寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

ブリ大根(後編)

2006年11月26日 | 家飯

◇鍋に霜降りにしたあら、面取りした大根、だし昆布を移してかぶる位の水を加える
◇日本酒と砂糖を少し入れて火にかける
◇沸騰したら昆布を引き上げ、アクを取りながら5分煮る
◇生姜を加え醤油(薄口:濃口=3:1)を落とし10分煮る

私は大根の歯ざわりを残すようにしている。大根を色濃く仕上げたい人やこっくりした味が好きな人は濃口醤油を多く使うとよいだろう。骨のまわりについている肉は味が強い。髄や皮から出たコラーゲンと旨味を吸い込んだ大根と一緒に食べるからあらのくどさを感じずにすむ。

私達の身近には【おいしくても体に悪いもの】がいっぱいある。そんな食べ物は控えて【おいしくて、なおかつ体によいもの】を摂るようにしたいものだ。この点に関してだけは中国人を見習わなければならない。気持ちでは「まだ若い」と思っていても体の方が危険信号を発していることは多いと聞く。体が悲鳴を上げてしまった時には既に手遅れである(笑)。

ブリ大根(織部三角鉢)

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