田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2007/4/30

2007-04-30 20:46:50 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

連休の前半、昨日は竹田農園でトマトの苗植付け、今日はコーラル丸で関門に繰り出しました。

(新緑のドーム)
 竹田農園の周りの山も丘も、農園の中の林も新緑で溢れ返っている。
竹田農園で一番の味覚の野菜は30年前からトマトで、苗、14本を用意した堆肥と牛糞でよく肥えた畑に植え付け。
初夏を思わせる温かい日差しを受けて、トマト、隣に植えたピーマンの苗、豊作間違いなしといった感じ。
畑の横の小さい林にテーブルとパイプ椅子を持ち出し、一仕事終わってのコーヒータイム。
目に飛び込むのは、キラキラした新緑、日差しも木漏れ日となって目に優しい、見上げると若葉の大きなドームの中に入った感じ。
コーヒーも美味い。

(畳屋見習)
 今日は朝7:00小倉の港をコーラル丸で出港。
うす曇で時々、日差しも。
この4月から定年退職の数学のM先生、ギックリ腰全快のオデン屋のS氏、パソコン屋のI氏といつものメンバー。
今回は、私が手伝っている北九州の若者の仕事サポートの事務所で、知り合った若者H氏も。
畳屋の見習に就職して早や10ヶ月、前から、釣をしたいと言っていたのを思い出し、誘うと大喜びで参加。
新日鉄の埠頭前でアジ狙い、中ぶりのアジが次々竿を曲げる。
昼前には、キスに切り替え、彦島沖を流すと、25センチ前後の大型のキスがこれも次々と上がってくる。
波止場に戻ってから、H氏が畳職人を目指していると皆さんに紹介すると、「手に職をつけるのは大事、辞めてもいいが、手に職をつけてからにしなされ」と電気工事屋もやっている川端船長。
「辞めなさんなよ」と小倉で一番はやっているオデン屋の大将のS氏。
アジ、キスをクーラーボックスにタップリお土産に、船長、オデン屋、二人の達人から端的なアドバイスも貰いで、畳屋見習のH氏、釣りが好きになったに違いない。

(物々交換)
 帰りは、室町経由。
最近体調不良のラーメン屋のI氏の店に。
店の前にちょうどおり、体調、大分良くなったとの事。
釣り立てのキスを数匹あげると、「大分大きいのが釣れたな、仕事が一段落する5月7日から釣りに行くよ」とのこと。
5月3日は室町の町おこしのイベントがあるので、手伝いにおいでとのこと。
店でビールを飲みながら話しがはずみ、気がつくと恵比寿ビール2本を飲み干し、ギョーザを平らげる。
キスと物々交換。
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2007/4/24

2007-04-25 00:07:31 | 先生・友人
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

4/22の日曜、サッポロビールしか飲まないという、余り意味のない目的の会(黒ラベルの会)の面々で、酒飲みバスハイクに行ってきました。
会長は、釣クラブに最近入会のラーメン屋のI氏で、スタートして30年近くなる会らしい。
田舎生活の仲間多数。

(終わりが楽しければ)
I氏は、小倉で一番客の多いラーメン・チャンポン屋を小倉室町で営む方。
アイデアと決断力は素晴らしい。
話すと面白いので私を含め、I氏の周りには人が絶えない。
このバスハイクもI氏が中心ということで、定員オーバーの48名参加。
前々日、車内の娯楽の準備をしているI氏の店に行くと、「綾小路君麻呂」のお笑いDVDを買ってきたので、これを最後の時間帯に見せようとの事。
「何でも最後に笑うと来て良かったとなるんだ」とのこと。
安心院でワイン、由布院で地ビールと露天風呂、日田のサッポロビール工場で試飲、車内で缶ビールで酒は堪能となり、最後にバスのTVにこのDVD。
笑える。
大笑いしていると、隣で笑っている妻、「トーちゃん、私が死ぬ直前、このDVDを見せて!」 いい気分でバスを降りました。

