田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

桃栗3年柿8年 2008/6/29

2008-06-29 19:06:38 | 釣り・畑の実験と発見
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
梅雨真っ盛り、日曜日にコーラル丸で釣りと計画を立てるものの、前日の天気予報は豪雨と突風の予報。
釣りは二週続けて中止。
今日は、なるほど風が強く釣には無理、しかし天気は曇りで畑に妻と。

(桃クリ三年)
竹田農園の林、4年前の台風で木が何本も倒れ、撤去した後が日当たりのよい空き地。
ここに栗の苗を植えて3年、周囲を草刈りした後、よく見ると、可愛い栗のイガが10個程、小枝の付け根に出来ているではありませんか。
桃クリ3年とはよく言ったもの。
9月になると立派なクリが20個程収穫できそう。
しかし、この林には秋になるとイノシシの群れが出没するため、なにか手を打つ必要がありそう。
名案は今のところなし。
夜落ちたクリはイノシシにやり、昼落ちたクリを人間が食べるということになりそう。(栗のイガの写真、冒頭に)

次は、桃を植えようかと思案中。
 なお、桃クリ3年の数え唄、柿8年まではよく聞くが、この続きがあるらしい。
釣りの先輩の郷土史家のT氏が教えてくれた。

「桃クリ3年 柿8年、ビワは9年でなりたたず、梅はスイスイ13年
ユズの大バカ18年、ミカンのまぬけは20年、銀杏のこのやろう25年
女房の不作は60年、親父の不作はこれ一生」だそうです。

これから判断すると、農園の休耕田にミカンを植えたのは、あまり賢くなかった感じ。
20年後では、私の口に入る確率は低い。

(堆肥)
農園のお隣に、土建屋のI氏のお宅があり、最近は、道路わきの草刈りを市から受注して仕事としてやっている。
この草を以前、「あげるよ」と言われていたが、今日、農園に行ってみると、多分重さにして、1トンほど、カリンの木の近くに積み上げている。
ラッキーと、この草の一部を一輪車で畑の収穫が終わり使っていない畝に、高さ30センチ程に積み上げていく。
草は既に発酵が始まり、ホカホカと暖かい。
積み上げた草は、腐ったり、昆虫が食べたりでやがて土に返り、土は肥えイモ、豆等が大豊作となる算段。
こうして土作りしたイモ、野菜はひときわ美味しい。
畑には草が生えずで一石二鳥。

(モロッコ豆)
畑は、キューリ、トマトの収穫が始まり、今年初めて播いたモロッコ豆(支柱を立ててサヤをもいで食べる)も最盛期。
今晩の我が家の夕食は、このモロッコ豆の天ぷらがメインらしい。
揚げたての熱々は歯ごたえシャキでお酒のツマミになかなかよろしい。

 来週こそ、コーラル丸出漁できますように。
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2008/6/23

2008-06-24 00:58:23 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
梅雨で竹田農園の休耕田、草が勢いよく伸びて、そろそろ草刈りの時期。
朝から草刈り機で草刈り、お昼は冒険家のM先生と江藤正翁(元南海ホークスのエース)と農園の林でバーベキュー、ビールで喉をうるおしました。

(草刈り)

農園の2反(600坪)の休耕田、草が勢いよく伸びて、そろそろ草刈り時(休耕田の写真、下に)。
昨日の釣りが豪雨の天気予報でキャンセルで、体力は保持、朝から農園に繰り出しました。
5枚ある田んぼに踏み込む。
草刈り機のエンジンは快調にタンタンと力強く草を刈りはらう。
今年の初め植えた3本のイチヂクの苗、元気。
前回の草刈りでマムシを切断したので、また居るかもと、心持ユックリ。
マムシらしい、小さめの蛇(表面ブヨブヨ、ビールの蓋の裏のような色)を足元で切断(暴れているので気がついた)、名前不明の普通の蛇(鱗が目立つ、色は黒い)は草刈り機の音に懸命に逃げるに任せるで、今日は蛇二匹と遭遇。
イノシシ君、今年は山の竹のこを食べるのに忙しく、まだ休耕田には出ていないので、蛇の姿が割りと目立つ。
サツマイモは食べて欲しくないが、マムシはイノシシ君に食べて欲しいと、虫のいい希望。

