るとか。

(ヤーコン豊作)
  5月~元気よく育っていたヤーコン、最近の冷え込みで、ようやく葉も縮れてきて試に掘り上げてみる。
今日は二株。
例年日照りで8月に息絶え絶え、葉も半分落ちるのが今年の8月は、梅雨がそのまま続いた天気で、ヤーコン生き生き夏を乗り切る。
ヤーコンの株を掘り上げるのも、大きすぎて一苦労。三鍬で株の回りを、掘って、テコの
原理で掘り出すと、大きなヤーコンが鈴なり。
二株で、ジョウレン3杯分とは驚いた。

 今年は、40株程植えており、健康芋(オリゴ糖一杯で、ブィフィジス菌が腸内で
繁殖し、免疫力がつく)を不良爺さんたちに沢山配れそう。

 我が家に戻り、今日の夕食は、さっそくヤーコンのスティック。
簑島で買った牡蠣はフライ、先日コーラル丸で釣ったアジもフライとご馳走。

 汐巻釣り中止ではあったが、面白い一日。
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イチゴの苗植え付け(2014/12/8)

2014-12-08 17:33:56 | Weblog
天気予報は、お昼頃弱い雨。
釣りの後、昨晩は爆睡で、体力回復。
 家にいても、体がなまると、妻と竹田農園に遊びに行きました。

 寒波の影響は、弱まったとはいえ、寒い。
私は山に、薪を取りに、妻は、枯れ枝に火をつけて、たき火。
火が起こると、体が温まり、ほっとする。

 途中の農協直営店で買った、イノシシ肉、塩コショウの味付けでバーベキュー。
イノシシ肉は、山向こうの猟師さん達のグループが、仕留めたもので、間接的なにっくきイノシシの駆除。
 味は、素晴らしい。

 昼食で、お腹も落ち着き、何をしようかと、思案。
今年、植え付けを、元田んぼの粘土質の畝に変えたら、うまくできたイチゴ、苗が沢山できているので、この移植をすることに。
 まず、採り入れ完了のピーマンを引き抜く。
 ここに、イチゴ苗移植することに。

 畝を作っていると、アマガエルが、ノコノコ出てくる。
 日が照って、暖かくなったので出てきたか、あるいは、私が鍬で掘り出したか。
 カエルは、畑の困り者の、夜盗虫やら、青虫を多分食べてくれる。

 殺さずに、草の中に逃げ込むのを見送る。
小一時間で、イチゴ苗の植え付け完了。


 畑は、5月に植え付けた、ヤーコン、12月にはいり、さすがに葉が寒さに萎れてくる。
あと1wもすれば、収穫できそう。
 不良爺さん達の、好物で、まだか、まだかと、催促されていたが、やっと届けることが出来る。
 オリゴ糖がいっぱいで、甘く、生で食べると、梨のような食感。
 ブィフィジス菌が増え、腸内が健康、免疫力が増すらしい。
 健康豆のなた豆、来年春の種用に、期待で、これも順調。

写真左がヤーコン、右なた豆。

 いい休日でした。
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