(プロの仕事)
 このI氏の友人の森本画伯、九州では高名な画家らしい。
俳句大会を車内でしたところ、用意した短冊に、女性の参加者が持ってきていた口紅で優雅な花の絵を何枚も書いている。
審査が終わり、4名が入賞。
ラーメン屋のI氏、元ピッチャーの江藤正翁、薩摩隼人のO氏、室町町内会長のM氏が入賞。
この入賞者の短冊に森本画伯に絵を書き込んでと頼むとOK。
トイレ休憩のパーキングエリアで頼んだのだが、絵の具がない・・と言って、それでも画くのがプロと足元の草、パンジーの花びらを数枚摘み、これを口でグチャグチャやって、絵の具にするとのこと。
なるほど、10分後、4枚の短冊に、見事な華やかな春の草花の絵。何でも鑑定団でそのうち一枚100万円になるかもと参加者の羨望の声。

(辞めなくてよかった)
 江藤正翁、前回、同じグループのバスハイクで日田のビール工場で飲んだビール、今までで一番旨かったとのことで、今回も招待。
江藤翁の第一回オールスターでのパリーグ先発の話しに以前、聞きほれたが、今回は、選手を退いてから、NTTに勤務した話し。
小説家の遠藤周作の兄上が、NTTにおり、この方が江藤翁をNTT勤務のお膳立てをしてくれたとのこと。
厚生部でならと、引き受けたが、結局、そのころ激しかったNTTの組合活動対策の労務担当にさせられたとのこと。
団体交渉の矢面に立ち、何度辞めようかと思ったことかとのこと。
鷹揚な人柄が効を奏してか、荒れていた職場が、江藤翁が行く先々でよくなったとのこと。
最後は保養所の所長を66歳までやり、退職した。
おかげで厚生年金を貰え、生活には困らなくなった。
今も自転車でパチンコや競馬に行けるのは、辞めなかったおかげとのこと。
若い人に聞かせたい。
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2007/04/19

2007-04-20 23:51:07 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さん、お元気ですか。

冷え込んだ昨日から一転、今日は快晴、20度を越す温かさ。
小倉の若者の就職支援センターに時々顔を見せる、K君、U君(各25歳)を誘って、竹田農園に夏野菜の種まきに。

(初めてづくし)
 K君は今度市の農事センターの畜産の求人に応募、昨日面接で、結果は明日にも分かるという若者で体力も知力も十分。
 U君はK君の友だちで、体力は無いが器用そう。
二人とも不登校の時期が長かったとのこと。
面接がうまく行けば、K君、農事センターで草刈、牛糞の堆肥化の仕事も待っており、事前トレーニングになる。
ダメでもいつかは役立つと誘ったもの。
お昼前には、竹田農園に到着、バーベキューでこの日曜日に釣ったキスを塩焼きに。
二人にバーベキューの火をつけてもらう。
炭火見事点火。初めての火遊び。牛糞を畑の畝に撒き、鋤きこんでもらう。
始めぎこちなく、笑えたが、30分もすると器用なU君は、綺麗に畝を作る。
腕立て伏せ50回出来るというK君、私がやるよりももっと深く、耕してしまう。
初めての鍬とは思えない。
二人が作った畝に、種を撒き、当初の農作業目標全て達成。
これだけ能力があるのに、何故、なかなか仕事に就けないのかと不思議。
時間が余ったので、真竹を取りに竹やぶに。
鋸を夫々に渡して、細身の真竹をヘチマ、キューリ、ナタ豆の支柱に切り出す。
二人とも鋸を使うのは初めて。
上手に切り倒す。
最後に孟宗だけの竹やぶに妻運転の車で移動、今が盛りの竹の子を瞬く間に20個近く掘って、初体験の締めくくり。

(ナタ豆)
 ナタ豆は、南方系の大型の豆で、ナタ豆のサヤを天ぷらに、飲み仲間のラーメン屋のI氏が食べたら、血糖値が劇的に下がり、私も同時期、尿糖値が測定不能に減少して以来、I氏を中心とする飲み仲間では、多分、ナタ豆は血糖値を下げるとの噂が浸透。
昨晩も15人程でビールを飲み、I氏の友人のM画伯が血糖値が上がってしまったと話すと、I氏はナタ豆を食べたら血糖値が下がり、手術が出来た、0氏も自分も畑で作っている、竹田農園で栽培しているのでもらえと盛り上がる。
K君、U君が日ごろ、ラーメン・チャンポン割引券を貰ったり、短いポイントをついたアドバイスを貰ったりでに氏にお世話になっているので、I氏がナタ豆を待っていると話すと、畑に二人でしゃがみこんで5袋の豆を丁寧に埋める。
今年もナタ豆豊作か。最後に、ナタ豆を植え終わった畝の前で3人で記念写真。
(冒頭の写真)