(バーベキュー)
6割方草刈りが終わったころ、ちょうどお昼、M先生が自転車で農園の入り口に。
バーベキューをしようと、作業切りあげ。
先生には、掘り残していたジャガイモを掘ってもらい、私は炭火を起こす。
ジャガイモは梅雨の雨を集めて勢いよく流れる小川で洗い、焼き芋に。
先週釣ったキス7匹を串に刺して、炭火焼き。
農園の隣に住む、江藤正翁に「おいちゃん、食事に来ませんか」と誘うと、「オー」と返事。
3人で、ビールに乾杯。
しゃべりながら食べて飲んで、美味い、美味いを連発の昼食でした。

(江藤翁の話)
江藤翁と食事をすると、戦前・戦後まもなくの野球ファンには、垂涎の貴重な話とか笑える日常の話を生で聞ける。
今日もいろいろとM先生も交えて話が弾みました。(江藤翁とパチリ、冒頭の写真)

<杖>
今日は午前中、歯医者に行ってきたとのこと。
自転車で1キロ程走り、そのあとバス。
バスでは江藤翁の隣によくしゃべる老人が乗ったとのこと。
江藤翁が杖を持っていたので、「私は、杖無しで歩ける」と、また、「戦争がおわった時私は、中学2年で、予科練にはいろうとしたら、終戦になった」と。
江藤翁「俺は昭和21年に復員した」と話すと、この老人「うそー」と。
江藤翁が「何年の生まれか」と聞くと、「6年」。
大正と思い、先輩ではないかと一瞬思ったが、昭和6年。
江藤翁「俺は大正11年生まれ」と言うと、この老人、また「うそー」と段々声が小さくなり、黙ってしまった。
周りの乗客は「クスクス」。
86歳の江藤翁を身のこなしから、70歳前と思ったらしい。
M先生と二人で笑いました。

<土井垣>
江藤翁が第一回のオールスターのパリーグ先発をした時のキャッチャーが土井垣と聞いていたので、どんな選手だったのかと聞くと、ちょっと考えて、あまり気のなさそうに
「阪神の選手だった。バッティングは良かった。しかし、城島の方が上」とのこと。
野球漫画「ドカベン」で監督兼務で出てくる、印象的な選手が、土井垣という名前で、一度聞いてみたいと思った質問。

<稲尾>
名投手稲尾が高校2年の時、たまたまコーチを頼まれて行った別府緑が丘高校で、キャッチャーだったのを、ピッチャーにするように、監督に勧めて、アドバイスの翌日からビッチャーになったことは、前から聞いていたが、なぜ、ピッチャーに良いと思ったのか聞くと、
「球が速かった、体もヒョロと高かった」とのこと。
その時、稲尾とよく話したのかと聞くと、
「一緒に行った、若手の南海のピッチャーと仲良くなって、一緒にランニングをしていたが、私は、何もしなかった」とこと。
しかし、江藤翁が肩を壊して南海を去って、稲尾が西鉄に入団した後、緑が丘高校の監督(江藤翁の大学の友人)が
「あんたが南海にそのままいたら、稲尾を南海にいれるつもりだった。稲尾もその気だった」とのこと。
「人の運命は、ちょっとしたことで、ガラリと変わる」と江藤翁。
M先生と二人で、「オイちゃん、長生きした方が、勝ち、オイチャンの話したことは、全て真実になる。当時を直接知っているのはオイチャンだけ」と軽口をたたいたものの、本当の話。

 M先生は、8月上旬には再度、フィリピンバギオに冒険の旅。
それまでにちょくちょく、同じようなバーベキューでお昼を楽しみたいもの。
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梅雨時の竹田農園

2008-06-23 23:53:30 | Weblog
昨日(6/22日)竹田農園の休耕田の前。梅雨の雨と高温で山も野原も緑一色。今日、一日かけて、草刈りしました。
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貝塚伊吹を妻と切り倒す 2008/6/16

