寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

抜く価値もない釘

2015年12月19日 | 日記
脱獄犯を主人公に描いた小説「破獄」。鉄格子に味噌汁の残りをかけて腐るのを待つシーンは非常に印象的である。彼は逃げるという目的があるから毎日同じことを続けられたのである。

人の執念は大したものだと思う。彼は更生するまでそのエネルギーを間違った方向に使ってしまったのが不幸だった。文章を綴るのも同じ危険性がある。恨みつらみを女々しく吐き出すよりは他人を正しい方向に導くためにアイロニーたっぷりの話を書いた方がいい。ランキングの上位にいるブロガーの文章を時々読むが、大半は?である。抜く価値もない釘はそのままにしておくに限る。いずれ腐って落下するだけだ。 

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