猛暑が続いていたが、恵みの雨が涼しさも連れて来てくれた今朝の気温だった。
まだまだ“秋の味覚”の話をしてもピンと来ないが、果物や野菜は旬がなくなりつつある中で、海水温が10年前に比べ高くなっているものの、魚には季節ごとに美味しい旬がある。
今月は猛暑に負け、ほとんど釣りには行けなかったが、去年秋から釣りを再開して、約1年、魚でも季節を実感するようになって来た。
『サヨリ』が沿岸部を回遊し始めている。防波堤などから簡単な投げ釣りで釣れることもあって、家族連れが楽しんでいる釣り場もある。
秋の味覚といえば『秋刀魚』。この魚は当地方では釣れないが、子供のころから秋になると焼いたサンマが食卓に上った。
何とも言えないサンマの匂い。価格が安いこともあってサンマを食べさせられたのだ。
サンマの刺身は東京時代に初めて食べた。あれから病みつきになり、秋になると新物のサンマを刺身でいただくのが恒例だ。
今年はまだいただいてないが、そろそろ出始めているらしい。だが、品薄で価格が去年の5倍にも跳ね上がっているようだ。燃料費高騰の影響を受け、出漁が減っているのと海水温の温暖化の影響で魚群が少なく価格が高騰しているとのこと。
今年は、秋の味覚サンマの味をじっくり味わう回数をかなり減らさざるを得ないようだ。