寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

若かりし頃(その2)

2005年05月27日 | 学生時代
下宿での酒盛りで打ち解けた私達は入学式を迎えた。古い資料をめくるとこう書いてある。

「昭和62(1987)年4月8日(水) 広島県立体育館 午前9時15分集合、開式午前10時」

私は真新しい背広を着た。ネクタイのしめ方もマスターできていなかったので、大家さんにやってもらった。 三人はタクシーをひろい、体育館に向かった。入口付近には覆面をしてヘルメットをかぶったおっさん等(中核)が、訳の分からない演説を派手にやっていた。

晴れがましい日にこのような時代遅れの連中がいること自体不愉快で堪らなかった。私達は所定の席に着くため別れた。私の学部は偏差値の低さゆえか最後尾に位置しており、苦笑を禁じ得なかった。
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