田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2007/1/29

2007-01-30 02:13:13 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

昨日の日曜日、竹の子で有名な合馬にあるという山小屋に行ってきました。
私の釣の師匠の五島氏、この一年、毎週のように乗っていたコーラル丸に顔を見せず、この合馬の山小屋に毎日通っている。
一度遊びにおいでということで、釣・飲み仲間5人で、見物に。

(竹の子山の麓の廃屋)
 教えてもらった場所についたが、山小屋無し。
崩れかけの廃屋と、牛小屋の跡と思しき掘っ立て小屋が道路沿いに連なっている。
何度か行きつ戻りつして、思い切って廃屋の中に入ると、意外と大きい広場になっており、五島師匠の声。
広場を囲んで、4棟の建物があり、その一つに「ごっちゃんの竹工房」と墨で看板を大きな一枚板に書き、入り口を飾っている。
中に入ると、大型のバーベキューセットに炭が赤々と燃え、五島師匠とお孫さんが竹をナタで削っている最中。
外の廃屋とは違い、清潔で温かい住処。
20代に東北の安達太良山、吾妻山の山小屋に昼過ぎ着き、そこに荷物をおき、薪ストーブで暖をとったものだが、建物も住民もそんな雰囲気。
一通り挨拶して、ビールで乾杯。

(ハウルの動く城)
 宮崎ハヤオのハウルの動く城というアニメで、外見はオンボロ、中はまずまず合理的な動く建物が出てくるが、ここは、そんな感じ。
広場の真中に、大きなバーベキューセットがあり、合馬の孟宗竹の切り株を燃やして、二人が暖を取っている。
五島師匠の根城の他に、M氏という画家の画廊があり(雨漏りだらけのボロ屋をM氏の友だちが、総出で修理したそうな)、その隣に今日は不在のカヌーの先生の居心地の良さそうな小屋、その隣に、広々とした台所。
同行の妻は、早速その台所で、持参のアンコでお汁粉作り。
時折、時雨れるのだが、広場で暖をとっている二人(M画伯と通りがかりの電気屋)雑談に余念がない。
山小屋では、少々の小雨は、霧のような物で、気にせず、自炊をしたが、その雰囲気。聞けば、M画伯は、小倉の大きな登山道具の店の専務をしていて、倒産を機に画家に転進したとのこと。山小屋の雰囲気がするのは、そのせいだろう。
車で30分で、山小屋生活に行けるとは素晴らしい。

(再会)
 M画伯の絵は、鍬、昔の木こりの鋸等に、花の絵をかいたものが多く、見とれていると、ラーメン屋の大将のI氏も合流。
M氏を一目見て、ヤーヤーと懐かしそう。
昔、小倉の室町で隣同志だったとか。
20年ぶりの思わぬ再会。

(炭)
 お土産に盛っていった、蓑島の一粒牡蠣を、五島師匠の小屋で7、8人で焼きながら、ビール。時々、合馬の農家の主人が顔を見せ、持ってきたモチを焼いたり、焼酎を飲んだりで、最近のイノシシの出没やら、鉄砲打ちの話しやら、雑談して帰る。
肩も凝らず、初めての我々のような訪問者も主人のような顔をしても違和感無くで、五島師匠が釣そっちのけで、ここに居座るわけがよく分かった一日。
小屋で赤々燃える炭は、20L入りの袋、8袋で3000円で近所の農家から買っているとのこと。
煙の出る失敗作だが、隙間だらけのこの小屋では問題なし。
この安さも魅力。また、来ますと、2時過ぎには解散。
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2007/1/22

2007-01-22 10:50:48 | ルーツはここに?
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

昨日の日曜日、朝7時、まだ日が昇るには30分早い小倉の船だまりからコーラル丸で出港。
この日が初釣りのグループ3人に、合流で、釣り人6人と大賑わい。

(熱燗の日本酒)
 ラーメン屋の大将のI氏と数学のM先生と同行。
3人とも先週日曜日、中洲での新年会に出かけて、行きの電車の中で、I氏が持ち込んだ缶に入った日本酒の発熱装置(生石灰を使っていると思われる)付きを飲んだ味が忘れられず、M先生、朝のコンビニで3本購入。
一本づつ配給してチビリ、チビリ。暖冬とはいえ、冬の盛り、熱燗を飲みながらの釣りは格別。

