無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然農法センター見学をして

2009-08-26 21:49:03 | 日々の自然菜園
本日、

昨日は(財)自然農法国際研究開発センター(以後自農センター)に見学をしに行きました。

私が4年前研修をさせていただいて、今なおお世話になっているところです。

7月にはよく家庭菜園教室の生徒さんと見学に行くのですが、今回は久々の8月の見学。とても勉強になりました。

まずは、トップ写真のキュウリを育種課の中川原課長にご説明いただきました。
キュウリの株元には草がマルチされ、マルチの下にはびっしり根が来ていました。

地表にある白いのがキュウリの根です。

この試験区では、土は耕されていなため、土の中に麦や野菜や草の根がそのまま残っています。


なぜ耕さないのかと伺ったところ、
「レタスの根元を見てください。花を咲いたレタスの根元では、ミミズなどによって土は団粒化しています。」

レタスは、花を咲かせ、自分自身で土を豊かにしています。
そこに、自分の種をこぼし子孫を残しています。



そこで、機械で耕さず草を刈り敷く(草マルチ)をすることで、野菜の株元に自然に土が育つようにしているそうです。
そのためには、長鎌などで草を刈って野菜の株元に寄せます。


その後、試験区を変え、生態制御チームの石綿さんにお話しを伺った。
今は、キャベツの試験をしていてその説明をしてくださった。


キャベツの頭上ではモンシロチョウが飛び交っているにも関わらず、
葉のうち葉は見事に結球をはじめていた。
試験の結果おいしいキャベツは、モンシロチョウの害が少なく、
苦く、おいしくないキャベツは、モンシロチョウに食害されやすい。


キャベツの隣では、7月中旬蒔きのモチキビが見事に育っていた。
石綿さんの試験区では、ライムギやモチキビを用いた輪作体系により、
キャベツ・白菜が無農薬で出荷できる研究がされていました。


最後に、隣の試験区では、トマトの株元にキャベツが育っていました。


自然農法センターでは、いろいろなチームがそれぞれのテーマで有機農業・自然農法のための研究がされています。

これからも多くのことを学ばせていただきたいと思いました。

お知らせ
ワークキャンプin安曇野’09

私も受け入れ農家として参加します。「生きることは食べること」と題うったこのイベントは、
2泊3日今年9月に長野県安曇野で開催されるワークキャンプ。

半農半Xの農的生活を体験できる場です。
もし良かったらご参加ください。

名称:『ワークキャンプIN安曇野‘09 生きることは食べること
        ~NO的暮らしから、農的暮らしへ~     』
日時:9月20日(日)~22日(火)の2泊3日
    初日午後1時集合、最終日午後2時解散
参加費: 一般人     15,000円
      大、専門学生 13,000円
     高校生     10,000円
     (二日間の宿泊費、初日の夕食から3日目の昼食費含む)
対象:高校生以上 但し、高校生は保護者の同意が必要です。
定員:25人
会場:安曇野地球宿(あずみのちきゅうやど)
   〒399-8103長野県安曇野市三郷小倉4028-1
   TEL&FAX0263-77-6118 http://chikyuyado.com
主催:ワークキャンプ in 安曇野実行委員会
申込・問合:ワークキャンプ in 安曇野実行委員会
        長野&全国事務局 武井滋幸 090-9668-8244
                    onion10tai@hotmail.com
       東京事務局 山口宗一郎 080-3258-4054
                 kdaokhmae2005@yahoo.co.jp
ワークキャンプブログ:http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/





コメント (2)
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