2008-06-16 21:16:56 | ゾーとした話し
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日は、雨の中、関門フィッシングの進洋丸でアコ狙いの釣り、今日は竹田農園で、林の手入れに行ってきました。

(風雨の中の釣り)
昨日はコーラル丸は船長の用事で釣りに出ず、それではとN艇長にラニーニャ号で釣りに行かないか聞くと、やはり用事。
困った時の関門フィッシングとおでん屋大太鼓のS氏と朝6:30関門フィッシングに。
大型釣船の進洋丸に。
雨がシトシト、船長の計らいでテント屋根のある、船尾に腰を据える。
6月は、関門の高級魚のアコ(正式名キジハタ)が良く釣れる。
一年前、2匹釣りあげた。
今度は3匹と意気込む。
アコのいる瀬のポイントを流すも、風が強く、船があおられて釣りにくい。
アコも餌を食べにくいようで、結局、ここではコイチが一匹。
潮もはやくなり、瀬での釣は無理に。
「グチ、キスを釣りに行きましょう」と船長。
瀬戸内海のグチ・キスポイント到着。
いい型のグチがひっきりなし、中型のキスが時々来て、楽しい釣り。
しかし風雨は段々激しくなり、船は上下左右にグラグラ揺れる。
一人酔い、二人酔いで乗客7人中4人がダウン。
S氏と私ともう一人、納竿14時まで釣を楽しみました。
船酔い組には、釣り過ぎたグチを謹呈。(下にキスを釣った写真)

(M先生宅で宴会)
帰宅し、早速、コイチと大形のグチを各一匹さばき、夕方妻とこの獲物をお土産に冒険家のM先生のご自宅に。
緑の林と畑に囲まれた自然が一杯のお宅で、庭を眺めながらM先生ご夫妻とビール。
コイチ・グチは当初刺身にと思っていたが、コイチはこの時期、時々寄生虫があることがあると話すと、「ではソテーにしましょうか」とM先生の奥様。
ほどなくこんがりキツネ色に焼けたコイチとグチ。
あっさりした白身の魚で、バターがよく合う。
先日の九重旅行のM画伯の馬鹿話を奥様達に披露ETC、ゲラゲラ笑っていると夜の11時。
代行運転の車でわが家に。

(大木切り倒す)
今日は、曇り空。竹田農園に妻と。
4年前の台風で10度ほど傾いて、やや危険な農園の林の貝塚イブキの大木(10メートル程の高さ)を切り倒すことに。
鋸はこの冬、見よう見まねで目たてしたもの。
貝塚イブキの幹の中頃にロープをかけ、これを前方にある別の木の幹に回して、妻が私の横で引っ張る。
木が倒れる時、屋敷の屋根に倒れないようにとの工夫。
鋸を入れ始めると、あまりの木の巨大さに、「トーチャン、屋根が壊れるかも、業者に頼もう」と妻。
「しっかりロープを引っ張れ」と私はそのまま、鋸をゴシゴシと挽く。
頭にはヘルメット。
目立て効果で鋸はよく切れる。
メリメリという音がし始める。
妻ロープを力いっぱい引く、突然、メキメキと大きな音と共に、ドスンと地面に。ロープのおかげで、屋敷を壊さず。
やれやれ。切り株の横で記念写真(上の写真)。

(江藤正翁)
畑の手入れを終え、片付けているとお隣に住む江藤正翁。
雑談。
しばらく前から痛めていた腰、傷みがなくなったとのこと。
しっかりした足取りでテクテク。
来週は、ゆっくり江藤翁とバーベキューでもしたいもの。
昨日釣ったキス、冷蔵庫にありこれを酒の肴に。

(N艇長)
ラニーニャ号N艇長、私にとっては、心強い釣りの先輩だが、亡くなられた息子さんの遺志をついで、日本に住むフィリピン人の皆さん対象にヘルパー二級の講座と、就職の支援の会社を興して新聞にも時々大きく紹介されている方。
左のブックマークの「三国ケ丘便り」に詳しいです。ご参考。
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風雨の中の釣り