(天狗の鼻)
 アラカブポイントで数匹のアラカブを釣り、タコ仕掛けに。
一分ほどで、中型のマダコ。
しかしこの後がサッパリ、二匹目が直ぐにかかり、途中まで上げたところでバラスとその後は、あたりもない。
隣で釣っている釣り人や、後ろ甲板で釣っている川端船長には、次々タコが上がる。
30分程で仕掛けも根掛りで無くしてタコは諦め。
船長が、今日はダメねと慰めてくれる、ばらしたタコが「この餌危険食うな」と私の仕掛けにマークを入れたのではと言い訳をするも、最近タコを快調に釣っていた天狗の鼻も折れてしまう。トホホ。

(釣り方)
 M先生、アラカブをI氏、私がコンスタントに上げているがサッパリ。
M先生何匹?とI氏が聞くと、まだ、0との返事。
しかし、潮が早くなり始めると、良い型のアラカブを我々を尻目に次々と上げる。
何か釣方を変えたのか?と聞くと、あせらないようにした、との返事。
仕掛けがもつれると、早く直さなくてはとあせると余計、仕掛けがもつれてしまい、このとき、コタツに入って仕掛けを直してるようにイメージしてもつれを直すと直ぐ良くなる。
これと同じ原理らしい。
次回私もこのM先生考案の技を使ってみよう。

(薮入り)
 明けて、今日は、妻運転の車で竹田農園に。
先週遣り残した、甘柿の周辺の蔓やら藪を切り払う。
1月16日は、江戸時代奉公人が田舎の親元に帰る風習があり、これを薮入りというらしい。
語源は諸説あるそうで、旧暦の1月16日の寒い時期、スズメバチの巣も蜂が死に絶え、マムシも冬眠で、藪も危険で無いので、藪に鎌片手に入り込んで、甘柿や栗の木の手入れをしたことに由来するに違いないと思った次第。
農園内の3本の甘柿の木、周辺の藪を切り払ってもらい、根元に柔らかい冬の日差しを浴びて、気持ち良さそう。
この秋の大収穫を確信。
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2007/1/15

2007-01-15 22:18:16 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さん、お元気ですか。

昨日14日は、博多中洲の日本料理店で盛大にラニーニャ号の船長のN氏の肝いりで新年会。
ラーメン屋の大将のI氏や、数学のM先生夫妻、世話好きのS女史、妻、フィリピンからの介護の研修生等、20人近くの賑やかな面々。
楽しい歓談に美味しい料理にビールで我家に帰り着いたのは夜中の1時近く。
今日は寝不足に軽度の二日酔いで、妻運転の車で、竹田農園に。

(マイペース)
 日も高くあがり、日向ぼっこに丁度良い。
しかし玉ねぎ、ソラマメ、グリーンピースの芽が畑には一面顔を出し、雑草もチラホラ。
このタイミングで畑の中打をして、雑草を土に埋め込むと、春に素晴らしい収穫。
鍬でザクザクと畑を耕すも眠いやら、二日酔いやらで、普段の半分のスピード。
肥料を取りに、道具を取りにと、納屋に歩くスピードもダラダラ、ノタノタで、私が昔の奴隷なら、鞭でしこたま叩かれているところ。
しかし、こんなマイペースで畑仕事をして誰からも文句を言われないこの農園は素晴らしい。
日だまりに置いたテーブルで遅いお昼を食べた後は、普段の快調ペースに戻る。
やれやれ。

(甘柿)
 農園の中には、甘柿の大きな木が3本。
例年、大きな甘柿が稔るのだが、最近は藪に囲まれ大きツタが巻きついて、元気が無い。
寒くなり、蜂もムカデもどこかに行ったので、藪の中に突進、剪定ハサミと鋸で潅木と木に巻きついたツタを切り払う。
30分程格闘してやっと一本終了。
散髪の後のようで、柿の木もサッパリ。
この秋、甘柿豊作。

(江藤翁)
 隣のこじんまりした家に住む、江藤翁(元南海ホークスのエース、85歳)がヒョッコリやってきて、今年の竹田農園のカブは旨い、時々採って、一夜漬けにしているが、旨くて厭きないとのこと。
大根、ネギもよくなっており、毎日の食事、とても楽しいとか。
この大先輩の為にこの秋もカブの種を蒔かなくては。

(夕食)
 車での帰りに蓑島の一粒牡蠣を3キロ買い、夕食は牡蠣の炭火焼き。
ノロウイルス騒動で売上は減っているようだが、1月が一番美味しいそうで、妻と二人で平らげる予定。
畑で取立てのネギを一緒に焼いて、今日もビールが美味しそう。
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2007/1/8