 今度の日曜日、このビール仲間47人が貸し切りバスで、酒飲み・温泉バスハイク。
竹田農園の隣に住む、元南海のエース江藤正翁も参加。
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2007/4/15

2007-04-15 21:32:49 | 先生・友人
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日までの強風もピタリと収まり、暑くもなく、寒くも無くの春の釣り日より、コーラル丸でアジ・キス釣りに出かけました。
釣り人、船長含め3人。

(早起きは三文の得)
 川端船長、午後から用事があるらしく、7時出港と普段より30分早い。
新日鉄の埠頭近くのアジポイントに着いたときには、釣り舟の姿無し。
アジの溜まり場の瀬に、アンカーを下ろす。
魚探にアジらしい影。
背中合わせで釣っていた釣り人に早速、20センチ程のアジ。
次々3人の竿がアジでしなる。
小一時間して、次々に釣り舟到着。
コーラル丸が一番釣れている。
川端さんの話では、一番最初につり始めたので、コーラル丸の周りにアジの群れが集まっているとのこと。
生簀は、アジで満員。
しばらくして、川端船長の顔なじみの船が近くに寄ってくる。
川端船長、もっと近くに寄せろと挨拶。
2隻仲良く、10メートルの間隔で並んで釣り。
両方の船の釣りざおに次々アジで、お互いの船の釣り人、冗談を掛け合いで、まるで釣堀と川端船長。

(駅前交番)
 お昼前からキスポイントを流して、25センチ程のいい型のキス、12匹。
予定どおり、13時納竿で、アジ・キスでズッシリ重いクーラーバッグを担いで、港から小倉駅まで10分程歩く。
小倉駅構内に交番があり、ここのK巡査部長は私が小倉駅近くの若い人の就職センターに出かける時よく立ち寄る、茶のみ友だち。
先日、釣り過ぎて余ったアジを上げたら、から揚げにして、美味いとガツガツ食べて、奥さんに笑われたと話していたのを思い出し、立ち寄る。
10匹余りおすそ分け。
キスも要るかと聞くと、要るとの返事。
2匹謹呈。
K氏の同僚の若い警官がコーヒーを入れてくれ、しばらく地震談義。
この警部、2ヶ月前、仕事サポートセンターに来た、若者が職場の責任者に職場・住まいで暴行をしばしば受けるので、怖がって家出してきていたので、この若者と相談に行くと、警察署の刑事と連絡をすぐとってくれ、その日のうちに解決してくれた、若者の強い味方でもある。

(パーベキュー)
 マルマルとした美味そうなキスは、捌いて、冷凍庫に。
近いうちに竹田農園で、バーベキューで平らげる予定。
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2007/04/08

2007-04-09 05:42:42 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さん、お元気ですか。

桜満開、春のウラウラとした季節、コーラル丸でアジ、キス釣りに行ってきました。
昨晩は、ラーメン屋のI氏に誘われて、小倉足立山の中腹にある、森本画伯のアトリエで花見バーベキュー。

(露天風呂から)
 森本画伯はI氏と50年来の付き合いだそうで、露天風呂を備えた、プレハブの質素なアトリエあり。
妙見神社の更に上にあり、小倉の町並みを一望するがけっぷちに、鯉でも飼うのかといった石造りの池。
これに湯を張ると、5人は楽に入れる露天風呂。
バーベキューの牡蠣、肉、サザエ、ジャガイモで満腹し、暗くなったのを幸い、この奇妙な露天風呂に、I氏と小倉の歴史に詳しいMW先生と並んで入る。
湯はタップリと温か、小倉の夜景が見事。
I氏は「気のあった仲間とこうして飲んで、小倉の絶景を眺め風呂に入るのが一番じゃ」と言うと、MW先生、「至福の時じゃ」と。桜ははるか下にあり、夜目によく見えぬが、この二人は桜以上に見ごたえ、聞きごたえがある。
風呂から上がると、世話好きのS女史、森本画伯の絵を見て、名前が世に知れて来ると、更に認めてもらおうと力んで絵に無理が出てくる画家が多いが、森本画伯の絵は、今も飾らず、見ていて厭きないとのこと。
明日は漁だと、10時には退散。