2008-06-16 20:42:02 | Weblog
関門海峡で、アコ釣り空振りのあと、グチ・キス釣り。
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2008/6/9

2008-06-09 21:08:59 | ルーツはここに?
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日、今日と久住高原に一泊二日で遊んできました。
M画伯が知り合いのK社の保養所に部屋を10人分とってくれ、格安で泊まれるというもの。
飲み仲間の小倉室町のラーメン屋のI氏、冒険家のM先生、焼き鳥屋のIY氏、長老格のY氏ら10名。
I氏以下、飲み仲間の5名は、酔っ払い運転をしないため、JRで鈍行列車で久住まで。
M画伯は運転手役を買って出て、他の4人と車で。

(長老Y氏)
Y氏はラーメン屋のI氏を紹介してくれた仕事紹介の会社に勤務の方で、4年来のつきあい。
私が、T社をリストラで退職する際、再就職のお世話をしてくれた。
Y氏の他にも2社の担当と面会。
その際、「釣りが好き、畑仕事もやりたい、山登りも好き、これをしながら、金をくれる仕事をしたい」とA4用紙に書いて渡す。
2社の担当者は、ニコニコしているものの、「そんな仕事はありません」という表情。
私も、「そりょそう。自分でやろう」と。
しかし、Y氏に会って、そのA4の書面を渡すと、じっと読んで、
「わかりました。探しましょう」と。
その結果、私に紹介してくれたのが、北九州市の若い人の就職支援の事務所。
結構な報酬も。
仕事を若い人に紹介するのに地元の企業を知った方がよかろうと、Y氏が紹介してくれたのが、ラーメン屋のI氏。
I氏の人柄を慕って、たくさんの人が集まってビールを飲んでいると。
M画伯、焼き鳥屋のIY氏、居酒屋のT氏、薩摩隼人のO氏、郷土史家のT氏等、愉快な面々をI氏が紹介してくれ、遊び仲間に事欠かない毎日。
また、若い人の仕事探しのセンターにいたら、ラニーニャ号のN艇長や世話好きのS女史とも意気投合。
そうこうしていると、N艇長とI氏、柳川出身で幼馴染とか。
N艇長から、「Iさんとは、幼馴染。彼は郷土の誇り」と教えられて、事実は小説より奇なりの、言葉を思い出す。
世話好きのS女史は、おでん屋大太鼓のS氏と家族ぐるみの付き合いで、S氏はそのご縁でコーラル丸友の会のなくてはならない(誘えば必ず来る)仲間。
振り返ると、まず道を開いてくれたのはY氏で頭が上がらない。
長老。

(イビキと寝言)
K社の保養所にJR、タクシーと乗継、夕方着。
広大な緑の庭に囲まれた山小屋風の建物。
空気もおいしい。
例によって、夕食は10人で御馳走とビール、焼酎でいい気分。
温泉も満足。
晩の10時前には、「眠たい、もう寝よう」とI氏。
I氏もIY氏も夜中過ぎまで仕事で、3時間しか寝てないとのこと。
私の両隣りはIY氏と77歳の大工の棟梁のT氏、その隣は、I氏とM画伯。
小一時間寝た頃、騒音のような左右からのイビキに目が覚める。
合間にM画伯の寝言。
なにか、絵を描いているつもりらしい。
結局空が白み始めるまでイビキと寝言を聞く羽目に。
眠たい。
冒険家のM先生、眠れたかと聞くと、熟睡したとのこと。
谷川の音や、鹿の鳴き声を子守唄にしている人は違うと感心。