2007-01-08 23:12:41 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

日曜日のコーラル丸初釣りは、台風並みの低気圧で、波浪警報が出て、あえなく中止。2日延期して、今日が初釣り。

(昔のガキ大将)
 火曜日の釣りで、常連のオデン屋S氏、パソコン屋のI氏、数学教師のS氏、T記者軒並み仕事で、釣は皆さんパス。
月に一度のアサヒビールを飲む会で、薫陶を受けているラーメン屋のI氏と薩摩隼人のO氏、ともに65歳に電話して、同行を願う。日ごろお二人とも物静かだが、口を開くと何となく言うことを聞きたくなる、といった雰囲気の持ち主。昔はガキ大将だったろうと想像に難くない。
8時にコーラル丸に乗船すると、二人とも川端船長と意気投合。

(異能)
 ラーメン屋のI氏の店(室町の錦龍)は、何時行ってもお客が一杯で、チャンポン、ラーメンを作る手際の良さとスピードにいつも目を見張っているが、この日の釣りも、釣り上げるスピードは異能。
まずアラカブポイントに着くと、安物の竿に既製品の仕掛けをつけて、私が仕掛けを用意して間に投入、瞬く間に2匹釣り上げる。
タコを釣ろうと私が抜け駆けでタコを1匹上げると、では私もと友達に用意してもらったというイカすってを20号の錘の横に着けた簡単な仕掛けを持ち出す。
仕掛けの準備を私が手伝っている間、私のタコ仕掛けを持っておいて貰うと、3分ほどの間にタコを2匹。
潮が早くなり新日鉄の埠頭沖のアジポイントに移ると、真っ先に30センチ程のアジをブリ上げる。
このスピードは40年間、毎日のチャンポン作りで鍛えた、集中力の賜物か。
真っ先に大物を釣り上げると後はガツガツせず、楽しいお喋り。

(嵐の後)
 アジポイントは、寒波と低気圧の襲来でしばらくアジ釣り船が立ち寄っていないようで、魚影が濃い。サバ(27センチ前後)アジ(南蛮漬けサイズの小型)がひっきりなしに竿を曲げクーラー満タン。

(獲物)
帰りの我家の手前の坂道で、近所のオバサンと一緒になり、サバとタコ少しおすそ分け。
新鮮でおいしそうと喜んでくれる。
サバ・アジ、さばいて3枚に下ろして鍋で妻。
特にアジが油が乗って旨い。残りは我家の冷凍庫に。
アジは南蛮漬け、サバはヌカみそ煮の予定。

再来週の日曜日、コーラル丸で二度目の釣り予定。
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2007/1/3

2007-01-03 17:46:36 | 各年の初釣り
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

イノシシ年が始まって3日、おとそ気分のまま、初釣りに。コーラル丸の初釣りは7日からとのことで、待ちきれず関門フィッシングの進洋丸で。

(初釣り爆釣)
 アラカブの魚影がこの冬の関門は濃いようで、私と同行の次男、合わせて35匹のアラカブと3匹のタコ。
この釣果を船上からオデン屋のS氏とパソコン屋のI氏にメールで連絡。
S氏は7日は絶対行くぞの返事、I氏は可愛そうに風邪で寝ているとか。
数学のM先生は現在、ニュージランドの友達の家に遊びに行って日本不在。
M先生、学校に英語教師で来たニュージランド人の若者と意気投合、お土産のウドンのどんぶりをさげて、この年末・年始は2週間程、家族で英語生活らしい。
コーラル丸での7日は、話題に事欠かない見込み。
持ち帰ったアラカブは、我家の冷凍庫に。週末遠来のお客が見えるので、アラカブパーティが出来る。

(竹田二世)
 次男は10歳前後から船釣りに同行していたが、20歳の今ではなかなかの竿捌きで、釣果は私と似たり寄ったり。
根掛りは私より少ない。
私はビールで酔っ払い、向こうはしらふの差か。

(マナーの良い釣り客)
 今日の進洋丸は釣り客6人で、皆さん、マナーが素晴らしい。
お祭りしても、ニコニコして自分の糸を切って、OKと合図してくれるし、最後は、ゴチャゴチャノ糸にアラカブが掛かっていたのを、これはアンタのだと、わざわざ持ってきてくれたり。
こいつは初春からいい船に乗ったと、気分よし。
帰り際、タコはおすそ分けで同じ前甲板で親子で釣りをしていた、釣り客に一匹進呈。正月料理にどうぞというところ。

(ブログ)
 Web Log<日記>、略してブログというのが、なかなか楽しいらしい。
年末、昔、会社でいっしょに仕事をしたことのある、K氏が、赴任先のメキシコで休みを利用して、釣り報告をブログにまとめてくれた。
結構手間がかかるらしいのに、恐縮するやら、ラッキーやら。
アドレスは
http://blog.goo.ne.jp/takeda12345_2006
コメント (1)
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