(コーラル丸の釣りルール)
 釣り人は数学のM先生、パソコン屋のI氏。
他に個人タクシーの3人、総勢6名。
 新日鉄の埠頭近くに船を止め、アジのサビキ釣り。型は小さいが、アジ次々と。
大型のコノシロ、サバも時々。
コンスタントに釣り人6人が撒き餌を海中に投入しつづける事が、釣果につながる。
一人の撒き餌が無くなると、余っている釣り人が分けてあげるのが、コーラル丸の伝統。
一人餌が無くなり、手持ち無沙汰にしていたのでは、気の毒だし、結局は撒き餌を撒くスピードが鈍り、全体の釣果も落ちる。
マルマルとした美味そうなサバ、釣れていない釣り人には、沢山釣れた釣り人がポンと投げて「上げる」というのもコーラル丸の伝統。

(中国研修生) 
 竹田農園のバーベキュー仲間の一人が、仕事で中国から研修生6名を日本に呼び、現在、我家の近くのN工業大学で合宿形式で現在研修中。
先週の月曜日、冷凍庫にあった、アラカブ・キスをから揚げにして持っていき、一緒に夕食。
500名の中から選抜したというだけあり、目の力のある、立派な青年達。
食欲も素晴らしい。
聞けば、孔子の古里の山東省曲阜近辺の出身者ばかりだそうで、動作に何となく品がある。
私も中国に1年余り赴任した経験があり、懐かしさもあり、中国人の友人からいろいろと親切にしてもらった御礼の気持ちもあり、今日の釣果のアジ、キスを小一時間でウロコ、内臓を取り、自転車で合宿所に届ける。
怪しい中国語で「今日、釣りに行った、これはその時の魚で、とても美味い」とい
うと、この6人の中国人青年、立派な日本語で「ありがとうございました」。
魚も、美味しく食べてもらって、釣られた甲斐があったというもの。

 そろそろ春野菜の植付けの時期、活気のある毎日になりそう。
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2007/4/1

2007-04-01 22:23:30 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さん、お元気ですか。

一週間、風邪でグズグスでスッキリせずの毎日。
二週間振りに関門海峡にコーラル丸で出港。
キスが釣れ始めたの嬉しいニュースも。

(港の仕事)
 オデン屋も、ラーメン屋も、ご隠居も皆、今日は用事で釣りパス。
最後の切り札で、私がこの3年通っている、若者の就職支援センターで仕事を世話した若者の何人かに「釣りに行きたいだろう」と誘い。
一人、新日鉄の埠頭に来る貨物船の貨物のチェックの仕事を始めたT君、「行きたいです」の嬉しい返事。
小倉駅で朝待ち合わせて、港までの10分を駄弁りながらテクテク。
風が強く、工場の煙がたなびいているのを見て、T君、これは雨の降る風とのこと。
毎日、港で仕事をしているので、覚えたらしい。
北東の風。なるほど昼前から小雨。
T君の話では、港に停泊した外国船の船員、よく船の上とか岸壁で釣りをしている。
特に中国船の船員がよく魚を釣っているとのこと。
昨年11月、銛でエイを突いたのを見たとか。エイの色は黒か、オレンジ色かと聞くと、黒。関門の釣り人が「ネズミエイ」と呼んでいるエイ。
私も一度釣ったことがあり、船頭さんが、それは不味い魚、捨てろと言われたのを思い出す。
この中国人、あのネズミエイを食べたのだろうかと、気になる。

(キス)
 昨日、川端船長に電話すると、キスも釣れ始めたらしい。
狙ってみようとのこと。
アジ、イワシを釣った後、キスポイントに。結果は3匹。
春もたけなわ、夏の魚、キスがボツボツ釣れだした。
やる気が出てきた。

(物々交換)
 釣果は、いつもの新日鉄の埠頭沖で、アジ、イワシ、サバの型のいいのが、入れ食いでクーラーはズッシリ重い。
帰りにラーメン屋のI氏を訪ね、半分謹呈。
我家に帰って、風邪でゴホン、ゴホンといいながら、サバク。
イワシはマコが入っており、オーブン焼きにすべく、妻調理。
近所のIさんの奥さんが夕方見えて、ご主人が潮干狩りでアサリを取ったのでと持ってきてくれる。
アジと物々交換で、双方喜色満面。サバ、イワシの赤みの刺身を夕食に。
食べ終わると、風邪どこかに行ってしまう。

 来週の日曜日もコーラル丸で釣り。
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