(ミヤマ霧島)
10人は、それぞれ山登り、長者原の温泉組、壁湯温泉組と3コースに分かれ、遊びに。
私と長老のY氏は、冒険家のM先生にくっついて、牧ノ戸峠まで。
M画伯の運転の車で運んでもらう。
朝から快晴、梅雨の晴れ間、初夏の日差しに新緑の針葉樹、見事なミヤマ霧島がピンクの花のカーペット。
3時間ほど、山歩きを楽しみ、ミヤマ霧島に見とれ、新鮮な山の空気を吸い、休憩しては、ビールを飲みでいい汗をかきました。
長者原の温泉組のラーメン屋のI氏と焼き鳥屋のIY氏とバスで合流、別府まで、山なみハイウェー、JR特急で北九州まで。
いい旅でした。

(デジカメ)
ミヤマ霧島をカメラに納めようと思っていましたが、持っていくのを忘れる。
そんな訳で写真なし。
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高知のイングリッシュガーデン

2008-06-04 00:25:41 | Weblog
10年近く前、友人3人で、高知市郊外にある、みかん農園&イギリス風のバラ園の
イングリッシュガーデンを訪ねたことがありました。友人の一人が高知に単身赴任中で、ここのご家族と仲良しになっており、その余慶。ミカンのおいしさに舌をまき、美しいバラ園に感心。今も年に4度、小夏、水晶ボンタンなど、我が家にイングリッシュガーデンから届き、楽しみに。今日も、日本一おいしいミカンと友人が話していた、減農薬温室ミカンが届き、ご夫婦と多分NHKの取材のアナウンサーと談笑している写真。冒頭に。
 
 なお、イングリッシュガーデン、NHKのBS2の「素敵にガーデニングライフ」で紹介されるそうです。ご覧になること、お勧めです。放映は6/8日6:30~ 6/13日8:30~です。
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2008/6/2

2008-06-02 20:04:59 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日は、気持ちのいい初夏の青空のもとコーラル丸で関門に釣り、今日は、梅雨いりか朝からシトシト雨の中、妻と竹田農園で、サツマイモの植え付けでした。

(二匹目のどじょう)
薩摩隼人のO氏、冒険家のM先生、郷土史家のT氏など、6人の釣馬鹿がコーラル丸朝6:30分乗船。
気持ちのいい朝の潮風を浴びながらアジポイントの新日鉄近くに。
釣れるは釣れる丸々太ったアジがひっきりなしに竿を曲げる。
ビールをクーラーボックスから出す暇もない。(下の写真)
いけすは、ほどなく、アジの群れ。
潮が止まると、ピタリと食いが止まる。
川端船長が、キスに行こうかと。
関門海峡の日本海からの入り口に位置する馬島沖まで移動。
キスがポツリポツリ。
O氏が10センチ程のハゼに似た小魚を釣り上げる。
これをバケツに入れて生かし、このあたりに住むマゴチを狙う。
先週、津屋崎沖でヒラメを同じようにして釣ったので、そのとき一緒だった冒険家M先生に、二週連続で大物ゲットを披露しようと、投入。
20秒しないうちに、突然、海面に竿を引き込むような強い引き。
あわててリールを巻くと、ずっしりと重い。
来ました。
「タモ! 」と叫びかかると、フッと軽く。
釣り損ねました。
隣で釣っていたT氏、笑いながら、「合わせが早すぎ」と。
さすがベテラン、よく見ておられる。
あと5秒待てばよかった。
二匹目のドジョウは、食い逃げでした。
帰宅して、アジは4匹は刺身、残りの16匹は一夜干し。

(雨中の農作業)
週末に近くの種苗店で買ったサツマイモの苗80本、今日植えなくては、もうチャンスはない。
天気予報は雨が降ったり止んだり。
朝8時、妻と竹田農園に。
雨はシトシトやむ気配無し。
麦わら帽子に厚めのジーパンを身に着けると少々の雨も苦にならない。
長さ15メートルの畝を3畝耕し、苗を植えつける。
傘代わりの麦わら帽子を交換すること3度、3時間ほどで作業完了。
立派なイモ畑が現れました。
お盆過ぎ、イノシシの大群と知恵比べに勝利し、秋には毎朝、自家製のサツマイモを焼いて食べることを確信。

(江藤正翁とバーベキュー)
 雨で泥まみれのジーパンと上着を持ってきていたシャツ・ズボンと着替え、バーベキューの炭火を雨の当たらない軒先に持ってきて、温まると人心地。
昨日釣ったキス・サヨリを金串に刺して、遠火であぶる。
昼ごはんの準備が出来た頃、隣に住む、江藤正翁(元南海ホークスのエース)に飲みませんかと。
雨が降るので、竹田農園の母屋の縁側にテーブル、椅子を並べ、上り口に炭火を置き、キス・サヨリ、ソーセージ等、あり合わせの食材をビールの肴に。
一働きしたあとで、おいしいこと(冒頭の写真)。
江藤翁も、「釣りたての魚、メバルもこの魚(キス)もいつ食べても美味しい。」とおほめの言葉。
ビールを飲みながら、江藤翁の引き込まれるような、楽しい話。
下に記録。

①復員して、野球のことは考えてもいなかった。
知り合いの新聞記者(?)から、「製門戦(八幡製鉄と門司鉄道管理局の野球の試合。戦前から早慶戦のような人気)を再開したい、八幡製鉄は選手が揃ったが、門司鉄道管理局は選手が足りない、投げてくれないか」と。
「4年ブランクがあり、無理です」と答えるも、どうしてもというので、出かけて行き、キャッチボール、「投げてくれ」となり、そのまま、国鉄に入社、投げた。
投げるとシャットアウトしてしまった。
②親しかった友人は、ほとんどが、22歳とか23歳で亡くなった(戦死)。
学徒出陣のあと、満洲の士官学校で訓練をうけ、そのまま、南方に。
しかし、台湾まで来た時点で、それ以上進んでも、船が沈められるだけと、台湾に留まる。
同じ大隊の25人の士官が挨拶に台北の陸軍本部に行くと、事務軍曹が「済みませんが、○○さん、・・・は沖縄に行ってください」と15人はその場で沖縄に。
当時、アメリカ軍の上陸はまず、台湾と考えられており、沖縄は、安全と考えられていた。
上陸が予想される、台湾の南端のビーチに江藤翁も野戦重砲の陣地を構築し、準備。
しかし、素通りして、アメリカ軍は沖縄に。選抜された15名は、全員戦死。
紙一重の生死。

③自分が野球をしていた当時の面々で生きているのは、川上のテっちゃんくらい。私より2年先輩で、熊本工業。
吉原という良いキャッチャーがおり、そのキャッチャーと一緒にジャイアンツに入団した。
最近どうされているのか、あまり、マスコミで耳にしなくなった。

④野球やめてから(全盛は昭和17年当時で、この年、東京六大学は野球は戦争で中止、以降、5年間野球は無し。野球を再開してからの選手期間は短かった)NTTでの仕事がつらかった。
労務担当はきつい。
よくやめずに30年働いた。
通勤には片道電車で2時間半といったところが、10年続いたが、つらいとは思わなかった。
体がもった。

⑤父親には一度も怒られたことがない。
人をいじめるような、悪さをしなかったが、父親のビールを飲んだり、タバコを吸ったりはしょっちゅう。
父親は知っていたが、一度も怒らなかった。

⑥今は家に一人でいても、することがない。
一日が長い。
意識的に外に出ている。
パチンコが多い。
自転車でバス停まで田んぼのあぜ道を1キロあまり走り、そこでバスに乗り、町に。
別に金儲けするつもりもなく、2時間ほどで引き上げる。
座っていると腰が痛いが、不思議に自転車では何ともない。
今まで、お金でくろうしたことがない。
先月、満で86歳。
振り返ると、いろいろな経験をさせてもらい、石原裕次郎ではないが、「わが人生に悔いなし」だな。

 来週、日曜、月曜と小倉室町のラーメン屋のI氏、M画伯、冒険家のM先生など、12名で九重高原に一泊二日のローカル線の旅。トイレ付の車両で、ビールをガブガブの予定。
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アジ釣れた

2008-06-02 18:40:00 | Weblog
アジが釣れました。丸々としておいしそう。関門海峡の新日鉄付近。2008/6/1 コーラル丸で。
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